m_sawamuraの執筆一覧

「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(4)

著者: 内野光子

「無反応」だったのか  なお、前々回の記事で触れた子安宣邦の大辻時評にかかるツイートの「平成という時代が天皇制国家日本の強みを再確認しながら終わろうとするようなことをだれが予想しただろうか。今日の「朝日歌壇」の時評で歌人

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「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(3)

著者: 内野光子

 「天皇制アレルギー」って? 大辻のいう「天皇制に対するアレルギー」とは、何を意味しているのか、が分かりにくい。書き出しの一文からは、まず、戦後短歌の出発当初の「天皇制に対する拒否反応」が、「現在は薄らいでいる」という風

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「短歌と天皇制」(2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(2)

著者: 内野光子

「戦後短歌は皇室との関係を結ぶことに慎重だった」のか   大辻の冒頭の一文を繰り返せば、「太平洋戦争中、短歌は戦意高揚の具であった。天皇に忠誠を表す形で戦争協力歌が量産された。その反省から出発した戦後短歌は、皇室と関係を

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「短歌と天皇制」(2月17 日『朝日新聞』の「歌壇時評」)をめぐって(1)

著者: 内野光子

「その反省から出発した戦後短歌」って、ホント? すでに、1週間以上も経ってしまったのだが、2月17日『朝日新聞』の「歌壇時評」の見出しは「短歌と天皇制」であった。皇室情報がメディアにあふれ出ているこの時期に、埋もれそうな

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1950年前後、何して遊んでた?金井さんのエッセイ集を読んで

著者: 内野光子

金井美恵子さんから、お送りした拙著への感想と『暮しの断片(かけら)』(平凡社)という、新著エッセイ集をいただいた。画家の金井久美子さんとの合作の、いわば、大人の絵本ともいえる素敵な本だった。猫のエッセイや絵も多く、ねこ派

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2月1日≪危険地報道報告会≫安田純平さんと 語る「ジャーナリストはなぜ危険地を取材するのか」

著者: 危険地報道を考えるジャーナリストの会 

2月1日(金)≪危険地報道報告会≫ 安田純平さんと語る「ジャーナリストはなぜ危険地を取材するのか」 ・主催・危険地報道を考えるジャーナリストの会 公式HP: http://www.kikenchisyuzai.org/

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1月19日 「世界のダイレクトデモクラシーから学ぶ ~イタリア五つ星運動・スイス・スペイン・台湾の国民投票・韓国・・~」

著者: 草の実アカデミー

■1月19日(土)第112回草の実アカデミー  世界のダイレクトデモクラシーから学ぶ ~イタリア五つ星運動・スイス・スペイン・台湾の国民投票・韓国・・~ ・講師 : 外山麻貴(とやままき)氏 (youtuber、ピープル

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