近頃は「来たァ~」なんて言うのは、すでに古い?!代替わりの前日4月30日の新聞、わが家の購読紙のうちの二紙に、やはり天皇・皇后の歌が出たのである。 『朝日新聞』は、一頁全面の上半分に「天皇陛下の歌」、下半分に「皇后美智子
本文を読むm_sawamuraの執筆一覧
改元の狂騒の中で~「寄り添う」という言葉のうらおもてを考える
著者: 内野光子きょう、4月30日の朝日新聞は、異様な紙面構成だった。これは丸ごと保存しておかねばならない!一面トップと二面とにおいて、新元号に安倍首相が関与したことを示す記事と「退位の日『象徴』と『統合』模索は続く」と題した社説で一見
本文を読む5月18日、「斎藤史」について報告することになりました
著者: 内野光子今年の1月に『斎藤史『朱天』をから『うたのゆくへ』の時代』(一葉社)を出版しました。そんなこともあって、「短歌サロン九条」から「斎藤史」について報告をとの依頼がありました。「短歌サロン九条」は、隔月で、開催されている勉強
本文を読むわが町の市長選も終わってみれば、現職を破った新人というが?
著者: 内野光子4月21日、投票日午後、違反ポスターは、ここにも。 4月15日の当ブログ記事で、現職だった市長と地元業者との関係、麻生太郎との二連違反ポスターについて伝えたが、その候補者は、新人に敗れた。その開票結果は下記の通りだ。 4
本文を読む半分以上の権利は占めた、次はパイプラインの番
著者: 青山森人買い物完了 東チモールは先月の3月末の時点で、コノコフィリップス社とロイヤルダッチシェル社(以下、シェル社)の保有する「グレーターサンライズ」ガス田の権利を買い取る準備を整えました。するとオーストラリアの海外投資審査委員
本文を読むテント日誌4月18日
著者: 経産省前テント経産省前テント1807日後 5月3日(金)は憲法集会と重なるが、座り込みメンバーは 4月12日(金) 経産省正門前まで来て、セッティングを始める頃ポツリと降ってきた。今日は雨が降るとの予報だったがこんなに早く降るとは❗と
本文を読む4月20日「過去の成功体験に学ぶ消費税廃止~法人税・所得税・住民税の大改革を提言」
著者: 林 克明■4月20日(土)第114回草の実アカデミー 過去の成功体験に学ぶ消費税廃止~法人税・所得税・住民税の大改革を提言~ 講師 : 荒川俊之氏(税理士・不公平な税制をただす会事務局長) 期日 : 2019年4月20日(土
本文を読む違法ポスターをはずさない、現職市長候補~佐倉市では、また、こんなことが
著者: 内野光子私たちの佐倉市も、市長選、市議選の選挙が始まった。もう数週間前から気になっていたのだが、現職市長と財務大臣の顔と名前が大きいポスターが、街のあちこちにいっせいに張り出された。大臣の名前の上には「弁士」となっているから、申
本文を読む1960年代、池袋の映画館~こんなチラシが出てきました
著者: 内野光子身辺整理が一つも進まない中、映画館のチラシが十数枚出てきた。残念ながら、上映や封切り予定の月日がわかっても「年」がわからないものが多い。チラシに明記されたものだけを選んでみた。市民運動の集会やデモのチラシも同様で、年月を
本文を読む「松本昌次さんを語る会」に参加、その前に「東京都戦没者霊苑」へ
著者: 内野光子3月30日の「文学散歩・春日・小石川」に続いて、4月6日にも丸ノ内線「後楽園」で下車、2週続けての後楽園である。少し早めに出たので、先日の文学散歩で素通りしてしまった「東京都戦没者霊苑」へ向かった。駅前の礫川公園の端の春
本文を読むテント日誌4月11日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 穏やかな日差しの一日 4月5日(金) 朝、地下鉄で読み物をしていたら、乗換駅で降りずに2駅先まで行って気が付き、慌てて飛び降り引き返してきた。8年間通い続けてきて初めてのポカである。 事
本文を読む「文京区春日・小石川=坂戸文学をめぐって」に参加しました(2)伝通院から安藤坂・牛坂・金剛寺坂・今井坂・吹上坂・播磨坂を経て石川啄木終焉の地へ
著者: 内野光子善光寺坂から伝通院へは新しい道ではなく旧道をのぼる。徳川家康の生母、於大のために建立、千姫の墓所もある。大河ドラマの世界にはあまり関心はないのだが、ここには、古泉千樫、佐藤春夫、柴田錬三郎らの墓地もある。かつては、一帯で
本文を読む「文京区春日・小石川=坂と文学をめぐって」に参加しました(1)富坂から堀坂・六角坂、善光寺坂へ
著者: 内野光子新元号発表、代替わりの迫る中ながら、3月30日、日本社会文学会が開催する「文学散歩」に初めて参加した。今回は、「春日・小石川」ということで、何とか参加したいと思っていた。というのは、池袋で育った私は、地元の池袋第五小
本文を読む新元号発表狂騒でシャッフルされてはならないこと
著者: 内野光子きのう、4月1日、午後の数時間、家を空けていたが、10時半頃から、新聞やテレビを飛び飛びに読んだり、見ていたりした。元号発表が何で「秒読み」までされて報道されなければならないのか。政府は、これまでの、山と積まれた失
本文を読むテント日誌3月31日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 渕上さんの思い出で話に花がさいて… 3月27日(水) 今日は早番をTさんと交代したのでいつものように11時頃事務所に着いた。グッズをチェックしていたら携帯電話が点滅していたので見てみたら
本文を読むテント日誌3月26日…追悼渕上太郎さん
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 ネットで渕上さんの死を知った人も立ち寄られ 3月20日(水) 朝からメールで淵上さんが亡くなられた連絡があった。淵上さんは自宅で、穏やかな死をむかえられたようだった。闘いをやりきって亡く
本文を読むお彼岸に生家へ、あらためて「池袋の森」へ
著者: 内野光子お彼岸ながら、お墓参りは失礼して、池袋の生家の仏壇にお花だけでもと思い、出かけた。池袋の西口から地上に出るたびに、駅前の様相や生家付近の平和通りの様子が少しづつ変わっていく。生家は、長兄が亡くなった後は、義姉が一人で、
本文を読む青山森人の東チモールだより…開発は住民を守るために
著者: 青山森人2026年にはガスを売る 2019年3月9日(土)、領海交渉団長であるシャナナ=グズマンCNRT(東チモール再建国民会議)党首は「平和大学」の卒業式に出席・演説し、計画通りいけば2021年からパイプライン
本文を読むテント日誌3月21日…渕上さん訃報
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 渕上さん訃報を聞いた。3月19日(火)・3月20日(水) 今日は、早朝に家を出て東京地裁で行われた「靖国抗議への見せしめ弾圧事件」第2回の刑事裁判を傍聴した。12時終了予定の法廷を20分
本文を読むテント日誌3月18日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 本当にいろいろの人が話しかけてくる 3月13日(水) ほぼ定刻にセッティング終る。今日は何人かの人が話しかけたりしてくれた。 座り込み開始から少しして、婦人が通りかかり話しかけてくる。「
本文を読む自治会総会の季節がやってくる~自治会の法人化は何をもたらすか
著者: 内野光子私の住む町内の自治会の総会は、いつもは四月に入っての日曜日なのだが、地方選挙もあってか、まさに年度末の3月31日に開催となった。その回覧板のリストから、お隣さんの欄に線が引かれていた。退会らしい。昨年は、東のお隣さんが退
本文を読むテント日誌3月12日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 寒い中、高齢者も頑張る 3月8日(金) 午前中、急に仕事が入り、経産省前には1時間遅れの到着となった。いろはのお姉さん方がセッテングしてくれたのだ。感謝、感謝である。1時過ぎに正門前行く
本文を読む改元奉祝のなかで、「天皇依存」の系譜(2)そして、歌人たち
著者: 内野光子天皇が原発をやめよと言い給う日を思いおり思いて恥じぬ(吉川宏志) 『短歌』2011年10月 『燕麦』2012年所収) 東日本大震災による原発事故の直後に、吉川宏志が発表した作品である。当時、結句の「恥じぬ」の解釈をめぐっ
本文を読む改元奉祝のなかで、「天皇依存」の系譜(1)<リベラル>な人々
著者: 内野光子大辻隆弘の「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』)について書くにあたって、自著と手元の本や新聞・雑誌のスクラップなどを読み返してみた。大辻が、「リベラル派」というわけではないが、「リベラル派」の「天皇依存症」について考
本文を読むテント日誌3月7日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 「3・11」も近くなり福島原発事故のことを改めて思う 3月4日(月) 朝の天気予報の通り今日の座り込みは一日中雨と時おり吹く強い風との闘いであった。ノボリ旗を椅子にくくりつけてみたところ
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(4)
著者: 内野光子「無反応」だったのか なお、前々回の記事で触れた子安宣邦の大辻時評にかかるツイートの「平成という時代が天皇制国家日本の強みを再確認しながら終わろうとするようなことをだれが予想しただろうか。今日の「朝日歌壇」の時評で歌人
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(3)
著者: 内野光子「天皇制アレルギー」って? 大辻のいう「天皇制に対するアレルギー」とは、何を意味しているのか、が分かりにくい。書き出しの一文からは、まず、戦後短歌の出発当初の「天皇制に対する拒否反応」が、「現在は薄らいでいる」という風
本文を読む歌人の顕彰とは
著者: 内野光子以下は、一昨日、届いた『ポトナム』誌上の「歌壇時評」である。担当の時評が終わってホッとしている。近くの小学校の裏の梅が満開であった。 *********** 昨年は、ポトナムでも大切な先達を失った一年だった。近年、千葉県
本文を読むテント日誌3月3日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 このひろばにはいろいろの人が訪ねてきてくれる 2月26日(火) 朝から昼頃までは曇っていたが2時過ぎになると陽が差してきて少し暖かくなった。いろんな都合で、今日は早番・遅番ともに水曜日当
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(2)
著者: 内野光子「戦後短歌は皇室との関係を結ぶことに慎重だった」のか 大辻の冒頭の一文を繰り返せば、「太平洋戦争中、短歌は戦意高揚の具であった。天皇に忠誠を表す形で戦争協力歌が量産された。その反省から出発した戦後短歌は、皇室と関係を
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