加藤哲郎のネチズンカレッジ 2026年1月 月例時評 1月3日緊急加筆

 (1月3日緊急加筆) 米国新NSSは、危惧した通りでした。アメリカ軍が、ヴェネズエラに侵攻し、トランプの意に沿わないマドゥロ大統領夫妻を特殊部隊が拉致しました。プーチンのウクライナ侵攻に匹敵する、国際法違反の暴挙です。アメリカの新たな地政学と地経学にもとづく、「新モンロー主義」の早速の強行です。カナダメキシコブラジルを含むアメリカ大陸の国々にとっては、かつての「勢力圏」「裏庭」扱いの再来です。

 当面アメリカが国家を直接運営、つまり20世紀に日本やパナマで実行した占領支配です。しかし21世紀の麻薬問題に石油利権、それにノーベル平和賞のソフトパワーまで、からんできます。他の国々にとっても、自国の外交・自立の試金石になります。ロシアが早速アメリカを批判しましたが、それに直接乗る必要はありません。マドゥロ政権を無条件で支持する必要もありません。しかし高市内閣にとっては、統一教会内部文書での32回登場・自民党290人支援と共に、台湾有事問題に続く試練の時です。

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