HOWS講座 香港デモと中国本土および日本ー歴史的観点から状況をみる
- 2019年 12月 1日
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- HOWS講座:香港デモと中国本土および日本ー歴史的観点から状況をみる
メディアの情報操作を乗り越え、国際的視野をもって闘おう!
わが国の大衆運動の最大の弱点の一つは、国際的視野が欠けている点にある。
情報過多ともいうべき状況がある一方、闘う労働者人民にとって本当に必要な情報は、マスメディアの意図的操作によって極端にまで狭められ、歪められている。
HOWSは今後ともその制約を乗り越える講座を提供しつづける。
第1回は「逃亡犯条例改定」をめぐる100万、200万人の街頭デモから最近の区議会選挙にいたる香港情勢をめぐって検討します。
ご参加いただければ幸いです。
日時:12月11日(水)開始18:45終了21:15
場所:本郷文化フォーラムホール
東京都文京区本郷3の29の10飯島ビル1F
email:hows@dream.ocn.ne.jp
講師:丸川哲史(明治大学教員)
《講師からの一言》
本報告は、香港で起こっているデモの意味について、日本のテレビやネットのニュースが扱わない角度から考えることになります。一つは、経済的な角度。中国全体の経済における香港の経済的地位の変遷を見るわけですが、さらに香港内部の経済格差にも目を向けたいです。特に若者の労働状況は極めてひっ迫しています。これがデモの過激さに影を落としています。そしてもう一つは、歴史的な角度から見るものです。香港の一国二制度は、イギリスの植民地であったところからの脱却の道であったわけですが、この経緯について検証してみる必要がありそうです。そして最後の点は、米国の存在です。10月にはトランプ大統領の特別顧問であったスティーブ・バノンが民主化要求の集会に
参加しています。香港のデモには、イギリスの国旗以外に、米国の国旗も散見されています。こういった側面にも、また目を配らざるを得ないわけです。
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