福島第一原発 どうなっている? 小出さんのインタビュー紹介
- 2011年 5月 12日
- 交流の広場
- 「ちきゅう座」編集部
福島第一原発 3号機が温度上昇があったり、1号機の核燃料が完全に溶融していることが明らかになり、一体どうなっているのか、不安ですが、神保哲生氏のサイトで、小出裕章さんへの今日12日のインタビューが掲載されています。
<小出氏はまた、空焚き状態が続いていたにもかかわらず1号機の圧力容器の温度が100~120度と比較的低い温度に保たれていることから、溶融して圧力容器の底にたまった核燃料が、既に圧力容器の底を突き破り、格納容器の底にたまっている可能性が高いことを指摘>
<小出氏は、核燃料が格納容器の底にわずかに溜まった水の中に「あんパン状態」で沈んでいるか、もしくは更にその外側に溶けて漏れ出している可能性も否定できないとの見方を示す。>
<小出氏は・・・「これまでわれわれは東電の発表するデータを信用して、それを元に原子炉の状態を判断してきた。そのデータが間違っているとなると、今原子炉がどのような状態にあるのか全くわからない」と語り、東電の不正確な情報公開への怒りをあらわにした。>
詳しくは以下のサイトをご覧ください。
http://www.videonews.com/special-report/031040/001873.php
問題は、もちろん1号機だけではありませんが。
東電も政府も、これまで『嘘ばかり』ついていたわけですが、いまも(そしてこれからも)『嘘ばかり』ということのようで、これでは何がどうなっているか、まったくわかりません。
「復興を」なんて言う前に、「せめてウソを言わない政府になってほしい」と思うのですが、高望み?
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