11/23(土)東京グラムシ会・グラムシを読む会11月例会「左派ポピュリズムの台頭」
- 2019年 11月 22日
- 催し物案内
- 東京グラムシ会紅林 進
<東京グラムシ会・グラムシを読む会11月例会のご案内>
https://gramsci-tokyo.amebaownd.com/posts/7291396
日 時: 2019年11月23日(土)午後2時~5時
会 場: 専修大学神田校舎 7号館 772教室
地下鉄 神保町駅(半蔵門線、都営三田線、都営新宿線)A2出口徒歩5分
交通アクセス: https://www.senshu-u.ac.jp/access.html
キャンパスマップ: https://www.senshu-u.ac.jp/about/campus/
前回と会場が変わります。ご注意下さい。
報告者: 塩田潤(神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程)
テーマ: 左派ポピュリズムの台頭(仮)
共催: オルタクラブ(NPO現代の理論・社会フォーラム)
資料代: 500円
概要:
9月度の「読む会」では谷本純一さんが現代ポピュリズムを批判的に論じられましたが、11月の「読む会」ではシャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』を翻訳された塩田潤さんを招いて、この論議に深く分け入っていきたいと思います。ムフといえば、ラクラウとの共著で『ヘゲモニーと社会主義的戦略』(新訳は『民主主義の戦略』ちくま学芸文庫)を著し、グラムシのヘゲモニー論に独特の解釈と評価を与えた人物ですが、彼女の左派ポピュリズム論はその理論的枠組みを継承しつつ、英労働党の依拠した「第三の道」を突破するものとして位置づけられています。欧州と同様に日本でもこの左派ポピュリズムが登場しているのか否か、論議が喧しく始まっていますが、今回は「新しい変革の理論を考えるオルタクラブ」と共催で開催し、論議を広く深く進めたいと思います。(文責:本多正也)
参考文献:
・ウオルフガング・シュトレーク(2016)『時間稼ぎの資本主義――いつまで危機を先送りできるか』鈴木直訳、みすず書房。
・エルネスト・ラクラウ(2019)『ポピュリズムの理性』澤里岳史・河村一郎訳、明石書店。
・シャンタル・ムフ(2019)『左派ポピュリズムのために』山本圭・塩田潤訳、明石書店。
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東京グラムシ会 事務局
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TEL:03-5244-5433 fax:03-5244-5434
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