灯台下暗し―益子町
- 2019年 3月 10日
- 交流の広場
- 箒川兵庫助
澤藤統一郎氏の『益子・「朝露館」(関谷興仁陶板彫刻美術館)ご案内 2019年 3月 9日』を拝読して,灯台下暗しの自分を恥じた。
益子町には小さいころ,労働組合の催し行事の一つで益子町まで見学に連れて行ってもらったことがある。それ以来行ったことはないのだが,轆轤の回し方など実地に見たことが記憶に残っている。外人さんもいた。儲かる仕事なのかなと子ども心に疑問を持ったことがある。その後名工浜田庄一という名を知ったが遠くから見たこともない。
長じてブラック企業に勤めたが益子出身の方と職場が一緒になったことがある。宇都宮駅から益子町往きのバスがあった。その時再び益子町を思い出した。その程度でましてや博物館があるなどという話を聞いたこともなかった。
現在,フクシマ由来の放射能を避けて南東アジアを転々としているが,灯台下暗しと言えば暗し。久しぶりに益子町を思い出した。
しかし放射能(放射性物質)の被害はないのだろうか。ヒロシマに加えてフクシマ。そしてトチギ。福島県の隣りであるがフクシマ原発から遠くない地方である。博物館が広く知られることを願ってやまない。
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