テント日誌8月29日
- 2019年 9月 2日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
- 9月3日(火)は「アベ政治を許さない」のポスターを一斉に
- 国会正門前:13時から行います
- 9月4日(水) 東海第二原発20年延長を許すな!
- 17時~17時45分:日本原電本店 地下鉄秋葉原下車
- 9月4日(水)第72回東電本店合同抗議
- 18時30分~19時45分 東電本店前
- 9月6日(金)経産省前抗議行動 17時~18時 官邸前抗議行動(首都圏反原連) 18時30分
- 9.11脱原発テントひろば9年目行動
経産省前テントひろば1807日後
風は少し涼しくなってきた。 8月25日(日)
参加人数は少ないように見えたが、一人去ると一人現れるという具合で、結果としてはそこそこの人数になった。
F原さんの信奉者らしき男性が来て、しばらく真剣に話して行かれました。R龍さんが賞状を貰った由で、披露してくれました。ヨウカン サッシー レジェンドS はしゆきで音楽をやりました。
参加: F原、自転車部隊2名、M崎、はしゆき夫婦、レジェンドS、男性の客人、ヨウカン、サッシー、R龍、N瀬
F原さんが地域自治会の夏祭りに急いで戻らなくてはならないなど今日は皆それぞれに忙しく、座りこみ終了後の鍋の会は中止、N瀬主催コーヒータイムのみをやりました。コーヒータイム特別参加モッチー。(はしゆき)
「淵上・正清を偲ぶ集い」のDND発売中 8月26日(月)
バスを降りたら雨粒がポツリポツリと降ってきた。大したことはないだろうが一応傘を積み込んで経産省前へ出掛けた。経産省前で準備していると、お連れ合いが入院されて座り込みを休んでいたOさんが現れた。お連れ合いはすでに退院されて調子がよく心配ないのを確認したので今日から座り込みに参加されたとのこと。介護疲れもなさそうなので安心した。
今日の座り込みはテントひろばに用事があって寄ってくれた人があったので其なりに格好がつきました。裁判の傍聴や院内集会はなかったものとみえてそういう人は来られなかった。天候の方は心配していた雨も降らず太陽が雲の切れ目から顔を出したりしていたので暑く感じた。それも4時まででそれ以降は太陽が厚めの雲に隠れたので風が心地よく感じられて楽になった。
最後に。7・27偲ぶ集いのDVDが出来たというので手始めに5枚購入した。当日は外にいたので初めのところは見ていなかったので是非見たいと思っていたのと正清さんのお連れ合いだった大竹さんからもDVDを手に入れて欲しいと頼まれていたので大いに助かりました。自分の家で視聴してから周囲の人に買って貰おうと思っているところです。(保)
昔懐かしチンドン屋さんに出会った 8月27日(火)
事務所を出て経産省前テントに向かう途中、昔懐かしいチンドン屋さんに出会いました。それは植松薬局の隣りに本日開店した「北の立ち食い寿司」の宣伝でした。テントニュース等チラシの他に、先日完成した「7・27渕上太郎、正清太一を偲ぶ集い」のDVDを10枚持って行きましたが、一時間もしないうちに売り切れてしまい事務所に戻りまた10枚ほど持ってきました。
事務所に戻る時に、千葉のYさんが事務所まで同行して10枚も購入してくれました。
今日は、沖縄への警視庁機動隊派遣の裁判があり、その傍聴に来られた人達が沢山寄って来られました。17時を過ぎると、気温も下がりそよ吹く風が心地よく感じられました。撤収は、今夜首相官邸前で行われる、安倍政権が韓国に行っている政策に対する抗議と、日韓市民の連帯を訴える緊急集会に参加するために若干早めに切り上げた。(Y・R)
裁判を闘われている南相馬の人々が経産省抗議に 8月28日(水)
朝の天気予報では今日は雨が降ったり止んだりとのことだったので雨対策をして経産省へ向かった。今日は早番のIさんが自家用車で来てくれたのでその中に座り込みグッズを入れて運びました。車で移動している間に雨が激しくなってきて座り込み準備も少し手間取った。
やっとのことで準備を終えて昼食を取っていると、ちょぼゼミ主宰者の田中さんが来られた。今日の昼に20㍉シーベルトでの規制解除に反対して裁判を闘われている南相馬の人々が裁判の前に経産省への抗議に来られるとのこと。丁度そこへ常連のIkさんが来られた。やはりこの裁判を応援するために来られたとのことだった。彼女から、抗議行動は午後1時からと知らされたので30分ほど待つことになった。
時間通り午後1時前、大型バスが到着して50人ほどが降りられた。我々にも丁寧に挨拶をされたので恐縮した。南相馬の人々は国に対して低姿勢であったが舌鋒鋭く経産省の原発政策を批判された。20㍉CVは直ちに止めて1㍉CVに戻せ❗規制解除しても若者は誰一人戻ってはいない❗戻ってきたのは平均年齢70歳という老人ばかりである。今でも山菜は高線量で食べられない❗しっかり除染して故郷を返せ❗我々は事実をしっかり示してこの裁判に勝利する❗と力強く締めくくられた。終わった後、挨拶をした方に出来たばかりの偲ぶ会のDVDを記念に一枚お渡ししたところ、私は当日、第一部だけ参加しましたと言って逆にカンパをしてくれました。これを断っては失礼と考え、有り難く頂戴致しました。
抗議行動が終わって裁判所に移動されたあと、規制庁抗議を終えられた神奈川のKさんが到着された。一息付いてから恒例の経産省抗議の演説をされた。3時過ぎからは早めに到着されたレジェンド・Sさんと一緒に抗議行動を継続された。帰り際に、命有る限りお互いに頑張りましょう❗と言ってカンパをしてくれました。これ以降新たに座り込み者は現れず時間まで静かに過ぎていった。降り続いた雨も4時過ぎには上がり片付けの時は準備の時とは違い順調に終えることが出来た。(保)
いつも座り込みにくるSさん91歳の誕生日 8月29日(木)
雨が降ったりして数日涼しい日が続いたが、今日は太陽ギラギラで猛烈に暑かった。まさに残暑!12時少し前経産省前に着く。
昨日の雨でぬれた幟などがテントに広げて干してあったのをまとめていたためいつもより少し遅れたと言うYさんが準備中。
少しして狭山事件の地裁前応援行動に行くと言うKさんがいつものお煎餅をたくさん持って来てくれた。その後たんぽぽ舎ボランティアのOtさんとお友達も来てKさんと話し込んでいた。2時半すぎてやはりたんぽぽ舎のボランティアのYさんStさんなどが来てにぎやかになった。
常連のOyさん・遅番のTさんが現れたので私はテントを後にしたが、
その後参議員員議員会館前で辺野古の基地反対の座り込みを終えた斉藤さんが来てくれたそうだ。彼女は今日が91才のお誕生日だったそうで末永く頑張って下さいとお水で乾杯したと言う知らせが届いた。ずっと反原発を言い続けてきた彼女の思いが早く届くことを願います。(I.K)
:::::
原子力ロビーによる放射線被曝の押付けを拒否しよう! その21
ICRPがドラフト文書を公開、いよいよ福島の被曝影響隠しの総仕上げか
~牧野淳一郎さんが指摘する県民健康調査と東大・福島県立医大とICRPの大問題~ 2019年08月26日 木村雅英
発行したばかりの「岩波科学9月号」の「3.11以後の科学リテラシーno.81」(牧野淳一郎さん、神戸大学)が非常に重要な指摘をしている。引用して要約・紹介する。
○福島県の甲状腺検査評価部会で提出された資料には、信じ難いミスがあり、それ以上に問題なのは「差がでにくいとわかっている解析方法を後出しで採用した」
○福島県の甲状腺検査のまとめの文書はそのような様々な問題点を無視したもので「現時点において」という留保がつけられており、被曝との関係がないことを証明したものではもちろんない。
○「県民健康調査」検討委員会および甲状腺検査評価部会の見解は、「福島では被曝によって甲状腺がんが増えないことが証明された」訳では全く無い。このことを強調しておく必要がある。
○その20でも報告したように、7月19日に東大と福島県立医大の調査委員会が宮崎・早野論文について「発見しない」ことにした。きちんと検討することが求められる。
ところが、今パブリックコメント募集中のICRP Publications(109と111)の見直しでは、統計学的には大きな問題を含む甲状腺検査評価部会の見解が、検討委員会での確定をまたずに早速なんの留保もなく取り入れられている。
Childhood thyroid cancer cases found in Fukushima Prefecture are likely to be the result of radiation exposure after the accident.(パラグラフB42)
正に原子力ロビーたちのやり口だ。
牧野さんは、ICRPドラフトについて、次のようにまとめている。
◆ICRPはPublications109と111をアップデートし、緊急時被曝状況、現存被曝状況での参考レベルの設定の考え方を変更するドラフトを公開した。
◆緊急時被曝状況では被曝量の上限を100mSVにとっているが、これは100mSv以下ではがんが増えない、ということを暗黙に仮定することで成り立つものであり、現在の科学的知見とは矛盾する。
◆現存被曝状況では、参考レベルを現在の勧告より上げる方向になっており、これは単に除染・避難のコストを下げることが目標であろう。
◆そもそもICRP勧告自体が、事故を起こして放射性物質をばらまいておいて、住民は被曝しても我慢しろ、というとんでもない代物だが、今回の変更はさらにもっと被曝しろ、というものである。
◆小児甲状腺がんについても、「関連なし」という甲状腺検査評価部会の見解が検討委員会で確定される前に早速取り入れられており、これも大きな問題である。
これを受けて、安倍政権は原子力緊急事態宣言を解除するつもりなのだろうか。
(参考)
原子力資料情報室 第101回公開研究会「ICRP新勧告案の問題点~パブコメ応募の手引き~(仮)」
日 時:9月9日(月)18:45~20:45(開場18:30)場 所:なかのZERO 本館「視聴覚ホール」(東京都中野区中野2-9-7)アクセス→https://www.nicesacademia.jp/zero/access/
講 師:濱岡豊さん(慶應義塾大学商学部教授)
解 説:瀬川嘉之さん(高木学校)
資料代:500円(予約不要)
主 催・お問合せ:特定非営利活動法人 原子力資料情報室
〒164-0011 東京都中野区中央2-48-4 小倉(おぐら)ビル1階
TEL 03-6821-3211
FAX 03-5358-9791
Email: contact@cnic.jp
~原子力緊急事態宣言下だ! 原発を終わらせよう!~
2019年9月11日(水)、主催:経産省前テントひろば
◇院内講演会 「福島は終わっていない、原発はクリーンではない」
14時30分~17時00分
参議院議員会館講堂
14時30分 テントひろば ビデオ映写
15時00分 講演 小出裕章さん(司会 木内みどりさん)
◇経産省前抗議行動 「福島は終わっていない、原発はクリーンではない」
18時00分~21時00分(小雨決行)
(音楽演奏:18時~18時半、20時半~21時)
霞が関・経産省本館正門前
発言予定
【司会】木内みどりさん(女優)
鎌田慧さん(ルポライター)、小出裕章さん、神田香織さん(講談師)、村田弘さん(福島原発かながわ訴訟原告団長)、黒田節子さん、橋本あきさん、
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。