「自主制作・上映映画見本市#2」(9月23日)のご案内 ⑸
- 2019年 9月 13日
- 催し物案内
- 憲法を考える映画の会
9月23日(休・月)第2回目の「自主制作映画見本市#2」を行います。
4月30日に第1回を開催した見本市の続編です。
自主制作の映画と自主上映の活動を結び、さらに拡げようと試みる「見本市」です。
今回も、選りすぐりの作品を集めました。
憲法を考える映画の会としての新作も用意しました。
「シロウオ〜原発立地を断念させた町」と「生きるのに理由はいるの?
『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは…」の2作品です。
とくに『生きるのに理由はいるの?』は今年完成した作品、
映画の後に感想を話し合う「監督とのトークシェア」の時間を予定しています。
映画の製作、配給、上映に関わる人たち、関心のある方に是非ご紹介ください。
是非お誘い合わせの上、いらっしゃってください。
『自主制作・上映映画見本市#2』
と き:2019年9月23日(休・土)(9:30—20:00 開場9:00)
ところ:文京区民センター3A会議室(地下鉄春日駅2分・後楽園駅5分)第1回と同じ会場です。
プログラム:
09:30〜11:45 「在日」(歴史編)135分
12:00〜12:45 「証言 中国人強制連行」 41分
13:00〜13:50 「レーン宮沢事件」50分
14:00〜15:35 「ファルージャ」95分
16:00〜17:45 「シロウオ〜原発立地を断念させた町」105分
18:00〜18:50 「生きるのに理由はいるの? 『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは…」50分
上映後、監督とのトークシェア
20:00 閉場予定
参加費:1日券・1回券共通1000円均一 学生・500円
【“見本市”企画のねらい】
「憲法を考える映画の会」は、これまで52回の上映会を企画し、70の作品を上映してきました。
上映してきたどの作品も「いま」の「わたしたち」の問題を考えるのに優れた作品です。
そうした作品の中には、「自主制作」という形で制作され、制作者の手によって「自主上映」という形で「映画を見せるための努力」が地道に重ねられてきたものが少なくありません。
しかし、そうした上映方法によって、映画の制作費を回収し、採算をとることはなかなか難しく、制作者が上映活動を担うことは、大きな負担となっています。
一方において私たち「憲法を考える映画の会」では、こうした今まで上映してきた作品をはじめ、「みんなで考えることのできる」優れた作品を見つけて、小規模であっても地域の中で、あるいは地方で上映していく機会がつくれないかと考えてきました。
そこで、自主制作・自主上映をしてきた人たちやグループ、団体が共同し、協力して、映画の上映・配給活動をつくっていけないかという企画が今回の新しい活動の提案です。
「自主制作映画共同配給プロジェクト」と名付けています。そうした活動を通して、映画の自主上映の機会が拡がり、それぞれの市民の学習活動、市民運動の中で、映画が活発に利用されるようになれば、制作者にとっても、継続して作品を制作していくことができ、上映利用する人にとっても、その利用の場を今まで以上に広げていくことができるのではないかと考えています。
「自主制作」と「自主上映」をつなげる「場」を創って、上映の機会を拡げて行きたいと思います。
そうした自主制作映画:共同上映配給の顔見せ、旗揚げの上映会として、「自主制作映画見本市#1」を計画しました。
どれも、私達、憲法を考える映画の会の選りすぐりの、自慢の作品ばかりです。4月30日は「平成最後の日」と言われる日ですが、それぞれ、今、私達が抱えている問題を決して、「いい加減に終わったことにさせない」、「リセットなど許さない」という意志のこもった作品ばかりです。
どうぞ制作、上映、配給に携わるみなさん、そして映画の好きなみなさん、ご参加ください。
各作品の詳しい解説及び写真を、ホームページ「憲法を考える映画の会」に掲載予定(11日up)です。
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