たんぽぽ舎から TMM:No3780
- 2019年 10月 30日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3780】
2019年10月30日(水)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.茨城県東海村へ行こう!!
11月16日(土)~17日(日)日帰りプランもあり
-東海第二原発反対集会、現地見学会、アメーバ行動-
「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
★2.福島第一原発のアルプス処理水問題は事実上破綻
「長期陸上保管」しか道はない!
石丸小四郎(双葉地方原発反対同盟)
★3.第三者委、原発マネーの解明焦点=後任社長選びも急務-
関電金品受領問題から1カ月…ほか
メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.台風・地震・・ダムやため池の危険性
ため池の設計指針「50年に1度」の基準では危ない
警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その319
島村英紀(地球物理学者)
★5.新聞より1つ
◆複合災害の危険性「真剣に考えるべき」
東海第二原発差し止め訴訟 原告団大石光伸代表、
都内千代田区で講演
(10月30日東京新聞「茨城」版より)
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※11/1(金)関西電力糾弾!
第4回関電東京支社緊急抗議行動へご参加を!
日 時:11月1日(金)17:45~18:30
場 所:関電東京支社前 日比谷パークフロント(内幸町2‐1‐6)
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク/
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
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※11/2(土)映画上映
『コスタリカの奇跡』積極的平和国家のつくり方
日 時:11月2日(土)14時と18時の2回上映
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:1000円
内容はこちらを http://unitedpeople.jp/archives/1734
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※11/6(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:11月6日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前
(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549
とめよう!東海第二原発首都圏連絡会
2.「第74回東電本店合同抗議」
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:11月6日(水)18:30より19:30
場 所:東京電力本店前
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体
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┗■1.茨城県東海村へ行こう!!
| 11月16日(土)~17日(日)日帰りプランもあり
| -東海第二原発反対集会、現地見学会、アメーバ行動-
└──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
スケジュール
11月16日(土)東海第二原発の再稼働NO大集会
(水戸の駿優教育会館)参加、
集会13:30より・デモ行動15:50より
交流会後、宿泊先へ(宿泊代は¥4,500+税です)
11月17日(日)東海村現地見学会(午前中)
東海第二原発、再処理工場、JCO周辺
・アメーバ行動(午後)
東海村内でのポスティングと街宣活動
※アメーバ行動ってなぁに?
東海村の各地を、旗持ち1人、スピーカー1人、ポスティング
2~3人のチームをつくって担当地域を、隅々までアメーバのように
路地の奥の奥までポスティング(各戸ビラ配布)をします。
東海第二原発が事故で爆発したら東京だって東海村現地と同じように
被災地です。だから、東京から東海村ヘアメーバ行動に行くのです。
東海第二原発をドカン!とさせない1番の方法は東海第二原発を
再稼働させないことです。
地震はとめられないけど原発は止められます。
今のいまだって止まっています。でも電気は十分足りています。
止まっていて何か不便がありますか?止め続けましょう!
東海村6市村と一緒に止め続けましょう!
ということで、東海村ヘアメーバ行動に行きます!
私たちと一緒にアメーバ行動に行きましょう!!
参考:上野からの交通
11月16日(土) 上野発 → 水戸着(普通電車)片道2310円
9:32 → 11:35
9:49 → 11:59
上野発 → 水戸着(特急電車)片道3890円
10:30 → 11:48
11:00 → 12:07
11月17日(日) 上野発 → 東海着(普通電車)片道2310円
8:25 → 10:46
9:32 → 11:53
上野発 → 東海着(特急使用)片道3890円
9:00 → 10:46
10:00 → 11:24
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
住所:東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付
連絡先:TEL 070-6650-5549
Eメール stoptokai2.shutoken@gmail.com
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┗■2.福島第一原発のアルプス処理水問題は事実上破綻
| 「長期陸上保管」しか道はない!
└──── 石丸小四郎(双葉地方原発反対同盟)
ここではアルプス処理水の80%は告示濃度(国の環境放出の基準
レベル)を満たしておらず、二次処理(再処理しトリチウム告知
濃度以下)にしなければ、放出できない現状とトリチウムの危険性を
考えてみる。
第一に、国・県・東電は「二次処理しなければ放出できない」
ことを第72回・特定原子力施設監視・検討会(2018.9.7)の中で
発言していることである。
その内容は「2018年度に行った62核種の詳細分析の結果、9核種の
他、不明核種であるカーボン14、テクニチウム99が有意に検出された。
原因は吸着剤の性能低下にあると判断している。アルプス処理水処分に
当たり、環境放出する場合は二次処理を実施することとしている」と
発言している。
更に、東電は「測定人物、人材が枯渇し、JAEAに応援を頼んでも
有効な対策が出来なくなっている」と発言している。
この経過をみるとアルプス処理水対策は事実上破綻していると見て
取れる。何故かというと前述したように「測定人物、人材が枯渇、
有効対策が出来ない」ことを東電自体が嘆いていることに尽きる。
この会議には、県の係官も出席しているし、県が発行している
「廃炉を知る!廃炉に向けたプロセス」の中でも記述しているから
である。
第二には、政府高官も含め、中身が良く分からないのにも
関わらず“場外乱闘”に等しい発言をしていることである。
「思い切って放出する以外に選択肢はない」と原田前環境相が発言
すると、菅官房長官が「個人的発言」とたしなめ、小泉現環境相が
陳謝した。
更に、大阪市長、同府知事が「環境被害ないなら大阪湾に…」と、
維新までもが同様の発言をしている。
何という国なのだろうか!と心底思う。
最後に、前号で米国の核施設でトリチウムを扱う場合、防護服の
着る絵を出している。
今回は「原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)」の資料に
よると、防護服を着用しなければならないと記している。
「0.7Bq/CC以上の場合に防護服を着なければならない」と
読みとれる。
トリチウム水は、吸入すると水と同じ科学的性質を持っているので
体内で普通の水と入れ替わる。その際に、遺伝子DNAの水素と
トリチウムが入れ替わり、ベーター線を照射して遺伝子を破壊する
ことになるので被害は甚大である。
だから防護服を着るのだと…。
長期保管以外に道はないことを示している。
(双葉地方原発反対同盟発行「脱原発情報」
2019.10.20 No214より了承を得て転載)
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┗■3.第三者委、原発マネーの解明焦点=後任社長選びも急務-
| 関電金品受領問題から1カ月…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.第三者委、原発マネーの解明焦点=後任社長選びも急務-
関電金品受領問題から1カ月
10/29(火)7:19配信「時事通信」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000016-jij-bus_all
2.仏新型原発-欧州加圧水型炉(EPR)遅れ
ルメール経済・財務相「フランスの原子力発電全体の失敗…」
政府、業界立て直し要求
10/29(火)7:02配信「共同通信」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000021-kyodonews-soci
3.台風に流された日本の放射性廃棄物66袋…
23袋は空のまま発見
10/29(火)9:56配信「中央日報日本語版」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00000017-cnippou-kr
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┗■4.台風・地震・・ダムやため池の危険性
| ため池の設計指針「50年に1度」の基準では危ない
| 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その319
└──── 島村英紀(地球物理学者)
ふだんはダムやため池は水をたたえていて人々の心を和ませる。
観光地になっているところも多い。
だが、いったん決壊すれば、ダムやため池は豹変(ひょうへん)
する。多くの人が巻き添えになることも多い。ダムやため池の大量の
水が下流を襲うからだ。その原因には豪雨があるし、地震もある。
2011年の東日本大震災のときの福島県・藤沼ダムにはダムが地震で
決壊して大量の水が下流を襲った。長沼地区や滝地区では死者行方
不明者8人、流失や全壊した家屋19棟、床上・床下浸水した家屋が
55棟という被害を出し、田畑の土壌も多くが流失した。
また2016年の熊本地震では黒川第1発電所の貯水施設が地震直後に
決壊した。大量の水が下の部落を襲って、民家9戸が壊れ、2人が
なくなった。
決壊しないまでも、2018年の西日本豪雨では、愛媛県にある野村ダム
と鹿野川ダムの決壊を防ぐために大量の「緊急放流」が行われ、
肱川(ひじかわ)が氾濫して8名の死者が出たほか、家屋3000戸が
浸水被害を受けるなど大きな被害が出た。
「緊急放流」は先週末の台風19号の神奈川・城山ダムでも、同ダム
としては初めて行われた。相模原、厚木、海老名、平塚、茅ケ崎、座間
など数十万人が住む人口密集地帯での洪水が心配されて避難が
始まった。幸い雨が収まったので緊急放流は4時間弱で止められたので
被害はなかった。
ダムだけではない。全国各地にあるため池も同じように大量の水が
下の村を襲う可能性が大きい。1854年に起きた巨大地震、安政南海
地震では、いまの香川県にあった満濃池(まんのういけ)が決壊した。
高さ15メートルを超す大きなダムだった。
2018年の西日本豪雨でもため池の決壊が相次ぎ、3歳の女児が犠牲に
なるなど被害が出た。
ため池が決壊する危険性について、この秋までに会計検査院が、
自治体が行う調査方法を調べた。その結果、約4割が新設や改修の際に
定められた設計指針よりずっと緩い基準で調査されていたことが
分かった。
新設するときには「200年に1度の豪雨」を想定して設計指針が
定められている。だが、昔からあるため池はずっと基準が緩い。
たとえば、23府県の約1万カ所のため池の調査結果では、約4000カ所が
「50年に1度」など、より緩い基準で自治体が大丈夫だと判定していた。
その上、会計検査院の今回の調査では調査漏れが多い。規模が小さい
ことを理由に耐震性が厳密に調べられなかったため池は3000カ所も
ある。しかも130カ所は人口集中地区にある。被害が大きくなる場所だ。
地球温暖化で今までにない台風や大雨に襲われ始めているだけに、
豪雨の被害もこれから増えるだろう。
従来の「50年に1度」の基準では危ない。
しかも、全国どこでも、地震に襲われる可能性がある。
ダムは、大きな災害を引き起こすという問題を抱えている。
「治水」が目的のひとつであるダムは、じつは加害者になるかも
しれないのである。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より10月18日の記事)
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┗■5.新聞より1つ
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◆複合災害の危険性「真剣に考えるべき」
東海第二原発差し止め訴訟 原告団大石光伸代表、
都内千代田区で講演
東海村の日本原子力発電(原電)東海第二原発の運転差し止め訴訟
原告団の大石光伸共同代表(62)=つくば市=が、都内で講演し、地震や
津波の自然災害とともに、東海第二のほか、隣接の原子力関連施設も
同時に事故を起こす複合災害の危険性について説明した。
村には原子力関連施設が多数あり、東海第二原発から2.7キロ南にある
日本原子力研究開発機構の東海再処理施設では、高レベル放射性廃液を
ガラス固化する作業をしている。
大石さんは、東海再処理施設の建屋が原発と比べて弱いことや、
津波で高レベル放射性廃液が外部に漏れ出した場合、東海第二原発の
収束作業にも影響が生じる可能性があると訴えた。
「このことについて、もっと真剣に考えなくてはならない。
今後の裁判では、その点を問う」と強調した。講演は24日に、東京都
千代田区の「スペースたんぽぽ」であった。
東海第二の運転差し止め訴訟は、本県など10都県の266人が2012年
7月、原電に運転差し止めを、国に設置許可の無効確認などを求めて、
水戸地裁に提訴。口頭弁論が続いており、次回は11月7日にある。
(松村真一郎) (10月30日東京新聞「茨城」版より)
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