戦禍の記憶 - 大石芳野写真展 -
- 2019年 3月 15日
- 催し物案内
- リベラル21写真
20世紀は「戦争の世紀」ともいわれます。二度にわたる世界大戦で人類の危機とでもいうべき大量の殺戮と破壊をもたらした後も安寧を迎えることはなく、米国と旧ソ連を軸とする東西の冷戦に起因する朝鮮戦争やベトナム戦争,ソ連のアフガン侵攻などが勃発しました。21世紀を迎えてもなお,世界のどこかでひとときも収まることなく戦争が続いています。
戦争の悲惨な傷痕に今なお苦しむ声なき民に向きあい、平和の尊さを問いつづける大石芳野。広島や長崎、沖縄、朝鮮半島に大きな傷を残している太平洋戦争の後遺症をはじめ、メコンの嘆きと言われるベトナム、カンボジア、ラオスの惨禍、そして民族や、宗教・宗派の対立で苦しむアフガニスタン、コソボ、スーダン、ホロコースト……。本展では約40年にわたり、戦争の犠牲となった人々を取材し、いつまでも記憶される戦禍の傷にレンズを向けてきた作品約150点を展覧します。
会 場 : 東京都写真美術館地下一階展示室(東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内。JR恵比寿駅東口から徒歩約7分。℡03-3280-0099)
開催期間 : 2019年3月23日(土)~5月12日(日)
休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
観覧料 : 一般1,000(800)円/学生800(640)円/中高生65歳以上 600(480)円
※ ( )は20名以上の団体料金/小学生以下および都内在住・在学の中学生、
障害をお持ちの方とその介護者は無料
主 催 : クレヴィス
共 催 : 東京都写真美術館
初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/
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