はじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(6)運河クルーズというけれど
- 2019年 7月 31日
- カルチャー
- 内野光子
国立美術館を後にして、夕方は、といっても、まだまだ日差しが強い。中央駅前の遊覧船乗り場へ。50分弱で、12€とのこと。ここぞとばかり、チケット売り場で、二人の財布にたまった小銭をそろえて渡すと、小銭分は受け取らないというのだ。美術館の売り場などでは使うことが出来たのにと、何となく腑に落ちない。船はたちまちに満席となって、出発した。オランダ語と英語のガイドが流される。どんどん景色が変わっていく上に、窓越しなので、写真も思うように撮れなかったのが残念だった。
見どころの一つ、七つの橋が見通せるスポットというのだが。
船の形をした、科学技術博物館でした。
だいぶ波が荒くなってきた。
遊覧船を降りて、ふたたび中央駅前、ビクトリアホテル前で振り返ると、旧教会の尖塔が見えた。
お目当ての、ガイドさんからも進められたお店を探しに、ダム広場に向かう途中、どうもタトゥーの専門店?の看板が見えた。ともかく、若い人に限らず、タトゥーをあらわに見せて?いる人がなんと多いことか。スーパーのレジのおばさんの手の甲にも、家族連れの若いお父さんお母さんも、屈強な男性の腕一杯の見事な花の絵だったり、若い細身の女性の二の腕にも・・・、というわけで、写真を撮りたい衝動にも駆られたが、見送るばかりだった。
ダム広場では、ミュージシャンと日陰に集う人々、奥の広場では大きなシャボン玉を飛ばす芸人さんもいて、子どもたちが追いかけていた。ようやく見つけた店は、なんと、閉まっていて、しばらく前から休業中らしく、張り紙はあったが、その理由は読み取れなかった。
夕食は、駅近くのピザ屋さんで。この日、1万2755歩。
初出:「内野光子のブログ」2019.07.29より許可を得て転載
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〔culture0837:190731〕
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