メキシコにおけるリコール制の現実化
- 2019年 3月 16日
- 交流の広場
- Noe Yamahata
昨日、メキシコ時間3月14日、六年任期無再選であったメキシコ大統領制に対し、選挙民がリコールを行なえる決議が下院で通った。他の市町村の首長や州知事にも適用される。しかも有権者25%の有効投票で。
上院での批准が待たれるが、現大統領の国民運動時点からの持論であった。彼は12年間以上キチガイ扱いされながら底辺からの国民運動を指導してきた。六年任期制は革命期に大統領の強権化を防ぐ意味で設けられたのだが、それが制度的革命党PRIの長期政権化する過程で汚職や不正の温床と化していた。
国民再生運動政府は政権獲得後に歴史的な成果を挙げ続けており、日本国民のように国家に守られることを前提とした態度はなく、日本知識人のようにおフランスやドイツのアカデミーの奴隷ではない。
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