天皇が原発をやめよと言い給う日を思いおり思いて恥じぬ(吉川宏志) 『短歌』2011年10月 『燕麦』2012年所収) 東日本大震災による原発事故の直後に、吉川宏志が発表した作品である。当時、結句の「恥じぬ」の解釈をめぐっ
本文を読むm_sawamuraの執筆一覧
改元奉祝のなかで、「天皇依存」の系譜(1)<リベラル>な人々
著者: 内野光子大辻隆弘の「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』)について書くにあたって、自著と手元の本や新聞・雑誌のスクラップなどを読み返してみた。大辻が、「リベラル派」というわけではないが、「リベラル派」の「天皇依存症」について考
本文を読むテント日誌3月7日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 「3・11」も近くなり福島原発事故のことを改めて思う 3月4日(月) 朝の天気予報の通り今日の座り込みは一日中雨と時おり吹く強い風との闘いであった。ノボリ旗を椅子にくくりつけてみたところ
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(4)
著者: 内野光子「無反応」だったのか なお、前々回の記事で触れた子安宣邦の大辻時評にかかるツイートの「平成という時代が天皇制国家日本の強みを再確認しながら終わろうとするようなことをだれが予想しただろうか。今日の「朝日歌壇」の時評で歌人
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(3)
著者: 内野光子「天皇制アレルギー」って? 大辻のいう「天皇制に対するアレルギー」とは、何を意味しているのか、が分かりにくい。書き出しの一文からは、まず、戦後短歌の出発当初の「天皇制に対する拒否反応」が、「現在は薄らいでいる」という風
本文を読む歌人の顕彰とは
著者: 内野光子以下は、一昨日、届いた『ポトナム』誌上の「歌壇時評」である。担当の時評が終わってホッとしている。近くの小学校の裏の梅が満開であった。 *********** 昨年は、ポトナムでも大切な先達を失った一年だった。近年、千葉県
本文を読むテント日誌3月3日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 このひろばにはいろいろの人が訪ねてきてくれる 2月26日(火) 朝から昼頃までは曇っていたが2時過ぎになると陽が差してきて少し暖かくなった。いろんな都合で、今日は早番・遅番ともに水曜日当
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(2)
著者: 内野光子「戦後短歌は皇室との関係を結ぶことに慎重だった」のか 大辻の冒頭の一文を繰り返せば、「太平洋戦争中、短歌は戦意高揚の具であった。天皇に忠誠を表す形で戦争協力歌が量産された。その反省から出発した戦後短歌は、皇室と関係を
本文を読む「短歌と天皇制」(2月17 日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(1)
著者: 内野光子「その反省から出発した戦後短歌」って、ホント? すでに、1週間以上も経ってしまったのだが、2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」の見出しは「短歌と天皇制」であった。皇室情報がメディアにあふれ出ているこの時期に、埋もれそうな
本文を読む在位30年記念式典にやはり登場した、天皇・皇后の短歌
著者: 内野光子きょう2月24日の政府主催の在位30年記念式典は、NHKだけが、14時から1時間の予定でフルの中継をしていた。もう一度録画で見るつもりだが、とりあえずの感想を述べておきたい。どこで少し狂ったのか、式典は、10分近く延びて
本文を読む青葉の森公園は梅の見ごろでした
著者: 内野光子2月21日、千葉市ハーモニープラザでのハーモニー歌会は、体調を崩して欠席の方々がいらして、少し寂しかったのですが、終了後、皆で近くの青葉の森公園に繰り出しました。まさに梅の見ごろで、30種類以上約1000本の梅は、久しぶ
本文を読むテント日誌2月21日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 侵略はいつでも正当防衛と精義の顔をしている 1月16日(土) チョコレートをねだっているわけではないがVday+2日目…ま、いいか。風は無風といってよく穏やかな陽射しを浴びて夢見心地。帽
本文を読む私の「1950~60年代の池袋」ベスト5は~「アド街」を見て
著者: 内野光子先週土曜日の「アド街」は池袋だった。、しかも「昭和の」がついていたのである。池袋生まれの私は、見逃すわけにはいかない。ほんの時々だが、アド街は、見ることはあったが、聞き流しの程度のことが多かった。 録画こそ取らなかったが
本文を読む3/2㊏➡3/14㊍「第8回江古田映画祭─3.11福島を忘れない」
著者: 江古田映画祭実行委員会第8回江古田映画祭─3.11福島を忘れない ●2019 3/2㊏➡ 3/14㊍まで 13日間 ●会場 3月2日、10日→武蔵大学 3月3日~3月14日→ギャラリー古藤 東電福島第1原発事故から8年。今回は自主避難、明
本文を読むテント日誌2月15日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 寒波襲来と言われるだけあってほんとに寒い一日だった 2月11日(祝) 今世紀最大の寒波襲来と言われるだけのことはあって昨日からの空気はそれまでとは違って顔がひきつる程の冷たさであった。寒
本文を読む青山森人の東チモールだより…司法とシャナナの対立
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第389号(2019年2月15日) 司法とシャナナの対立 6億5000万ドル削減の意味とは? 前号の「東チモールだより」で慌ててお伝えしたとおり、2月7日、ルオロ大統領は一度拒否権を行使した
本文を読む2月16日草の実アカデミー…海上自衛隊イジメ自殺隠蔽工作
著者: 林 克明■2月16日(土)第113回草の実アカデミー 海上自衛隊イジメ自殺隠蔽工作 防衛省&記者クラブ&フリー記者 三つ巴攻防の今 ・講師 寺澤有氏(ジャーナリスト) ・日時 2月16日(土)13:30開場、14:00開
本文を読むテント日誌2月10日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 原発関連裁判はいろいろある、是非傍聴を 2月6日(水) 今日は10時半から福島原発被害東京訴訟裁判があるので早めに家を出た。ラッシュアワーをかいくぐり東京地裁についたが生憎の雨で事前集会
本文を読む直近のスーパーが撤退、コンビニと空き家が増えてゆく街
著者: 内野光子店に入って、すぐ、売り場が、やけに広々としているな、と思っていた矢先、近くのスーパー、マックスバリュが、2月いっぱいで閉店するという、小さな「お知らせ」の看板が目についた。10年間の感謝も述べられていたが、そう、2009
本文を読む2019年度予算案、公布
著者: 青山森人青山森人の東チモールだより 第388号(2019年2月8日) 2019年度予算案、公布 拒否権行使の理由 2018年12月22日に国会を通過した総額21億3200万ドルの2019年度国家予算案は12月24日、フランシス
本文を読む1950年前後、何して遊んでた?金井さんのエッセイ集を読んで
著者: 内野光子金井美恵子さんから、お送りした拙著への感想と『暮しの断片(かけら)』(平凡社)という、新著エッセイ集をいただいた。画家の金井久美子さんとの合作の、いわば、大人の絵本ともいえる素敵な本だった。猫のエッセイや絵も多く、ねこ派
本文を読むテント日誌2月5日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 5時から集会、いわきから来た青年の発言がひかる 2月1日(金) 事務所から経産省正門前まで来て、セッティングを済ませたが、今日は風が強い。幟旗を建てるだけで精一杯だ。風の勢いで幟旗ごと飛
本文を読むなぜ元号にこだわるのか~使わないワケとは
著者: 内野光子私が会員になっている『ポトナム』の2月号に発表した「短歌時評」です。もともと表題はついていませんが、上記のように付けました。何度でも同じことを言っているような気がしますが、新しいファクトにもとづいて、言い続けるしかないか
本文を読む本の始末、資料の不始末~なぜ過去を捨てきれないのか?!
著者: 内野光子好きな言葉ではないが、これは「終活」の一つということになるのだろう。私が利用している生協の生活クラブで、古書の回収を年に2回ほど行っている。NPO法人を通して障がい者施設の支援に充てるという。アマゾンなどを利用して換金す
本文を読むテント日誌1月25日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 そういえば季節は大寒に入っているのだ 1月21日(月) 今日、空は晴れ渡っていたが、大寒に入っているだけあって風は強かった。のぼり旗を立てたあとバナーを据え付けた途端、飛ばされそうになっ
本文を読むテント日誌1月20日
著者: 経産省前テントひろば経産省前テントひろば1807日後 停止している原発はどんどん再稼働しろ、何を言ってる 1月16日(水) 今日は臨時に水曜担当を引受けて11時半近くに事務所に着く。経産省前に運ぶ椅子などを台車にセットしようとしていると、今
本文を読む昨年は、二つのインタビューを受けて~
著者: 内野光子昨年末、短歌誌『合歓』の発行人である久々湊盈子さんのインタビューを受けた。『合歓』では、毎号、歌人などのインタビュー記事があって、その人選びも中身も、聞き手のリードもあって、楽しく読ませていただいていた。今回、思いがけず
本文を読む2019年、歌会始は終わったが~召人は二人?
著者: 内野光子今年の歌会始の中継は、忘れずに見た。今の天皇夫妻にとっては最後の歌会始ということらしい。天皇の短歌ばかりが、メデイアでは繰り返されていた。 私が、とくに印象に残ったことといえば以下の通りだ。 平成最後の歌会始といっても、
本文を読む2月1日≪危険地報道報告会≫安田純平さんと 語る「ジャーナリストはなぜ危険地を取材するのか」
著者: 危険地報道を考えるジャーナリストの会2月1日(金)≪危険地報道報告会≫ 安田純平さんと語る「ジャーナリストはなぜ危険地を取材するのか」 ・主催・危険地報道を考えるジャーナリストの会 公式HP: http://www.kikenchisyuzai.org/
本文を読む1月19日 「世界のダイレクトデモクラシーから学ぶ ~イタリア五つ星運動・スイス・スペイン・台湾の国民投票・韓国・・~」
著者: 草の実アカデミー■1月19日(土)第112回草の実アカデミー 世界のダイレクトデモクラシーから学ぶ ~イタリア五つ星運動・スイス・スペイン・台湾の国民投票・韓国・・~ ・講師 : 外山麻貴(とやままき)氏 (youtuber、ピープル
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