この船をつくろう~船大工 匠の技 - 第五福竜丸建造70年記念特別展 -

 東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館に展示されているマグロ漁船「第五福竜丸」は、1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で放射性降下物の「死の灰」を浴びた木造船です。この木造船が和歌山県串本町古座で進水したのは1947年3月で、今年はそれから70年になります。

 そこで、都立第五福竜丸展示館を管理している第五福竜丸平和協会が、それを記念して特別展「この船をつくろう~船大工 匠の技」を行っています。特別展では、福竜丸が造られる過程を記録写真とイラストでたどり、設計図や船大工の道具、模型などで解説しています。

と き:10月9日(月・祝日)まで

月曜休館(ただし9月18日は開館、翌日休館)

午前9時半 ~午後4時

場 所:都立第五福竜丸展示館(東京・夢の島公園内)

東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線の「新木場駅」下車、徒歩13分

特別イベント:「船大工・匠の技を視る」:7月23日(日)午後2時~

展示館内の第五福竜丸船首下特別ステージで、第五福竜丸を「はやぶさ丸」に改修した、三重県伊勢市の強力造船所(当時)関係者によるワークショップ

入館料:無料

問い合わせ:公益財団法人第五福竜丸平和協会(電話03-3521-8494)

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