アジア記者クラブ11月定例会 : エクアドル、チリの民衆蜂起とショックドクトリン
- 2019年 11月 13日
- 催し物案内
- 森広泰平
■日時:2019年11月29日(金)18時45~20時45分
■受付時間:18時15分~
■会場:明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン8階 308G教室
(東京都千代田区神田駿河台1-1)
★要予約(定員40名)
■アクセス:JR中央線・総武線「御茶ノ水」下車/地下鉄・都営線
「神保町」か「新御茶ノ水」駅下車
■主催:アジア記者クラブ(APC)
■資料代:1500円/会員1000円(要予約)
■ゲスト:所康弘さん(明治大学准教授)
日本から見ると地球の反対側に位置する南半球の南米で民衆反乱が
続いています。中南米ではチリの軍事クーデター以降、IMFは基軸
通貨ドルを通じて各国経済を情け容赦なく破壊し、金融手段によって
数十万の民衆を殺害した上で、富裕層だけが全てを手にする社会を出
現させることで、本来各国内で分配されるべき富を収奪してきました。
これまでも民衆反乱でIMFに従属する政権を交代させてきたエク
アドルでは10月、蜂起した先住民が首都を占拠し、コレア前政権の
進歩政策の打ち消しに躍起になっていたモレノ政権に緊縮政策を撤回
させました。軍事独裁下で「シカゴ学派」による新自由主義モデルの
導入が称えられたチリでも100万人の抗議デモで極右ピニェラ政権
に緊縮政策を撤回させました。アルゼンチンでも緊縮政策に反対する
野党候補が大統領選に勝利しました。
11月定例会は、ゲストにメキシコへの留学経験もある所康弘さん
をお招きします。所さんには、中南米とIMFの歴史的な関係と新自
由主義の現状に加えて、なぜアンチグローバリゼーション運動が現れ
ているのか、その歴史的な位置づけとは、についても解説していただ
きます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、
配布資料の準備の関係上、必ず2日前までにEメール(apc@cup.com
宛)でお申込み下さい。返信メールでの承認がなかれば参加できませ
んので注意願います。
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