ISHIZUKAの執筆一覧

NPO活動家

音と音楽――その面白くて不思議なもの(10)

著者: 野沢敏治・石塚正英

第10回 自分なりのサウンドスケープをイメージする >往<  野沢敏治さんへ  石塚正英から  今回は、自分なりのサウンドスケープ(音風景)をイメージすることにします。方法として、周囲からなんらか気にかかる音をひろい、そ

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自然農業は人を変える―――『土に生きる』第3号を手にして(4)

著者: 野沢敏治

 どんな運動団体にも問題はあり、その存続が危機に陥ることがある。「作って食べる会」は発足後まもなくしてその時を迎えた。露木裕喜夫と岡田米雄が会の路線をめぐって対立する。そこに他の問題も加わり、会員の間で感情的な対立もおこ

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フェティシュを投げ棄てる布村一夫―生誕100年を記念して―

著者: 石塚正英

 1960年代末からの大学生活において、私がまずもってテーマに設定したものの一つに、共同体とその解体に関連するものがある。1970年、マルクスの『ドイツ・イデオロギー』『資本主義的生産に先行する諸形態』、エンゲルスの『家

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「自然に順応する」ことは新しい「自立」――『土に生きる』第2号を手にして(3)

著者: 野沢敏治

すでに問題が出され始める   「有機農業」は現在ではあちこちで実行されているが、その一つひとつが人間と自然との関わりを示す縮図となっている。縮図はただ寸法を縮めたものではない。それは広く深く伸びる内容をもっている。そのこ

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フランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(6)

著者: 二本柳隆著(石塚正英編)

第3章 ヘルダーの「ナショナリズム」論――18世紀後期のドイツ社会思想の一形態  フランス革命後のドイツ社会思想界に現れた動向は、革命によって触発され、革命の賛否をめぐる論争に揺り動かされた、といってが過言ではない。いず

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アーダルベルト・シュティフター他(新井裕・篠原敏昭ほか訳)『ウィーンとウィーン人』(中央大学出版部、2012年)の紹介

著者: 石塚正英

 19世紀前半のウィーンを舞台にして書かれた、1840年代ヨーロッパの民衆文化・生活習俗・生業・風俗誌です。「小間使い」「物乞い」「ロトくじ狂」「ぼろ集めの女」「行商人」「ソーセージ屋」などなど、同時代人の記述です。索引

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単元単位制導入に関するQ&A―大学講義のあいまに(8)

著者: やすい・ゆたか

 ある大学の教職倫理学の授業で単元単位制についての「ちきゅう座」記事を紹介したところ、以下のような質問がコメント用紙に書かれて応答したので、「ちきゅう座」の読者にも一応参考にしていただけたらと思う。     単元単位制導

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