2025.4.1● 4月1日はエープリル・フールで、かつては公共放送や老舗の大新聞が、ウィットの効いた笑いをとる機会でした。しかし、21世紀にメディア環境が激変し、フェイクニュースが日常的に流れるようになって、年に一度の
本文を読む加藤哲郎の執筆一覧
人間の「生きる権利」を踏みにじる「トランプ帝国」の横暴が招いた第3次世界核戦争の危機!
著者: 加藤哲郎2025.3.1 ● トランプ2.0の嵐で、ウクライナもパレスチナも、もちろんアメリカ国内も大混乱です。残念ながら日本政府は、それに異議を差し挟むことさえできない部外者で、従順な門外漢です。ウクライナでは、ロシアのプー
本文を読むトランプ2.0下の「落日の日本」で、独裁・専政に抗する個性的でしなやかな組織とは?
著者: 加藤哲郎2025.2.1● 新年の挨拶は映画「キノライカ」のススメで始めましたが、幸い反響は大きく、10人ほどの方から、近くの映画館に足を運んだ、小津映画のようで良かったと言った感想が寄せられました。自分と家族の住む地域・職場
本文を読む映画「キノ・ライカ」で新年のリフレッシュを!
著者: 加藤哲郎2025.1.1● 12月14日に、東京でフィンランド映画「キノ・ライカ 小さな町の映画館」が、渋谷のユーロスペースと青梅のシネマネコで封切られました。1月・2月に、全国で順次上映されます。お勧めです。「キノ・ライカ」と
本文を読む情報政治が情動社会により動かされる時代に‥‥
著者: 加藤哲郎2024.12.1 ● 世界の「選挙の年」のポピュリズムによる変動は、とどまることを知りません。アメリカのトランプ大統領再当選で、世界はウクライナやパレスチナの戦場、メキシコ・カナダ国境ばかりでなく、米中・米日の関税・為
本文を読む【追加更新】政治の情報戦への転換のなかで、ポピュリズムの台頭にも注意を!
著者: 加藤哲郎2024.11.13 ● アメリカ大統領選挙結果が決まりましたので、追加更新。米国民主党系メディアの後追いが多い日本のメディアの予想に反して、共和党のドナルド・トランプの圧勝でした。接戦で、1ヶ月は開票の正当性をめぐり暴
本文を読む政治の情報戦への転換のなかで、ポピュリズムの台頭にも注意を!
著者: 加藤哲郎2024.11.1 ● 世界の「選挙の年」のハイライト、アメリカ大統領選選挙は11月5日が一般投票日です。日本の総選挙の方は、一足先に、10月27日に結果が出ました。石破首相は、自民党総裁選では国会予算委員会後の解散、日
本文を読む世界の「選挙の年」に、日本もアメリカも「右寄りシフト」するのか?
著者: 加藤哲郎2024.10.1 ● グローバルな「選挙の年」の一環である、日本の総選挙の前哨戦、立憲民主党代表選と自由民主党総裁選が終わりました。11月のアメリカ大統領選挙より前に、10月中の衆議院解散・総選挙となりそうです。世界全
本文を読む自由とは、「国家の自由」を制限する、社会の中での「異論の自由」の権利の行使である!
著者: 加藤哲郎2024.9.1● 9月Ⅰ日は、防災の日、1923年の関東大震災から101年です。例年各地で災害訓練が行われますが、実際には、訓練どころか、各地で台風10号など豪雨の被害がでています。雨が降らない日は猛暑で、熱中症が相
本文を読むスポーツウォッシングに負けず、戦争と平和を考える8月に!
著者: 加藤哲郎2024年8月1日 ●猛暑が続きます。地震が多く、地域によっては集中豪雨などの災害も。8月は、日本のメディアでは、集中的に「戦争と平和」が扱われる季節です。テレビでは、NHKをはじめ各局が特集番組で歴史ドキュメンタリーや
本文を読む若者たちの力で、マイナ保健証や大阪万博を政権交代選挙の争点に!
著者: 加藤哲郎2024年7月1日 ●6月はじめは、私にとってはドイツに次いで海外で身近な国、メキシコ大統領選挙とインドの総選挙がありました。メキシコでは初の女性大統領が誕生し、インドでは事前の予想に反してモディ首相の与党が大幅に議席を
本文を読む100部隊「匿名読者」から第3信拝受、資料全面公開か、ご自分で資料集編纂を!
著者: 加藤哲郎2024年6月1日 ●昨2023年9−11月にかけて、本「ネチズン・カレッジ」サイト・トップでは、小河孝教授との共著『731部隊と100部隊』に対する「匿名読者」からの手紙にもとづき、示唆された「関東軍軍馬防疫廠100
本文を読む島根の地殻変動を、能登の被災者救援やパレスチナ支援の運動につなぐ想像力を!
著者: 加藤哲郎2024. 5.1 ●4月28日投票の衆議院補欠選挙は、島根1区・長崎3区・東京15区と、すべて立憲民主党の勝利となりました。特に保守王国島根での、統一教会に汚染された自民党との直接対決で、立憲民主党女性候補が圧勝したの
本文を読む21世紀の日本は、毒性健康食品や時代遅れの政党をうむ怪物になったのか?
著者: 加藤哲郎2024. 4.1 ●いつの頃からでしょうか、日本の大きな新聞広告やテレビCMと言えば、自動車か家電製品・化粧品だった世界に、健康食品がやたら目立つようになり、定着しました。高度経済成長の時代は、家庭電化の「三種の神器」
本文を読むバブル景気と政治改革:1989年から2024年へ!
著者: 加藤哲郎2024. 3.1 ●東京証券取引所の日経平均株価は、1989年12月29日以来34年ぶりの高値で、4万円台の大台も間近とのこと、バブル景気の再来です。確かに1989年、東欧革命・冷戦崩壊の頃は、「24時間たたかえますか
本文を読む30年前を他山の石として、SNS時代の政治改革を!
著者: 加藤哲郎2024. 2.1 ● 新年に能登半島を襲った地震・津波は、多くの被災者の生命を奪い、1か月たっても水や電気のライフラインが復旧せず、大雪の中でボランティアの片付け手伝いも難しい、緊急事態が続いています。東京のホテルや
本文を読む戦争は続き沸騰化する地球、政治改革と万博中止と保険証存続の政権交代を!
著者: 加藤哲郎2024. 1.1 ● かつてこの国は、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」ともてはやされました。それから40年、年末に発表されたOECDの一人あたりGDPは21位、イタリアにも抜かれG7の最下位です。労働生産
本文を読むキッシンジャーも池田大作も、宮本顕治の亡霊もいなくなった!
著者: 加藤哲郎2024. 12.1 ● アメリカの元国務長官、ヘンリー・キッシンジャーが亡くなりました。100歳でした。歴代アメリカ大統領のブレーンで、もともとは国際政治学のパワー・ポリティクスの大家、中曽根康弘より年下なのに、中曽
本文を読むウクライナで、ガザで、日々こどもの命が奪われている!
著者: 加藤哲郎2023. 11.10 ● 10月末から11月にかけて、二つのトラブルがあって、更新が遅れました。一つは体調の問題。突如高熱で倒れ、ようやく病院に行って急性肺炎との診断。レントゲンによると、食事が気管支に入っての誤
本文を読む11月更新は、10日すぎまで延期します
著者: 加藤哲郎2023. 11.1 ● 国際社会の激動、世界的な戦争の危機は深まっていますが、日本という国の凋落は止まりません。GDPは、ついにドイツに抜かれ世界第4位になります。イスラエルとガザのパレスチナ紛争に向けて、今年G7
本文を読む関東軍軍馬防疫廠100部隊の追加情報が寄せられました!
著者: 加藤哲郎● 9月の更新で、<関東軍軍馬防疫廠「100の会」の情報をお寄せください!>と本サイトの読者の皆様によびかけましたが、その数日後に、情報が寄せられました。ただし、本サイトのよびかけに応えたというよりは、前回紹介した、
本文を読む関東軍軍馬防疫廠「100の会」の情報をお寄せください!
著者: 加藤哲郎● 2023.9.1 暑い9月です。異常気象は、もはや異常ではありません。常態化しました。西武・そごう労組が、雇用保証を求めてストライキに入りました。大手百貨店では1962年の阪神百貨店以来、61年ぶりの労働基本権の
本文を読む「戦争体験の継承」と「新しい戦前」と!
著者: 加藤哲郎● 2023.8.1 日本の8月は、1945年の敗戦を想起させる一連の日々が続きます。広島・長崎の原爆投下、ポツダム宣言受諾、天皇の玉音放送、戦没者慰霊の流れで「一億総懺悔」にいたる敗戦・被占領体験を、テレビ番組や
本文を読む優生学・優生思想との訣別を!
著者: 加藤哲郎● 2023.7.1 ロシアのネオナチ・プリゴジンによる民間武装集団「ワグネルの反乱」が、世界を揺るがせています。まだまだ謎が多く、深刻な情報戦の様相を呈しています。国防軍内部にも密かに通じ、ウクライナとの戦争での主導
本文を読む政治の構造改革が必要、改憲は不要
著者: 加藤哲郎● 2023.6.1 ウクライナ戦争と核廃絶をめぐって、日本のリベラル・左派グループの中で、亀裂が生まれているようです。直接にはG7首脳の広島原爆資料館訪問、核軍縮の行方とウクライナ・ゼレンスキー首相来日の評価ですが
本文を読む曖昧な日本ではなく、普遍性を求めて
著者: 加藤哲郎●2023・4・1 日本特有の新年度です。本来なら1月1日なり世界標準の9月で区切ればいいものを、1886年に国の会計年度に合わせて公教育は4月入学とし、保守勢力が「ニッポン人にはサクラの季節が切れ目」などと主張して、そ
本文を読む「失われた30年」の重荷
著者: 加藤哲郎●2023・3・1 「失われた30年」とは、新年の『日経ビジネス』によると、「バブル崩壊後の90年代初頭から現在までの期間を指す。この30年間は高度経済成長期や安定成長期のような成長が見られず、経済の低迷や景気の横ばいが
本文を読む所得倍増でも資産倍増でもなく、軍備倍増に邁進する岸田宏池会内閣!
著者: 加藤哲郎●2023・2・1 新年早々、ついにコロナ感染を体験しました。正月に家族が集まったさいに、ウィルスが残っていたようです。PCR検査陽性後の1週間、自宅自室蟄居の不便な生活を余儀なくされました。ただし38度5分の熱が出て
本文を読む今年も安倍晋三の亡霊が、岸田文雄を走らせるのか…!
著者: 加藤哲郎●2023.1・1 2022年は、2月にプーチンのウクライナ侵略戦争が始まり、世界が新冷戦とよぶべき分断に引き込まれました。コロナ・パンデミックはすでに3年、中国の遅ればせなゼロ・コロナからウィズ・コロナへの転換によ
本文を読む経済衰退・軍事大国化への道を食いとめないと…
著者: 加藤哲郎●2022.12・1 年を重ねると、時の流れが速くなります。2月に始まったプーチンのウクライナ侵略戦争は、ウクライナのエネルギー・暖房施設を狙い撃ちにし、女性やこどもを寒風のもとにさらして戦闘を越冬しようとしています
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