昔々、或る所で、代官と豪商が酒席を共にしたそうな。 話は、代官が女房に逃げられた愚痴や、豪商の商取引での大損、その他に下のような話があったそうな。
金丸(ゴールドマン)屋「お代官様。 おひとつ。」
豪悪(ゴア)代官「すまぬな。 金丸(ゴールドマン)屋、お主もどうだ。」
金丸(ゴールドマン)屋「へ~。 いただきます。」
豪悪(ゴア)代官「しかし。 お主も悪よ、の~。 策州(サックス)とつるんで、拙者を唆し、京で、金持ちの『日ノ本』を欺き、たんまりとせしめ、その上で、ほら話の『排出権取引』でまたまた、儲けようとは、の~。」
金丸(ゴールドマン)屋「恐れ入ります。 へへ^^^^。 お代官様に申し上げますが、この金丸(ゴールドマン)と策州(サックス)だけでは御座いません。 へへ^^^^。 エゲレスのシティとかにも悪がぎょうさん居りまする。 それに、そのエゲレスの佐茶(サッチャー)様を始め、『熱々(アツアツ)』の話は、金子にお困りの大名方や、何んとか原子力の発電所を作ろうとされるお国のお役人や商人の皆様方がよくお使いで。 この金丸(ゴールドマン)&策州(サックス)だけでは御座いません。 手前どもなどは、まだまだ可愛いもので御座いますよ。」
豪悪(ゴア)代官「さあ~。 その『日ノ本』よ。 かの国は、この手の話が下手よ、の~。 今年になり、原子力と地震の法螺がバレタものよ。」
金丸(ゴールドマン)屋「かの国のお役人は、豪悪(ゴア)代官様のようなお人にかかれば、皆、お手の上に乗りますが、法螺は下手で御座いますな。」
豪悪(ゴア)代官「これこれ。 拙者は、かのノーベル賞をいただいた有難い人物として『日ノ本』では尊敬しておるだけじゃ。 まあ~。 あの者たちには、拙者を始めわが国の者の『企み』、いやいや、『構想』は分からぬであろう。」
金丸(ゴールドマン)屋「平和賞で御座りますな。 科学賞では御座いませぬ、な。 ノーベル賞の選考をされる方々は、よ~お分かりで。へへ^^^^。」
豪悪(ゴア)代官「そのお陰よ、の~。 拙者も、お主と同じく少しは儲けにありついたのも。 いやいや、お主と組んだ投資会社のお陰よ、の~。」
金丸(ゴールドマン)屋「金丸(ゴールドマン)&策州(サックス)屋だけでは、この話はうまく行きませぬ。 お代官様のお力があればこそ、で御座います。 お代官様は、CO2成金(Carbon Millonaire)におなりになられましたので、世間は小うるさいことで御座いますが。」
豪悪(ゴア)代官「う~ん。 羽茶瓜(パチャウリ)が下手こいたのも痛手よ、の~。 あの者は、矢張り、鉄道屋でおった方が良かった、の~。」
金丸(ゴールドマン)屋「大人しゅう『熱々(アツアツ)詐欺』を信じておれば良いものを。 『日ノ本』でも、お代官様を蔑ろにするような者どもが増えてきたそうで御座います。
羽茶瓜(パチャウリ)様のでっちあげ、いえいえ、つい本音が、いえいえ、科学的な査読論文の山を塵芥のように言われる方々が出てきておるそうで。」
豪悪(ゴア)代官「此度は、困るぞ。 もう騙せぬ、かもな。 天文の研究者どもが、『熱々(アツアツ)』の話と違うことを申しておるで、の~。」
金丸(ゴールドマン)屋「では、そろそろ、お開きで?」
豪悪(ゴア)代官「この話は、な。 さて、次じゃ。 「生物多様性取引」で行くか、の~。」