アジア記者クラブ5月定例会 横田空域と日米合同委員会 / なぜ首都圏上空を米軍が管制するのか
- 2019年 5月 6日
- 催し物案内
- 森広泰平
横田空域と日米合同委員会
なぜ首都圏上空を米軍が管制するのか
2019年5月16日(木)18時45分~20時45分
専修大学神田キャンパス7号館3階・731教室
ゲスト 吉田敏浩さん(ジャーナリスト)
横田ラプコン(空域)という言葉を聞いた方は少なくないのではないか。
岩国ラプコン(空域)と並ぶ米軍が管理する巨大進入管制区を指す。G7
諸国でも首都上空の管制を米軍(外国)に任せている国は日本だけだ。羽
田新飛行ルートすら自国で決定できないのが実情だ。どのような法的根拠
に基づいて1都9県の上空が他国の軍隊に支配されているのだろうか。
横田基地は旧陸軍の多摩飛行場として建設され、米軍に接収後、朝鮮戦
争とベトナム戦争では出撃基地と兵站基地として重要な役割を果たしてき
た。未亡人製造機と呼ばれる米空軍の輸送機CV22オスプレイの首都配
備先にも横田基地が選ばれた。
5月定例会のゲストは、『横田空域―日米合同委員会でつくられた空の
壁』(角川新書)を2月に上梓されたジャーナリストの吉田敏浩さん。吉田
さんは超法規的存在になっている在日米軍同様、この世界的にも例のない
横田空域が米軍優位の日米地位協定を支える日米合同委員会に支配されて
いると指摘する。日本政府が提供する基地と資金によって、戦争のための
米軍の訓練空域が確保できるからである。当日は、米軍の戦争に利用され
る横田空域の実態について解説していただきます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、必
ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の承認が
ないと参加できませんので注意願います。
■会 場 専修大学神田キャンパス7号館3階・731教室(東京都千代田区神田神保町3-8)
■交 通 JR「水道橋」西口下車/地下鉄・都営線「神保町」か「九段下」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、専修大教員・学生無料(要予約)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■協 力 文学部・ジャーナリズム学科山田研究室
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
http://apc.cup.com E-mail:apc@cup.com
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