テント日誌9月7日
- 2019年 9月 10日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
みなさん本当によく闘っている 9月4日(水)
曇っていたが雨は降らなかった。いつもより気温は4度くらい低く、27度。天気予報通り。歩道に置いた温度・湿度計では湿度70%だった。風があった。
今日は「福島原発被害東京訴訟 第2陣(第3次訴訟)が10時30分から東京地裁103号法廷で開かれ、その傍聴者たちが、法廷が終わってから立ち寄ってくれた。報告集会は弁護士会館で開かれ、それに参加した人も寄ってくれた。「生活保護基準引下げは憲法違反」の裁判もあった。そんなこんなで、通常の水曜日より座り込みに寄ってくれた人たちは多く、にぎやかなので写真も撮った。通りがかりの人がカンパもしてくれた。頑張ってくださいと声をかけてくれた人もいた。
3時過ぎに、3月に、バチカンでローマ法王に会って原発被災について訴えた鴨下少年とお母さんが「福島原発被害東京訴訟・第1陣訴訟(東京高裁)への傍聴を呼びかけるチラシを持ってこられた。第1次の判決は2018年3月に出されたが、原告・被告双方が控訴し、控訴審第1回期日は2019年10月17日(木)午後2時~ 高裁101法廷。みなさん傍聴よろしくお願いします。
それから、今日は、9.19福島原発刑事告訴判決前の、海渡弁護士の講演会があって(国会議員会館)、座り込み者の何人かはそれに参加した。そうこうするうちに、鴨下少年のお父さんの鴨下さん(福島原発被害東京訴訟原告団長)が通りかかり、座り込みの人と話をしていかれた。それと、ある弁護士さんが寄られて、カンパをするので振込ナンバーを教えてと言ってくださった。ありがたい。
今日は第一水曜日で、東海第二本店前抗議行動(末広町)、東電本店前抗議行動の日で、斎藤美智子さんは経産省前の座り込みの後、東電抗議にも参加された。当番の保っちゃんも東電の方に参加するので、少し早めに片づけをした。
みんな、本当によく闘う! (T・I)
今日は大量に蚊が発生、大変だったが 9月5日(木)
12時前に座り込みのセットを完了すると、早くも当番者4名が全て揃って座り込みの開始。セット中は薄曇りであり今日は良い感じかな~と思ったら、間もなく日が射してきて暑くなる。15時を過ぎた頃から蚊が大量に発生、あっち、こっちで、手足をボリボリと掻く人で大変でした。
これもまた、自然の営みかと諦めもつくが、自然を破壊する原発は絶対に許す事は出来ない。また今日は、福島に行っておられた後半担当のSさんが久しぶりに復帰して、前半・後半共に担当者は全員、準レギュラーのOさん、毎日参加のSさんと勢揃いとなりました。勿論短時間の参加者もいつもの通りでした。(Y・R)
東電裁判も近づき福島から多くの人が上京してきている 9月6日(金)
久しぶりに青空を見た。日差しはあったが風が何となく爽やかで秋の風を感じた。木陰に行くと過ごしやすかった。今日は東電裁判の判決日を2週間後に控えて東電前で大きな抗議集会が開かれるというので、お昼過ぎから何人かの人が寄って行かれた。
座り込みをしていて今日の話題はTさんのこと。先日WさんとSさんとYさんの3人で闘病中のTさんのお見舞いに行った話を聞いた。病状はかなり進んでいるようだが、それでも、足腰が弱るといけないからと、有楽町までやって来た話や、お見舞いの後に焼肉屋さんで食事をしたこと等聞いた。いかにもTさんらしいバイタリティーのある様子が想像できた。そのうち、ひょっこりと経産省前まで顔を見せるかもしれない。お会いしたいものだ。
3時ごろ郡山の黒田節子さんがやってきて座り込みに参加した。東京は暑いね。福島はだいぶ涼しくなったとのことだ。暫くすると、東電前の抗議を終えた福島の方々が寄ってくれた。森園さんや橋本あきさん等懐かしい顔ぶれだった。5時からの経産省抗議が賑やかになりそうだ。(S・S)
福島原発刑事告訴支援団のキャラバン到着 9月6日(金)
福島原発刑事告訴支援団の判決前キャラバンで福島から来られた方々が座込む中、Inさんと私は9.11行動チラシと告訴団リーフのセットを配布、通行人はそれ程多くないが受取は良い。
朝鮮学校の差別反対を訴える文科省抗議に参加後、経産省本館前に戻ると告訴団キャラバンが経産省前でアピール。佐藤和良さんが東電刑事裁判の19日の有罪判決を訴えた。その後キャラバンは経産省別館に移動。
テントひろばの抗議行動はいつもより多人数。常連たちが脱原発・反安倍を訴え、告訴団のキャラバン報告とともに、韓国政府を敵視する安倍政権と報道を批判。(K.M)
安倍もびっくりのテレビの韓国報道 9月7日(土)
まさに快晴、青空と白い雲の際立つコントラストが眩しくてたまらない。胸や背中の小さな水滴が出来て冷たいと思ったらそれは汗だった。蝉の声も子守唄のように静かになった。14時を過ぎると歩道すべてが日陰に入り秋の気配がしてきた。
〇硝子が割れる音が聞こえる(クリスタル・ナハト)
TVの韓国報道を見て驚いた。アベが破顔しそうな発言がてんこ盛りのヘイトショーだった。視聴率や売上が目的なのだろうがここまで来ているとは。
そこで思い出すのがゴーゴリの言葉。「自分の面が曲がっているのに、鏡を責めて何になろう」。勿論、私自身に向けた言葉だ。 (O・O)
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経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その122
経産省と安倍官邸が破壊する対韓外交を憂える
~外務省排除による韓国への輸出規制と韓国の輸出優遇国除外~
間違った原発推進政策でエネルギー政策を誤らせた経産省官僚が、間違った対韓輸出政策で日韓関係を危うくしている。
安倍政権が7月4日に半導体素材3品目について厳格な輸出手続きを課した時、元外務審議官の田中均氏(日米安保深化推進)でさえが、テレビでこれはあまりにひどい、外交では無い、外務官僚は何をやっているのか、と怒り嘆いた。ところが、安倍政権は一か月後には輸出優遇国から韓国を除外する閣議決定までして、ますます日韓関係を悪くした。
経産省主導のことは、例えば朝日新聞GLOBEの記事<「ジャパンスクール」委縮の韓国、外務省の力がない日本…外交行き詰まり(東亜日報より)>(7月8日)が示している。
https://globe.asahi.com/article/12531828
外務省排除の報復措置を準備した日本の経産省
日本政府の今回の経済報復措置は早くから予想されていた。大法院判決の1ヶ月後の昨年11月、河野外相は「あらゆる選択肢を視野に入れ、毅然とした対応を講ずる」と公開の警告を発した。安倍晋三首相も「関係部署に具体的な措置の検討を指示した」と明かし、経済報復の可能性を見せた。今年3月12日には麻生太郎副総理兼金融担当相が「関税に限らず、送金の停止、ビザの発給停止など様々な報復措置がありうる」と具体的に言及した。
……
日本政府の事情に精通した外交の情報筋によると、「理由は二つ考えられる。今回の措置は安倍首相が直接指示したものか、韓国との外交チャンネルである外務省を意図的に排除したもの」と言う。特に経産省出身で首相側近の今井尚哉政務秘書官が安倍首相と経産省の橋渡しの役割を担い、経産省内部だけで資料を作成したとみられると、別の外交の情報筋は分析している。
これら経産省主導の対韓政策の誤りは、「どうしてこうなった?日韓関係」(中野敏雄、週刊金曜日8・23)が分かりやすくまとめている。
◆安倍首相は7月3日には元徴用工判決が経済制裁の理由であると述べていた。
◆日韓請求権協定では確かに国家間の外交保護権は放棄されたものの、個人の請求権は残ると言うのがこれまでの政府見解であり、外務省の条約局長も1991年の国会答弁で、「個人の請求権は消滅していない」と明言している。
◆制裁の理由を安全保障の理由としているが、「貿易管理」上どこが問題かという具体的な点に関しては一切事実を挙げて説明していない。
◆基礎的な事実を学ばず伝えず、政府見解を流すだけで、まともな報道をしない大手メディアの姿勢は目にあまる。
◆戦後の東アジアで植民地主義をきちんと清算しないま継続させたツケ。
◆1965年の日韓条約体制は、日本の傀儡国家だった「満州国」で実権を振るった岸信介(安倍首相の祖父)と満州国軍将校だった朴正煕が関与して作られたもの。
◆「天皇制」を維持した戦後に国制上根本的な変化はあったのか、本質的な議論は回避されてきた。
◆韓国の文在寅大統領の歴史認識は明確。「対立と葛藤を終わらせた新しい平和協力共同体」をめざし、朝鮮半島の平和をもってアジアの繁栄に寄与する「新たな100年」を作ろう、「植民地支配と冷戦・分断の100年」の克服
◆文大統領は、8月5日に日本の経済規模に対応できるよう、南北朝鮮を一つの経済圏にする「平和経済」の構想を発表。
◆安倍首相が維持したいのは、1965年の日韓条約体制に象徴される「植民地支配と冷戦・分断の100年」。
◆米朝関係の進展に蚊帳の外に置かれながら、安倍首相が朝鮮半島の南北融和の動きを一貫して敵視してきた。
◆韓国内にも「冷戦・分断」の維持を望む勢力がいる。
◆わたしたちは「冷戦・分断」の維持でなく、東アジアの「平和と人権」の発展を支持して進むことが、日韓関係を修復し、真の友好関係を築く道である。
経産省と安倍政権によって、東アジアの「平和と人権」の発展をつぶしてはいけない。
◆ 9.11脱原発テントひろば9年目行動
~原子力緊急事態宣言下だ! 原発を終わらせよう!~
2019年9月11日(水)、主催:経産省前テントひろば
◇院内講演会 「福島は終わっていない、原発はクリーンではない」
14時30分~17時00分
参議院議員会館講堂
14時30分 テントひろば ビデオ映写
15時00分 講演 小出裕章さん(司会 木内みどりさん)
◇経産省前抗議行動 「福島は終わっていない、原発はクリーンではない」
18時00分~21時00分(小雨決行)
(音楽演奏:18時~18時半、20時半~21時)
霞が関・経産省本館正門前
発言予定
【司会】木内みどりさん(女優)
鎌田慧さん(ルポライター)、小出裕章さん、神田香織さん(講談師)、村田弘さん(福島原発かながわ訴訟原告団長)、黒田節子さん、橋本あきさん、亀屋幸子さん他多数
◆ 9月13日(金)経産省前抗議行動 17時~18時
官邸前抗議行動(首都圏反原連) 18時30分
9月14日(土) 止めよう東海第二原村上達也 東海村元村長講演会 13時30分~15時30分 亀有地区センター第三会議室 参加費500円(学生無料) 主催(申し込み)「ひろば葛飾」(03-3620-4095)しんくら
9月16日(月・祝)さよなら原発全国集会 場所:代々木公園B地区
13時30分 集会 15時10分 デモ出発 11時よりブース開店
9月19日(木) 福島原発刑事訴訟裁判 判決
東京地裁前で11時より集会 13時30分~ 104号法廷
9月19日(木)「安倍9条改憲NO!安倍退陣国会前行動」
18時30分 衆院第二議員会館前 総がかり行動
「7・27渕上太郎、正清太一を偲ぶ集い」のDVD 一枚300円
投降論文 この論文は蔵田計成氏の投稿論文です。全体が長いので4回にわけて掲載します。
以下、第一部 リスク係数で観る危険性(2回目)、第二部 ある定説【3回目】 、第三部 歴史の逆襲【4回目】となります。添付全文
徹底検証/「100ミリ㏜健康影響なし説」のウソ
=0~10歳集団、100ミリ㏜被曝リスク、死亡率13%=
2019年9月 藏田計成(ゴフマン研究会 )
はじめに
以下は読売新聞「社説」の引用である。「科学的には、100ミリ・シーベルト以下は被曝(ひばく)による健康への影響はないとされる。…放射線審議会で、国際的な考え方を改めて検討し、政府は法令に基づく明確な基準を打ち出すべきだ。」(2017年2月9日)
読売新聞「社説」はその前後にも同じような主張を掲載している。(2014年4月11日、2015年11月4日、2017年年6月26日)。この「100ミリ㏜以下健康影響なし説」(以下「100ミリ㏜影響なし説」という)は、一部のマスコミが世論を先行的に誘導する段階を経て、本格的に登場することになった。政府による広宣活動が始動したのは2017年12月12日、復興庁「風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略」がその号砲であった。その後、矢継ぎ早に歪んだ情報が発信された。
復興庁「放射線リスクに関する基礎的情報」。
放射線審議会(現規制庁諮問機関)「答申」。
復興庁『放射線のホント』(廃刊・撤回・署名運動展開中)。
文科省『放射線副読本』(全国小中高生へ配布、1450万部、回収自治体も)。
復興庁「風評払拭」の広報展開。
国・福島県は広告費240億円を「電通」経由でマスコミへ投入。
だが、その内容は露骨なウソを織り込んだ安全広報である。次のような記述は真っ赤な作り話であった。「日本は世界で最も厳しいレベルの基準を設定して食品や飲料水の検査をしている」(1)という。だが、この比較・引用は数字のトリックであった。日本の基準値は「平常時」の数字を、外国の基準値は「緊急時」の数字を並べて比較している。このような異なる基準で比較すれば「世界一」となるのは当り前である。注記するように(2)、これはほんの一例に過ぎない。原発事故の隠された現況を取り繕うには、このような露骨なウソ、ごまかしで人々を欺く他はないのである。
政府は被曝の実態解明を闇に葬り去ろうとしている。事故3年後に明らかになったことのひとつは放射性物質流出の実態であった。「最初の4日間で全体の25%、その後の2週間で残り75%が放出された」とされている(NHKスペシャル、2014年12月12日)。このような事故初期の集中的な放射能汚染は福島県をはじめとした東日本全域に及んだ。しかし、日本政府の広域被曝対応はわずか福島小児甲状腺ガンに限定されている。その多発事態も「原発事故とは無関係」とされている。他の被曝疾患に関しては、東日本全域の検証は対象外とされている。このような行政と加害当事者の無責任は人災史上例をみないほど悪質である。
原発立地自治体のひとつ大熊町では、町内40%の地域の避難指示を解除し、役場庁舎や集合住宅を新築して行政の最前線拠点にしようとしている。その場所は第1原発事故現場から直線距離にして8㎞である。だが、同町内の「国道6号に近い地点は毎時4~6マイクロシーベルト(年間35~52ミリ㏜)、国道6号から福島第一原発に向かう道上は毎時8マイクロシーベルト(年間70ミリ㏜)前後にまで上昇」している(東京新聞2019年4月10日)。また、現地避難住民たちは累積被曝による危険からの避難という道を選択した。にもかかわらず、政府・福島県はうわべの除染を理由にして避難指示解除を強行し、住宅援助を打ち切り、汚染地への帰宅を強要している。
福島県2019年4月発表によると、県面積の70%を占める山林ポイントで測定した1300個所のうち362個所(28%)の年間空間線量率(単位時間当たりの線量だから「率」がつく)は、2011年8月の線量率の75%に低減したという。また、線量率も年間1ミリ㏜以下(毎時0.23マイクロシーベルト、この基準値も厳密ではない)になったという。しかし、これらの減衰の主因は自然減衰に過ぎない。いまも、手つかずの山林や原野では半減期30年の放射性セシウム137は、事故8年が過ぎても線量82%が累積被曝の線源となっている。いわば、山林原野は放射性物質(不溶性微粒子)の貯留庫である。決して外部・吸入・経口被曝の危険が去ったわけではない。メルトダウンした事故現場はたんに中性子衝突による「臨界」が止まっただけである。溶け落ちた超高濃度の核燃料(デブリ)の回収は目途さえたっていない。2号機の原子炉には42トン、溶け落ちた格納容器には195トンが確認できている。他の原子炉からも放射線の排出や汚染地下水流出は続いている。解体・廃炉への道は険しい。
いま、日本原子力ロビー(政府、原子力官僚、推進企業、原発専門家)は、公然と「100ミリ㏜影響なし説」(安全説)をまき散らし、偽りの線量、線量率操作を行っている。その意図の背後には、事故現場が制御下にあると見せかけて、福島復興を象徴する五輪開催の体裁を整える狙いがある。また、事故災害への無責任、除染を口実にした冷酷な棄民策、再稼働と核潜在力への野望という国策が隠されている。
だが、100ミリ㏜安全説は日本原子力ロビー固有の論理であり、世界の定説から大きくはみ出している。福島事故を口実にして世界に先駆けて理論を捏造しているに過ぎない。いわば、これは異次元の被曝防護体系である。この無謀は「世界の非常識」「新たな神話」(3)と論断されている。このような似非論理は原発事故が起きた日本において登場し得たとしても、いずれは立ち枯れになる代物である。
本稿の目的は、日本原子力ロビーが目論んでいる100ミリ㏜安全神話のウソを暴くことである。この虚構の全体構造をえぐり出し、そのなかから真実を取り出すことである。そのことによって、低線量被曝リスク論が内包する問題の本質を解明することにある。
4 アメリカ放射線医学研究者ジョン・ゴフマンは、生体への被曝影響を調査・研究する責任者として、ローレンス・リバモア原子力研究所副所長に任命された。報告書は「リスク評価を20倍に高める必要性がある」との検証結果であった。ゴフマンはアメリカ原子力委員会から「撤回」を求められたが拒否した。職を辞して大著『人間と放射線』を著した。『新装版 人間と放射線』(明石書店)、訳者伊藤昭好、小林佳二、小出裕章、小出三千恵、今中哲二、海老沢徹、川野真治、瀬尾健、佐伯和則、他、2011年。
5 東京都健康安全センター、新宿区百人町、地上20mで測定。2011年3月1日~11日、毎時平均0.0345マイクロシーベルト、推計「年間0.30ミリ㏜」。『環境放射線測定結果 – 大気中の放射線量/1日単位の測定結果(新宿)』。
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mp_shinjuku_air_data_1day.html
6 ndrecovery.niph.go.jp/trustrad/ct_australians.html
「小児や青年期にX線CT検査を受けた68万人でのがんのリスク」
7 自然放射線、人工放射線、東京都環境局
www.kankyo.metro.tokyo.jp
8 ゴフマン、タンブリン著『新版 原子力公害』p.148、 訳者 河宮信郎、明石書店。
9 中川保雄、前出、p.181。
10 中川保雄、前出、p.168。
11 「カール・ジーグラー・モーガンについて」。
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/zatsukan/036/036.html
12 温品惇一、「ICRPは外部被ばくリスクを10分の1に過小評価している」。
anti-hibaku.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-d47e.html
13 セラフィールド再処理工場をめぐる動き。
www.rist.or.jp/atomica/data/dat‗detail.php?Title_No=14..
14 「米国における人体実験と政策」。
www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/tsuchiya/…/exp-lec5.html
.淵上蔵書の受領希望者を募ります。(O・E)
本年3月に亡くなった渕上太郎氏の蔵書の処分が遺族より依頼されています。
テントひろばでは、蔵書の処分に当たり入手を希望するテント日誌の読者など、テント関係者に頒布することになりました。
入手希望者は下記淵上蔵書リストの「順序」及び「著者」(又は「書名」)で書籍を特定したうえ、
氏名(あれば所属組織も)と連絡先住所及び電話番号を明記し、
テント日誌配信者に宛ててメールで10月1日までに、
テント日誌の配信者への返信メールにて
申し込んでください。
なお、受け渡しについては東京都内および近県の方は虎ノ門のテントひろば事務所まで10月中に取りに来ていただくことになります。遠方の方には送料を負担して頂くことを前提に郵送いたします。また、重複した希望があった図書については、希望冊数の少ない方を優先します。
・・・・・
淵上蔵書リスト
(多いので参加に分けて掲載します。今回は400間で、以下は2回に分けて。ただし添付では一挙に出しますから、そちらもみてください。)
順序 著者 書名 出版社
26 近藤和子・大橋由香子 福島原発事故と女たちー出会いをつなぐ
40 思想の科学研究会 転向(上)
41 トーマス・クーン 科学革命の構造
43 福島原発事故研究報告書 終わりなき危機
44 白井聡 永続敗戦論
45 廣瀬健・横田一正 ゲーデルの世界
46 若杉冽 原発ホワイトアウト
47 木野竜逸 検証福島原発事故 記者会見 収束の虚妄
48 木野竜逸 検証福島原発事故 記者会見 東電・政府は何を隠したのか
49 谷江武士 原発をとめる・戦争をとめる
50 東京新聞原発事故取材班 レベル7
60 9条改憲阻止の会 10年の歩み
75 フクシマ・アクション・プロジェクト IAEAに正しく対処するための参考資料集
81 再稼働阻止全国ネットワーク 原発再稼働絶対反対
82 福島原発告訴団 これでも罪を問えないのですか!
84 ニーチェ岩波文庫 ツァラトゥストラはこう言った(下)
85 生松敬三・木田元 近代哲学の岐路
86 森三樹三郎 老子・荘子
87 田島節夫 フッサール
88 ドゥルーズ・ガタリ 千のプラトー(中)
89 ドゥルーズ・ガタリ 千のプラトー(上)
90 ドゥルーズ・ガタリ 千のプラトー(下)
91 ヴェーバー 歴史学の方法
92 ジョン・ハワード 18世紀ヨーロッパ監獄事情
93 池田弥三郎 暮らしの中の日本語
94 ヴォルテール ルイ14世の世紀(1)
95 ヴォルテール ルイ14世の世紀(2)
96 ヴォルテール ルイ14世の世紀(3)
98 ウェデマイヤー 第二次大戦に勝者なし(上)
99 ウェデマイヤー 第二次大戦に勝者なし(下)
100 由良弥生 大人もぞっとする「グリム童話」
101 グリム グリム童話集(1)
102 グリム グリム童話集(4)
103 金田一春彦 ことばの歳時記
104 アンデルセン アンデルセン童話集(1)
105 アンデルセン アンデルセン童話集(2)
106 アンデルセン アンデルセン童話集(4)
107 アンデルセン アンデルセン童話集(6)
108 中沢新一 はじまりのレーニン
109 ヘーゲル 小論理学(上)
110 ヘーゲル 小論理学(下)
111 ハイデガー 存在と時間(上)
112 ハイデガー 存在と時間(中)
113 アリストテレス 形而上学(上)
114 アリストテレス 形而上学(下)
115 カント 純粋理性批判(中)
116 カント 純粋理性批判(下)
117 ニーチェ 古典ギリシャの精神
118 ハンナ・アレント 革命について
119 ハンナ・アレント 人間の条件
120 カント 純粋理性批判(上)
121 フッサール ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学
122 エンゲルス 家族・私有財産・国家の起源
123 ニールス・ボーア 因果性と相補性
124 マキャベリ 君主論
125 カント プロレゴメナ
126 五味川純平 御前会議
127 舩渡与一 満州国演義7
128 カーソン 沈黙の春
130 オールコック 大君の都(上)
131 オーウェル 動物農場
132 アイリアノス ギリシャ奇談集
133 バチェラー 聖書物語一日一話(下)
134 野末陳平 間違えやすい二字三字の漢字3000
135 舩渡与一 満州国演義1
136 舩渡与一 満州国演義3
137 舩渡与一 満州国演義4
138 舩渡与一 満州国演義8
139 舩渡与一 満州国演義9
140 ヒュースケン ヒュースケン日本日記
141 原田伊織 明治維新という過ち
142 アンデルセン アンデルセン童話集(4)
143 荻野弘之 哲学の原風景
144 矢島宇吉 空の哲学
145 ドゥニ・ゲージョ 数の歴史
146 廣松渉 哲学者廣松渉の告白的回想録
147 コンラート・ローレンツ ソロモンの指輪
148 羽仁五郎 都市の論理
149 江藤淳 漱石とその時代第一部
150 共産主義者同盟赤軍派 世界革命戦争への飛翔
151 ブランコ・ボークン 堕ちたサル
152 田村正敏 造反潜行記
153 瀬戸内寂聴 つれなかりせばなかなかに
154 松崎明 松崎明秘録
155 ヘーゲル 理性の復権
156 ポール・ニザン アデン アラビア
157 米沢富美子 複雑さを科学する
159 吉川幸次郎注 詩経国風(上)
160 吉川幸次郎注 詩経国風(下)
161 五木寛之 蓮如物語
162 井上ひさし にっぽん博物誌
163 津本陽 天翔ける倭寇(上)
164 津本陽 天翔ける倭寇(下)
165 雨宮昭一 協同主義とポスト戦後システム
166 松原純子 女の論理
167 地域政策フォーラム 地域主権の時代
168 高橋源一郎xSEALD 民主主義ってなんだ?
169 中村丈夫 マルクス主義軍事論
170 ジョン・グレイ オリエント神話
171 ハッピー 福島第一原発収束作業日記
172 加藤典洋 可能性としての戦後以後
173 レビツキー、ジブラット 民主主義の死に方
174 二宮秀直 医学の道
175 日野行介 原発棄民
176 矢部宏治 日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか
177 産経新聞取材班 毛沢東秘録(上)
180 保谷 タンポポ ハンドブック
181 鶴見俊輔 思想の落し穴
182 海渡雄一 秘密法で戦争準備・原発推進
183 矢島保治郎 入蔵日記
184 東大新聞研究所 東大紛争の記録
186 五木寛之 地図のない旅
187 F・ジャンソン サルトル
188 ルフェーブル 疎外と人間
189 サルトル 自由への道
191 ボーボワール 或る戦後(上)
192 サルトル 汚れた手
193 槌田敦 東海村「臨界」事故
194 鹿嶋春平太 聖書の論理が世界を動かす
196 ジョン・ダワー アメリカ 暴力の世紀
197 宮本又郎 起業家たちの挑戦
198 守屋 お茶のきた道
199 ポール・ニザン 番犬たち
201 サルトル アルトナの幽閉者
202 サルトル 狂気と天才
203 斎藤貴男 「東京電力」研究 排除の系譜
204 井上ひさし 偽原始人
206 五條伴好 写真撮影入門
207 内田雅敏 歴史認識の欠如した改憲はアジアの緊張を高める
208 中野清 ガッツ漢文
239 前田裕吾 土本昭典と尼崎の政治・労働運動
243 指田吾一 原爆の記
245 島成郎記念文集刊行会 60年安保とブントを読む
246 島成郎記念文集刊行会 ブント書記長島成郎を読む
247 島成郎記念文集刊行会 ナショナリズムを読む
248 岩波 哲学・思想事典
249 弘文社 現象学事典
250 高山守 ヘーゲル哲学と無の論理
251 ヘーゲル 精神現象学
252 カント 純粋理性批判(上)
253 芝池義一 行政手続法・行政不服審査法(第二版)
254 鹿児島近代史重要基礎資料 鹿児島近代社会運動史
255 渡辺宏 薩英戦争 疾風編
256 渡辺宏 薩英戦争 怒涛編
257 参議院憲法調査会会議録 憲法を考える6
259 久馬栄道 数学基礎論入門
260 大野拓夫、郡山昌也 もう原発はいらない
261 小野一 地方自治と脱原発
262 井野博満 福島原発事故はなぜ起きたか
263 針谷勉 原発一揆
264 清水義夫 記号論理学
269 伊藤誠・本山美彦 世界と日本の政治経済の混迷
271 竹田青嗣 ハイデガー入門
272 産経新聞取材班 毛沢東秘録(下)
273 歴史学研究会 戦後日本史Ⅰ
274 小西誠 日米安保再編と沖縄
276 脱原発テント 生命たちの悲鳴が聞える
277 今井澄 理想の医療を語れますか
278 高川秀 布石辞典
279 東浩紀 存在論的、郵便的ジャックデリダについて
280 鷹野弥三郎 山がの生活
281 日本のフェミニズム リブとフェミニズム
282 小森陽一 3・11を生きのびる 憲法が息づく日本へ
283 樋口篤三 社会運動の仁義道徳 人間いかに生きるべきか
284 ジャン・ボッテロ他 メソポタミア文明
285 松原博 憲法九条が歩いた道
286 佐々 照葉樹林文化の道
287 熊野純彦 カント 世界の限界を経験することは可能か
288 神崎繁 ニーチェ どうして同情してはいかないのか
289 齋藤慶典 デカルト 「われ思う」のは誰か
290 高橋久 アリストテレス 何が人間の行為を説明するのか
291 バーナード デモクラシー
292 量 義 市民のための哲学入門ー神・人間・世界の再構築ー
293 宮台真司x宮崎哲弥 ニッポン問題。
294 遠藤マリア ブロックを超える 西ドイツ緑の党
295 高尾利数 ソシュールで読む 聖書物語
296 陳舜五 中国任侠伝
297 つかこうへい 飛竜伝
298 中村元 近世日本の批判的精神
299 竹田青嗣 言語的思考へ…脱構築と現象学
300 三橋俊明 路上の全共闘1968
301 白井聡 未完のレーニン<力>の思想を読む
302 上村武 木材の実際知識(第3版)
303 ジャン=ロベール・ビット フランス文化と風景
304 ガタリ・ネグリ 自由の新たな空間
305 ピーター・グラード 忘れられた王国 1930~40年代の
306 鈴木茂夫 早稲田細胞・1952年
307 姜尚中・宮台真司 挑発する知
309 ウォーラーステイン 近代世界システムⅠ
310 ウォーラーステイン 近代世界システムⅡ
311 呉玉章
312 JCO臨界事故総合評価会議 JCO臨界事故と 七つ森書館
313 五木寛之X野坂昭如 対論
314 速水慶子 ILOVE過激派
315 竜田一人 いちえふ
316 島薗進 つくられた放射線「安全論」
317 ペマ・ギャルボ チベット入門
318 野間易通 金曜官邸前抗議
319 中村敦夫 俳優人生
320 伊藤 モンゴルvs西欧vsイスラム 13世紀の世界大戦
321 ピエール・ブリアン ペルシア帝国
322 門脇俊介 フッサール 心は世界にどうつながっているのか
323 中村敦夫 政治家になろう
325 毛沢東 最高指示
326 中村丈夫 日本マルクス主義史概説
327 桐生 本当はおそろしいグリム童話
328 日本民族と日本文化
329 民族の世界史
330 原発をゼロにする33の方法
332 廣松渉 マルクス 根本思想は何なのか
333 由井 沖縄 アリは象に挑む
334 廣松渉 もの・こと・ことば
335 塩野七生 ハンニバル戦記 ローマ人の物語Ⅱ
336 スペインの沈黙
337 中西輝政 大英帝国衰亡史
338 陳舜臣 異郷の檻のなか
339 ポール・ニザン アントワーヌ・ブロワイエ
340 ポール・ニザン 9月のクロニクル
341 山本 新 数学基礎論
342 文章読本 石川啄木
343 渡辺京二 逝きし世の面影
344 世界大百科事典 全40冊?
345 五木寛之作品集 風に吹かれて
346 五木寛之作品集 ヒットラーの遺産
347 五木寛之作品集 にっぽん三銃士(下)
348 五木寛之作品集 ソフィアの秋
349 五木寛之作品集 私刑の夏
350 五木寛之作品集 青年は荒野をめざす
351 五木寛之作品集 涙の河をふり返れ
352 五木寛之作品集 狼のブルース
353 五木寛之作品集 にっぽん三銃士(下)三銃士(上)
354 五木寛之作品集 恋歌
355 五木寛之作品集 第三演出室
356 五木寛之作品集 霧のカレリア
357 五木寛之作品集 内灘夫人
358 五木寛之作品集 モルダウの重き流れに
359 五木寛之作品集 青春の門
360 猛虎の70年
361 水野津太 革命に生きる
362 五木寛之作品集 蒼ざめた馬を見よ
363 江藤淳 漱石とその時代
364 中西清 詳解 漢文
365 世界教養全集2 フランス 思想
366 世界の文学
367 世界の文学
368 ボーヴォワール著作集 レ・マンダラン
369 山本義隆 福島の原発事故をめぐって
370 塚瀬 満州の日本人
371 ボーヴォワール著作集 第二の性
372 ボーヴォワール著作集 人はすべて死ぬ
373 五木寛之 こがね虫たちの夜
374 小野田真二 相対性理論の誤りを完全解剖する
375 佐藤賢 王妃の離婚
376 坂田昌一 原子物理学入門
377 島成郎 ブント私史
378 養老孟司 養老孟司の<逆さメガネ>
379 林健太郎 ワイマル共和国
380 服部之総 明治の政治家たち
381 石原、茅ほか アフガニスタンの未来をささえる
382 渡辺充 アフガニスタン 戦乱の現代史
383 現代思想入門
384 高田ケラー有子 平らな国デンマーク
385 樺美智子 人知れず微笑まん
386 本居宣長 日本人の名著21
387 安藤昌益 日本人の名著19
388 NHKスペシャル「メルトダウン」取材班 福島第一 7つの謎 講談社現代新書
389 吉田文彦 核解体 岩波新書
390 デタラメの世界
391 荒崎盛暉 沖縄現代史 新版
392 高川秀 基本 互先の布石(上)
393 栗本慎一郎 パンツをはいたサル
394 脇坂紀行 欧州のエネルギーシフト 岩波新書
395 多木浩二 戦争論 岩波新書
396 加地伸行 儒教とは何か 中公新書
397 山之内靖 マックス・ヴェーバー入門 岩波新書
398 野口武彦 荻生徂徠 中公新書
399 熊野純彦 現代哲学の名著 中公新書
400 遠山啓 数学入門 岩波新書
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