2・26学術シンポジウム「マルクス研究の最前線」 -ミヒャエル・ハインリッヒとケヴィン・アンダーソンを迎えて-

ケヴィン・アンダーソンの著書Marx at the Margins On Nationalism,Ethnicity,and Non-Western Societiesの邦訳『周縁のマルクス――ナショナリズム、エスニシティおよび非西洋社会について』が社会評論社から刊行されたのを記念して開催される、「マルクス研究の最前線」をめぐる学術シンポジウム。

主催:マルクス研究会 参加費無料・予約不要
日時:2015年2月26日(木)18:00~20:30
会場:立教大学池袋キャンパス 12号館地下1階3・4会議室
報告者:ミヒャエル・ハインリッヒ(ベルリン技術経済大学教授)
    ケヴィン・アンダーソン(カリフォルニア大学教授)
    平子友長(一橋大学社会学部特任教授、哲学・思想史)「マルクス研究の新段階」について報告する。
使用言語:英語(日本語の資料配付、質疑応答は通訳あり)

『周縁のマルクス』の概要:マルクスは、植民地主義やエスニック・マイノリティの問題についてどのように考えたのか。既刊の手紙、そして未刊行の抜粋ノートを含めた膨大な文献を渉猟し、思想的転換を遂げた晩期マルクスの未完のプロジェクトの姿を描き出す。
ミヒャエル・ハインリッヒは、ドイツ・マルクス研究の潮流「マルクスの新し
い読み方」の旗手。左翼理論雑誌『PROKLA』編集委員。政治学・経済学者。
その著書の邦訳『『資本論』の新しい読み方』が堀之内出版から刊行されている。