テント日誌3月7日
- 2019年 3月 11日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 第66回東電前抗議行動 13時~14時30分
- 日本原電本店抗議 15時30分 場所:住友不動産秋葉原北ビル前
- 台東区上野5-2-1(場所が変わっているので注意)
経産省前テントひろば1807日後
「3・11」も近くなり福島原発事故のことを改めて思う 3月4日(月)
朝の天気予報の通り今日の座り込みは一日中雨と時おり吹く強い風との闘いであった。ノボリ旗を椅子にくくりつけてみたところ人が座っていないと椅子ごと風でひっくり返されてしまったのでバナーは諦めて各自それぞれの椅子に座り込んだ。1時前から2時過ぎにかけて強かった所を見るとその時に気圧の谷が通り過ぎて行ったものと思われます。
この天候なのにレジェンド・Sさんはどうしているか噂をしていたら1時半頃にやって来ました。ところがカッパを着ていないので聞いてみたら電車の中に忘れてきたとのことだったので、雨が降ってびしょ濡れになると体が冷えきって大変になるので早番のS・Sさんに事務所にカッパを取りに行って貰った。これが大成功でそのあとの雨風に耐えることができた。
2時過ぎに中年男性が来て、この間NHKで福島原発避難者の特集をやっていたがあの中で震災関連死者2800人のうち福島の犠牲者は2200人と伝えていたが、福島の場合は原発が原因なのだからただ単に震災犠牲者という曖昧な言い方では不十分ではっきり原発関連死と言うべきであり一緒にNHKに抗議しましょうと訴えていかれた。我々は世間からはこのように見られていることを自覚させられた出来事でした。
このドキュメンタリーは私も観ました。福島に何故かくも多くの関連死者が出ているのか?6年前から診療に当たっている医者によると、原発事故で故郷を追われた人達にはこの先どうしていいのかー将来に対する希望が見通せないので絶望の余り心身が耗弱状態になりアルコール依存症などに掛かって衰弱して亡くなっていった人が紹介されていた。これが宮城・岩手県なら住宅を高台に築くことに依って家族一緒の生活が成り立ちつつあるのでいる。ここが決定的に異なるのである。だから二度と原発犠牲者を出さないためには一日も早い原発廃炉を達成しなければならないのである。(保) 渕上さんの見舞いに行かれたYさんの話を聞いた 3月5日(火)
11時半過ぎて、事務所から暖かい日差しの中を経産省へ向かう。経産省に向かう途上、渕上さんを昨日見舞いに行ったYさんから経過を聞く。おいしい大福を食べて満足そうだったとのこと。
経産省前の現場ですぐにOさんと合流し、3人で12時前にセット完了。一時的に強く吹いた風も直ぐにおさまって、快適に座り込みを続けることができた。常連のS女史、S氏らが揃って椅子が満杯になった。 後半のメンバーが揃ったところで経産省前を離れて日比谷公園を抜け、河合弁護士の法律事務所にて打ち合わせに行った。(O・E)
毎日ここに抗議の人が居ることが大切と言われるが 3月6日(水)
風はない。寒くはない。 手違いで、座り込みグッズの運び出しを一人でやる。途中、福島の安藤さんに会う。安藤さんは経産省前に来たけど誰もいないので事務所へ行ってみようと歩き出したところだったそうだ。安藤さんと一緒にセッティング。 しばらくして保っちゃん来る。いつものようにパンをいただく。そしてOさんも来る。Oさんは国会の状況を見ていると体調を崩しそうになるのだけれど、それではいけないと踏ん張っていると言われる。 今日はレジェンド斎藤さんも割と早く来られる。 規制庁の抗議活動(六本木)の後、経産省に来られたNさんは経産省に対して、ずっと抗議の演説をしていた。原発事故から8年たったのに状況に変化はない。原発政策を改めない経産省は間違っているということを、具体的に事例を出して抗議していた。小型拡声器を身に着けてやっている。 今日は12月6日の秘密保護法廃止!共謀罪法廃止の「6日行動」の日で、院内集会があり、それに参加した人が座り込みに寄ってくれた。何と言っても毎日ここに抗議の人がいることが重要だと言われる。 9条改憲阻止の会の人も4時頃から参加してくれて、座り込みグッズの片付けを手伝ってくれる。 雨は大丈夫だった。でも明日は雨のようで大変だ。 (T・I)
雨の日はまだ寒い日が続くが、座り込みも続く 3月7日(木)
今日も雨、急いで経産省前に行ったが、すでにYさんが来ていて準備中だった。少し手伝っていると勝爺も来て3人で座り込む。小雨が降ったりやんだり、風がなくて良かったが、やはりまだ寒い。
1時半ごろ原発避難者集団訴訟前橋の人たちが報告会に向かって通り、私たちに声をかけてくれた。裁判は次回の日にちを伝えただけで、2分で終わったと言っていた。そのすぐあと「香港人南京虐殺靖国抗議弾圧裁判」の傍聴してきたOEさん・Mさん・S・さんたん、たんぽぽ舎ボランティアのO さんなども寄って座り込んでくれた。その裁判傍聴券抽選には右翼も並んだらしく倍率が高かったようだ。
記者会見には香港の枢機卿の方が来ていて話され驚いたとOさんが言っていた。座っていると色々な情報が飛び込んでくる。遅番の人も来たので3時近くに「東海第二の審査は不合格だ!」の記者会見に参加するため議員会館に向かった。
坂の途中で辺野古の座り込みを終えてテントに向かうところのレジェンドSさんとお連れのKさんに会う。腰痛を抱えながら毎日の座り込み頭が下がります。議員会館に着くころから雨がだんだん激しくなってきたのでテントの人達を心配しながら会に出た。(I.K) 3月10日(日)・3月11日(月)・3月12日はいろいろな行動などがあります。参加をしてください。
3月10日 二つの抗議行動 参加を!
3月11日(月) 月例祈祷会「死者の裁き」
午後3時 経産省前ひろば 日本祈祷団
3.11脱原発テントひろば院内集会
~古賀茂明さん「原子力ムラとの最後の戦いが始まった!」~ 日時:2019年3月11日(月)16時半~18時 場所:霞が関 参議院議員会館 講堂 講演:古賀茂明さん 「原子力ムラとの最後の戦いが始まった~3.11から始まった経産省の長期戦略とは?」 主催:経産省前テントひろば 入場無料 注意:録音・録画・配信はご遠慮下さい 私たちは、3・11事故から半年後の2011年9月11日に経済産業省敷地の一画に脱原発テントを設置し、全国の方々とともに脱原発を訴え続けた。さらに、2016年8月の経産省による脱原発テント強制撤去後、「経産省前テントひろば」は経産省本館正門玄関前歩道に座り込んで、平日も休日も毎日福島原発事故の責任を追及し脱原発を訴え続け、毎週金曜日夕刻には本館前で抗議集会を実施している。 福島原発事故は収束していない。ところが、経産省は東電を残して原発推進する施策をし続け、原発を存続させる「エネルギー基本計画」を施行している。当然、「国民」の理解は得られず、核燃料サイクルも原発輸出も破綻している。 イチエフ福島原発事故後から丸9年目を迎える3月11日、2011年9月に経産省を退任し「日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起して原子力ムラと対決」を開始した古賀茂明さんに講演をお願いした。この8年間の経産省・安倍政権の施策を振り返り、原発推進政策を糾弾し、原子力ムラとの最後の戦いを考える。 沢山の方々の参加を呼びかける。 問合せ: 経産省前テントひろば 〒105-0003港区西新橋1-21-8新虎ビル2F 070-6473-1947 なお、当日は同じ会場で15時から大間裁判報告集会を開催、続けてテントひろばの集会を開催する。 ◎3.11院内集会 2019年3月11日(月) 参議院議員会館講堂 紹介:参議院 福島みずほ議員 ○第1部 15時~16時半 大間原発裁判報告集会 主催:大間原発反対関東の会 080-6616-9604(玉中) ○第2部 16時半~18時 3.11脱原発テントひろば院内集会~原子力ムラとの最後の戦いが始まった!~ 講演:古賀茂明さん 主催;経産省前テントひろば 070-6473-1947
3月12日(火) 福島原発刑事訴訟支援団からのお知らせ <緊急のお知らせ> 東京地方裁判所より、「3月13日(水)の公判は取り消し」の連絡がありました。3月13日の公判はありません。 結審」は3月12日(火)のみになります。   3月12日(火)第37回公判 東京地裁104号法廷 10:00開廷 傍聴整理券配布時間 8:20~9:00 公判併行集会 参議院会館講堂(11:00~16:00)
講演:井戸謙一弁護士   === 福島原発刑事訴訟支援団 === 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1 https://shien-dan.org/
3月15日(金)経産省前抗議行動 17時~18時
官邸前抗議行動(首都圏反原連)は18時30分~
来たので3時近くに「東海第二の審査は不合格だ!」の記者会見に参加するため議員会館に向かった。
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