10/18(土) 砂川闘争70周年記念トークセッション
今から70年前の1955年9月に、東京都の砂川町(現在の立川市砂川町)で「砂川闘争」があった。米軍立川飛行場の滑走路拡張のための強制測量が行われたため、地元農民や支援の労組員、学生らが反対闘争を始め、警官隊と衝突した事件である。
1956年10月にも強制測量が行われ、反対派と警官隊が再び衝突し、多数の負傷者が出た。
1957年6月からも強制測量があり、測量阻止のデモ隊の一部が飛行場内に立ち入ったとして学生や労組員7人が日米安保条約に基づく刑事特別法違反で起訴され、東京地裁で米軍駐留は憲法違反として全員無罪になったものの、1963年12月に最高裁が原判決を破棄し、全員有罪が確定した。その後、米軍は滑走路拡張を取り止めた。
こうした「砂川闘争」を記念する「砂川の大地からとどけ平和の声 砂川闘争70周年記念トークセッション 基地に抗う」が、10月18日(土)13時15分から、立川市女性総合センターアイムホール(立川駅北口徒歩5分)で開催される。
主催は、砂川平和ひろば(代表・福島京子)。参加費500円。事前申込み不要。
連絡先:042-536-3167
トークセッションのスケジュールは次の通り
13時40分 開会
13時45分 音楽とトーク「中村里見いのちの音色」
14時 第1部:砂川闘争とその前後
楢崎茂彌「砂川闘争前史」
高原太一「砂川闘争史」
西原和久「砂川と沖縄」
14時50分 第2部:基地に抗う 話し手・福島京子、聴き手・阪口毅
15時50分 第3部:質疑応答
(岩)