11/17【戦争体験と経営者」から読み取る2020年に向けていま起きていること】
- 2018年 11月 6日
- 催し物案内
- 林克明
11月17日(土)第110回草の実アカデミー
堤清二(セゾングループ代表)・中内功(ダイエー創業者)・加藤馨(ケーズデンキ創業者)・塚本幸一(ワコール創業者)・山下俊彦(松下電器産業社長)・・
【「戦争体験と経営者」から読み取る2020年に向けていま起きていること】
〇講演者:立石泰則氏(ノンフィクション作家・ジャーナリスト)
〇日時:11月17日(土)14:00開場、14:20開演 16:30終了
〇場所:喫茶室ルノアール新宿区役所横店 2階5号室
東京都新宿区歌舞伎町1-3-5 相模ビル
〇交通:JR新宿駅 地下鉄新宿駅B12北側出口3分
https://www.ginza-renoir.co.jp/shopsearch/shops/view/6
〇費用:参加費無料(コーヒーなど飲料実費のみ)
シリアから生還したジャーナリストの安田純平氏に対し、自己責任などというピント外れの誹謗中傷をする人たちのことを考えていたときに、「戦争体験と経営者」(岩波新書)を読みました。
最終章に「『個』は『全体』に無条件に尽くすものとして存在し、かつ『全体』のメンバーではない」と指摘されている部分があります。
この異常事態は、戦後73年経った今も社会の隅々に根強くはびこっているのではないでしょうか。
このような感性・体質は、自分自身にではなく他人に対して「自己責任」を求めることにも深く関係していると私は思います。
そんなことを考え、著者であるノンフィクション作家の立石泰則氏の講演を依頼することにしました。
立石さんは、40年間の長きにわたり企業と経営者を取材してきたノンフィクション作家であり、取材した経営者や経営幹部は一千人を下りません。
立石さんは、一貫して「何を行い、何をしなかったか」という行動を人物の評価基準としてきました。
その視点から最新刊の「戦争体験と経営者」(岩波新書)を読むと、なるほどとうなずける点が多いです。
11月17日(土)の講演では、「戦争体験と経営者」を貴重な材料とし、「いま起きていること、起きつつあること」が主要なテーマとなります。
「講演趣旨」から、ポイントをひとつだけあげておきましょう。
《「ヨコ思考」に「タテ思考」が危機感を抱き、その統制に動き出していることが、さまざまな場面で「イデオロギー」や「運動」の衝突となって表れている》
※「戦争体験と経営者」(岩波新書)を会場で販売します。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。