最近の日本は、世界と隔絶した「内向回転」に落ち入っているようで不気味に感じることが多いのですが、地球座の論調も例外ではありませんね。
「脱原発」しかり、「北朝鮮ロケット」しかり、その他諸々も。
例えば、北朝鮮の人工衛星打ち上げと称する大陸間弾道弾の実験は、この日本では、既に前世期に成功裏に終わっていますし、偵察衛星も運用しています。 原爆は、北朝鮮等の国家ならば、何度でも絶滅出来得る程の量を簡単に製造出来る「原料」を保有しています。
陸海空軍も、周辺諸国には比肩し得ない力量を保持しています。 大方の国民は知る由もありませんが、「ヘリコプター」の母艦と称する「航空母艦」も海上自衛隊は保有しています。 「垂直離着陸」が可能な「戦闘爆撃機」を製造すれば、簡単に、英国が保有しているような近代的な「航空母艦」に脱皮出来るのです。
その日本が、極右の総裁が率いる「改憲」を掲げた政党に依る政権へ変わろうとしている現在、世界には、「脅威」と映らない方が可笑しいでしょう。 しかも、これ等の政治家は、「反米」です。 この点では、反米派が多い(と思われる)地球座の論調と、見事に一致しているのが奇妙です。 挙国一致で「反米愛国」をスローガンにしたりしかねませんからこの国は。 何と言っても、この国には、過去に例がありますから。 水と油の筈の「自民党」と「社会党」が手を結んだ例が。
右も左も「内向」で、スローガンだけ叫び、実態は、利権保護を至上課題にした前世期の政治が復活し、「原子力村」も復活。 野党勢力も、「原発反対」のスローガンのみ叫び、実現不可能な「再生エネルギー」に拘り自縄自縛。 国民は最大限の福祉を要求し、最低限の税金を認めるだけ。 でもみんなで右回転。 これ等自国中心の「内向回転」右向きの結末は、また「焼け跡」。