西部劇の夢を観ました。
- 2011年 5月 10日
- 交流の広場
- とら猫イーチ
私は、幼小の折に、西部劇が大好きでした。 流離のカウボーイが、荒くれ者を眼にも止まらない早業のガンプレィで倒し、振り返りもせずに立ち去る、等という物語りはどうでも良くて、主人公の拳銃捌きに憧れたものでした。 ハリウッドで、こうした古典的なウェスタン(西部劇)が廃れてしまい久しいですが、それはそうと、私は今、先日の夜に、夢に出て来たものの題名が思いだせずにいます。
それは、ある西部の寒村に悪漢の群れが現れて村人多数を殺害し何処かへ逃走するというのが発端でした。 寒村の属する郡の保安官が勇者を率いて彼ら悪漢を追跡するのですが、悪漢は、他国の領土に逃げ込みます。 そこで、保安官は、諦めずに悪漢を他国の領土内にまで追跡し、彼らを捜索するのですが、他国の村長や役人が邪魔をしたというので、彼らも悪漢の仲間だと断定し撃ち殺してしまうのです。 いくら正義感のある保安官でも、行き過ぎですよね。
さて、肝心の悪漢は、第三国へ逃亡し行方不明になってしまうのですが、その内にその国内のある村に潜伏しているのが判明します。 そこで保安官は、秘密裡に、選りすぐりのガンマンとともに悪漢を急襲し、彼らが丸腰なのを知りながら平然と撃ち殺してしまうのです。
一体、どちらが悪漢なのか分からないな、と夢から覚めた後で気づいたのです。 主人公の保安官が、黒人だったのを。
————————————–
(この記事は、2011/05/06 (金) 17:48に受信したのですが、掲載担当者のミスで掲載が遅れてしまいました。
とら猫イーチさんならびに皆さまにお詫びいたします。--掲載担当者)
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。