テント日誌8月16日…座り込みは続く
- 2018年 8月 19日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば壁新聞
経産省前テントひろば1807日後
秋の気配をかんじて暑さをあまりか感じなかった 8月12日(日)
今日は、私の地元稲城で行事開催のため、2時間遅れで経産省前に到着。群馬からのTさん、斎藤美智子さん、藤原節男さん、いつものメンバーだ。ヨウカンさん、ハシユキ、Nさんが加わる。三上さんがお菓子と飲み物の差し入れをしてくだいました。こころなしか秋の気配を感じて暑さをあまり感じない日だった。機動隊員が遠目に参加人数を数えている。座り込んでうとうとしていると直ぐに4時の撤収の時間になった。手早く後かたずけをして事務所に戻りコーヒーを戴いて帰宅した。(S・K)
雷が鳴り響き大粒の雨が降ってきたので早目に撤収した 8月13日(月)
きょうの天気予報は午後から夜に掛けて雷雨の危険性が高く、それも局地的に降ってくるので気を付けるようにというものであった。しかし事務所から経産省へ向かう時刻では太陽が強く照りつけ、湿度も高く蝕むような暑さであったので途中のコンビニに寄って氷と水を買って経産省へ向かいました。そこにはすでにYさんが待っていてくれた。少し遅れてOさんも来られたので準備は瞬く間に終えることができた。書き忘れたが金曜日担当のS氏が助人に来てくれた。8・6広島原爆忌に参加するため先々週の金曜日を若干早めに帰られたことに対する御詫びとして来てくれたということであった。私はきょうが救援センターの発送日で準備が終わったらそちらに向かう予定になっていたので大いに助かった。何ら気兼ねなくセンターへ行くことができた。
早番の人の話。ジリジリ太陽が照りつけていた天気は3時前になると遠くで雷が鳴り響き瞬く間に黒雲に空が覆われ大粒の雨が強く降ってきた。天気予報通りであった。雷が勢いよく近づいてきたので身の危険を感じたので皆で相談して時間的には早いが事務所へ撤収することにして帰ってきた。
これを電話で聞いた私は、身の危険を感じたのであれば撤収やむなしと考え同意した。すぐ頭に浮かんだのは国会前で抗議行動をしているレジェンド・Sさん達のことであった。すぐレジェンド・Sさんに電話すると、雨宿りしている、経産省前へ行こうか行くまいか迷っているということであった。こちらは身の危険を感じて撤収したので今日はこのまま自宅へ帰って欲しい旨伝えて了承して貰った。
最後に。事務所へ帰ってきたらテントひろばニュース145号が置いてあった。8月13日付けになっているので午後に出来上がったものであろうか、昼前に来た時には気付かなかったので。この号のなかで特筆すべき記事はトリチウム水を巡って資源エネルギー庁が公聴会を開き発言したい人を募集しているという記事である。福島県の2ヶ所に続き、東京でも8月31日午後3時半から内幸町のイイノホールで行われる。申し込みは16日と短いので資源エネルギー庁のホームページへすぐアクセスして欲しい。(保)
巷はお盆休みの待つ最中だ 8月14日(火)
11時半に虎ノ門に行くと、夏休みのYさんに代わったIさんが事務所前で出発の準備中。猛暑のなか二人で台車を押して、12時前に経産省門前に到着。いつものOさんも来て、3人で椅子などのセットに汗びっしょりになりながら、12時少し過ぎてようやく完成。
Iさんに購入をお願いした氷をクーラに入れて、冷たい水を飲み、パラソル
の下で休憩。タオルを忘れてしまい、汗で濡れたハンカチをパラソルの上で乾かすと1分も経たないで乾く。Yさんがいない今日は、いつもより多数の鳩が餌の催促で椅子の周りに集まってくる。時々、昨日と同様の厚い雲が太陽を遮り、今日も雷雨が心配だ。いつもは昼休みに立ち寄ってくれるBさんは帰省中らしく、今日はやってこないが通りがかりの何人かの方からカンパの協力もあった。3時を過ぎたころから、幾らか涼しくなった。(O・E)
今日は敗戦記念日。霞が関一帯はひっそりだ 8月15日(水)
今日は8月15日。敗戦記念日。右翼の靖国神社運動は九段から神保町界隈で、毎年そこら一帯は朝から機動隊が警戒態勢を取っている。霞が関の方は外務省に抗議か、右翼車が2台~3台来ていた。暑くて風も強い。座っていないと椅子に括り付けているバナーとか幟はとんでしまう。交通人が「頑張って」と声をかけてくれる。そういうのが2回あったが、1回は若い青年だった。
鳩はというと、座り込み者の足元にたくさんたむろしていた。
久しぶりにHrさんが寄る。あの人はどうしているかと消息を交換しあった。Tmさんはまだ風邪がぬけない。Tが風邪を引いた。みんな冷房でやられている。
そこに元気な斎藤さんが来られた。(T)
楽しく座り込みは続く 8月16日(木)
事務所に着くと、宅配便の不在通知(8月13日と15日付)の2枚が入っていた、丁度その時道路に宅配屋さんが居たので、その不在通知を見せますと、ラッキーな事にその荷物があったので、受け取る事が出来ました。その送り主は、あのパラソル付きチェアーを送ってくださいました西東京市のKさんでした。贈り物は熱中症対策に水に濡らして絞り、首に巻くタオルとお菓子でした、本当にいつもテントの事を気にかけて下さって有り難い事です(感謝一杯)
14日(火)は所用があり、事務所に行く事が出来なかった為に、出発までに事務処理作業に時間がかかり、経産省前に着いたのが12時10分前になっていた、既にIさんと、ヨーカンさんが待っていてくれました。セットが終わると、間もなくK爺が到着4名で座り込みを開始。今日は、時おり突風が吹いて、のぼり旗は倒れるは、おおきなパラソルは道路まで飛ばされるはで、かなり神経の疲れる座り込みとなりました。
15時過ぎに、警察官が来ていつものように何時ごろまでですか、と聞いて来たがK爺は、お前らの方が知っているだろうと知らんぷり、Tさんは暑い中来たんだからそのくらいは良いだろうと、意見はバラバラそれでいて、楽しく一緒に座り込んでいる。これこそが、テントの座り込みが長く続いている秘訣かもとつくずく思った瞬間でした。 それとレジェンド Sさんが、昨日(水)携帯電話を紛失されたようです、お心当たりの方は、よろしく。(Y・R)
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その87
原発再稼働で「利用目的のないプルトニウム」を増やすな
~3.11以後も再稼働でプルトニウムが増えているぞ、プルサーマルでも厄介な核のゴミが増えるぞ~ 木村雅英(経産省前テントひろば)
「利用目的のないプルトニウムは持たない」といいながら47トンもの分離プルトニウムを保有してしまった日本。経産省も原子力委員会もこれを減らす為にプルサーマル発電を推進すると言っているが、これもとんでもない誤魔化しと問題先送りだ。
毎年内閣府原子力政策担当室が公表する「我が国のプルトニウム管理状況」によれば、2017年度末時点の日本の(未照射)分離プルトニウムは47.3トン(国内10.5トン、海外36.7トン)。一方、同資料末尾の「IAEAが公表する各国の国内プルトニウム保有量」では、2016年度末で「未照射(分離)プルトニウム」9.8トンに対して、「使用済み燃料中のプルトニウム」は164トンで、国内「未照射プルトニウム」の15倍、総分離プルトニウム47トンの3倍以上もある。
この表からプルトニウムの年々の増減を覗いてみよう。
「IAEAが公表する各国の国内プルトニウム保有量から日本のデータを抽出」
年、「未照射プルトニウム」、「使用済み燃料中のプルトニウム」(単位:tPU)
2001年末、 5.3トン、78.9トン
2009年末、10.0トン、144トン
2010年末、 9.9トン、152トン
2011年末、 9.3トン、159トン
2013年末、10.8トン、161トン
2014年末、10.8トン、161トン
2015年末、10.8トン、163トン
2016年末、 9.8トン、164トン
確かに、この1、2年のプルサーマル発電により「未照射(分離)プルトニウム」はわずかに減少している。一方で、「使用済み燃料中のプルトニウム」は、01年から09年の間に原発稼働で65トンも増え、3.11事故後に161トンを維持、その後原発再稼働により3トン以上増加している。すなわち、「未照射分離プルトニウム」に照射して見かけ上分離プルトニウムを減じても、「使用済み燃料中のプルトニウム」は増加し続けているのだ。
おまけに、プルサーマル発電で生み出す使用済みMOX燃料は使用済みウラン燃料よりも発熱量が高く(3~5倍)、超ウラン元素という厄介な照射性核種を多く含んでいるため、再処理が不可能であり保管・管理が非常に厄介である。
このように、外圧を利用してプルサーマル発電を推進して見かけ上の分離プルトニウムを減らしても、「使用済み燃料中のプルトニウム」が増え続け、かつ厄介な使用済みMOX燃料を生み出すのであるから、プルトニウムを減らす為にプルサーマル発電するなんてナンセンスだ。
8月19日(日) 安倍政権退陣!8・19国会議員会館前行動
場所:衆院第二議員会館前 16時から 総がかり行動委
8月24日・31日(金) 5時~産省前抗議行動(テントひろば)
官邸前抗議行動は18時30分 官邸前も国会正門前も
主催: 首都圏反原発連合
8月26日(日) 脱原発青空川柳句会
選者:乱鬼龍 13時:経産省前ひろば
8月29日(水) 函館市大間原発建設差し止め裁判
第17回口頭弁論 14時 東京地裁103号法廷
裁判報告集会 15時 参院議員会館(予定)
8月30日(木) 月例祈祷会 日本祈祷団47士
15時~ 経産省前ひろば
9月1日(土)東海第二原発再稼働阻止茨城県大集会
時間:13時30分~15時 15時30分~16時10分デモ
場所:駿優教育会館(8F音楽ホール) 水戸市三の丸
(水戸駅北口3分)
9月11日(火) 18時~経産省前記念集会を開きます
(小雨決行)
~福島は終わっていない!原発は終わりだ!~
18時 音楽演奏・歌
18時・30分 メイン集会
ゲスト発言 木内みどり・鎌田慧・吉原毅その他
20時30分 音楽演奏・歌
21時 終了
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