超党派の「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)という組織がある。これが、昨日(5月1日)「新しい憲法を制定する推進大会」を開催した。日本を昔の暗い時代に逆戻りさせようとの組織的改憲共謀の準備行為に該当する。 こ
本文を読む正治安岡の執筆一覧
本日はメーデー。働く者の祭典。労働者の団結万歳。
著者: 澤藤統一郎働く者は、よりよい労働条件と労働環境を求めて闘い続けてきた。 座して得られるものはない。団結して闘うことこそ、働く者の誇り。 働く者は、暮らしを営む者でもある。 よりよい暮らしも、団結して闘うことで初めて得られる。 平和
本文を読む安倍首相靖国参拝違憲訴訟に、東京地裁の「安倍忖度判決」
著者: 澤藤統一郎一昨日(4月28日)東京地裁で、「安倍靖国参拝違憲訴訟・東京」での判決言い渡しがあった。すべて、却下と棄却。原告側の全面敗訴である。この判決について、私なりにコメントしておきたい。 安倍晋三は、第2次政権発足1周年に当た
本文を読む「昭和の日」に、「昭和天皇の戦争」を読む
著者: 澤藤統一郎本日(4月29日)は、大型連休の初日となる「昭和の日」。昭和天皇と諡(おくりな)された裕仁の誕生日。この人、1900年の生まれで1926年に神様(憲法上は「神聖にして侵すべからず」とされる存在)となった。以来1945年ま
本文を読む日本にとっての脅威は、トランプ政権だ!北朝鮮ではない――日本・安倍政権が主張すべきこと
著者: 矢沢国光本日(4月29日)早朝の北朝鮮ミサイル実験(失敗)にたいして、日本の安倍政権は、おどろくべきことに、北陸新幹線と首都圏鉄道の一部を「念のため10分間」運行中止させた。安倍政権は、3月以来、小学生も動員した避難訓練を実施し
本文を読む「君が代斉唱時の不起立」は、「わいせつ」「傷害」「公金横領」よりも悪質だというのか-東京高裁永野厚郎判決に怒る
著者: 澤藤統一郎敗訴判決の味は、この上なく苦い。一昨日(4月26日)の午後1時30分。東京高裁511号法廷で、弁護団の一人として、東京「再雇用拒否」第3次訴訟で敗訴判決の言い渡しを受けた。 事案は、定年後の再雇用申請に対する拒否を違法と
本文を読む『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(3)――外国NGOの法的規制――
著者: 岩田昌征鈴木賢教授(明治大学現代中国研究所所長)は、中国の「党天下体制」、岩田流に言えば、党資本主義中国における各種の否定的法現象を警告的に報告された。説得力のある報告であった。特に、外国NGOに関する法規制強化が中国社会の市民
本文を読む「すくっと 立ち上がる」言葉を
著者: 澤藤統一郎かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの池で 晋と朋が滑った 後ろの政治家だあれ? 「右派言論ウォッチャー」を自ら称する佐藤恵美さんの作。「靖国・天皇問題 情報センター通信」の最新号(通算517号)の「新編右
本文を読む今村復興大臣辞任をめぐってー「失言・放言・暴言・妄言」再論
著者: 澤藤統一郎2011年3月。私は、故郷岩手の3・11被害に驚愕し動顚し、うろたえてもいた。その心理状態で、石原慎太郎の「震災・津波は天罰」という発言に接して文字通り激怒した。「石原慎太郎天罰発言」批判のブログ連載はその怒りのほとばし
本文を読む『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(2)――B.C81年、前漢始元6年の「人権」――
著者: 岩田昌征今井弘道教授(北大名誉、浙江大学特聘)は、報告「非キリスト教起源で市場社会起源の『人格の尊厳』――拙論への補充的報告――」を読み上げられた。 市民社会と人権概念の発展に関して西欧の思想的蓄積に依拠して本質論的考察をしてお
本文を読む沖縄の民意を蹂躙するアベ政権の支持者よ、君たち恥ずかしくないか。
著者: 澤藤統一郎本日(4月25日)、全国紙の各社説の1本はいずれもフランス大統領選挙問題。そして、もう一本のテーマが、北朝鮮、万博、原発、それにカジノなど。沖縄・辺野古はテーマになっていない。沖縄2紙は違う。いずれも、辺野古の新基地建設
本文を読む『現代中国と市民社会』(勉誠出版)シンポジウムに関する若干のコメント(1)――論語とホッブス自然法――
著者: 岩田昌征『現代中国と市民社会:普遍的《近代》の可能性』(石井知章・緒形康・鈴木賢――編 勉誠出版)出版記念シンポジウムが明治大学駿河台校舎グローバルフロントにて4月22日に開催された。会場で本書を7500円の2割引きで購入した。
本文を読む都教委の「日の丸・君が代」不当処分 累計480人に
著者: 澤藤統一郎4月20日、都教委は都立校卒業式の国歌斉唱時に起立しなかったとして、2人の教員を懲戒処分(減給と戒告)とした旨を発表した。 (都教委HP・「卒業式における職務命令違反に係る懲戒処分について」参照) http://www.
本文を読む首相夫人付公務員の選挙応援関与は違法
著者: 澤藤統一郎本日(4月23日)の朝日。社会面のトップが、「昭恵氏付職員 どこまで公務」「田植え・ハワイ・スキー 同行続々」の記事。中見出しに、「選挙は15回、野党が追及」とある。 「アベ友学園」問題は多面体だ。実に多様な顔を見せてく
本文を読む【要申込】「『身の丈の経済論 』とガンディーの思想を考える」(PARCニューエコノミクス研究会・第10回)
著者: 紅林進【要申込】「『身の丈の経済論 』とガンディーの思想を考える」 (PARCニューエコノミクス研究会・第10回) http://www.parc-jp.org/freeschool/event/170426.h
本文を読む靖國神社への参拝も真榊奉納も、そりゃ違憲だ。
著者: 澤藤統一郎普段は静かな靖國神社だが、春秋の例大祭と8月15日には格別の賑やかさを見せる。いま、その春季例大祭のさなかで、境内の賑わいよりは政治との関わりが喧しい。 靖國神社によれば、次の通りだ。 「靖国神社で最も重要な祭事は、春秋
本文を読む警官労組、兵士労組、市民、常民の共同抗議
著者: 岩田昌征4月2日(日)のセルビア大統領選挙で現首相セルビア前進党の、そしてセルビア社会党が支持するアレクサンデル・ヴゥチチが大勝した。EUからもロシアからも期待されていた人物である。市民主義諸派や民族主義諸派は勿論反発していた。
本文を読む「森友への国有地低額売買をうやむやにしてはならない」ーそのための具体的提案
著者: 澤藤統一郎下記は、一昨日(4月19日)の「弁護士阪口徳雄の自由発言」というブログの転載。 http://blog.livedoor.jp/abc5def6/archives/1065590829.html 森友事件(「アベ友事件」
本文を読む「浜の一揆」訴訟、次回法廷で5人が証言ーいよいよ山場に
著者: 澤藤統一郎盛岡地裁での「浜の一揆」訴訟。三陸沿岸の漁民100人が、岩手県知事を被告として、「大規模定置網事業者だけにサケ漁を独占させるのは不公平で不合理だ」「おれたち零細漁民にも、1人年間10トンの枠でサケ漁を許可せよ」という請求
本文を読む憲法記念日を前に訴える緊急声明(日民協)ー「軍事力で問題は解決しない!米朝対立による戦争の危機を回避せよ」
著者: 澤藤統一郎1.日本国憲法施行70年を迎える憲法記念日が近づいています。憲法は前文 で「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存す る権利を有することを確認」しています。ところが今、朝鮮半島に「戦争の 危機」が
本文を読むハルビン学院記念碑祭のこと
著者: 岩田昌征4月15日(土)は有意義な1日であった。 午前11時から午後1時過ぎまで、高尾山近くの高尾霊園で行われた「第18回ハルビン学院記念碑祭」に参列した。ハルビン学院第21期故内村剛介先生との縁で出席するようになった。高尾霊園
本文を読む102歳の治安維持法犠牲者が語る共謀罪の危険性
著者: 澤藤統一郎日本国民救援会の「救援新聞」(月3回刊)が、共謀罪の問題点を衝く記事で充実している。 最近の4月15日号(通算1853号)の一面に、シリーズ「私も反対です『共謀罪』」として、治安維持法犠牲者杉浦正男さんのインタビュー記事
本文を読む共謀罪ーその危険な本質と狙いー 日本共産党都・区政(文京)報告学習会レジメ
著者: 澤藤統一郎はじめに 「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」 ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった私は共産主義者ではなかったから社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった私は社会民主主義ではなか
本文を読む北朝鮮を、暴発にまで追い込んではならない。
著者: 澤藤統一郎誰もが思うことでも、口にすることをはばかることがある。誰もは思わないことなら、なおさらである。 その典型の一つは、権力批判である。政治的あるいは経済的・社会的な権力者を批判すると、回りまわって何らかの報復を受け、不利益を
本文を読む【会場教室の訂正】社会主義理論学会第28回研究集会「トランプで世界はどう変わるか」
著者: 紅林進先日お伝えしましたご案内で、会場教室が「104教室」となっていましたが、「103教 室」の誤りでした。お詫びして、訂正させていただきます。 社会主義理論学会第28回研究集会 統一テーマ:トランプで世界はど
本文を読むある日の国会・法務委員会でー文京区・共謀罪学習会(寸劇シナリオ)
著者: 澤藤統一郎委員長…静粛に願います。 定刻になりましたので開会し、「テロ等準備罪法案」の審議を始めます。 質問者、福手ゆう子君。 Q 日本共産党の福手ゆう子でございます。 本日は、今、国民の関心が最も高い「共謀罪法案」。その基本構造
本文を読むまあ聞け。むかーし、むかしのことじゃ。
著者: 澤藤統一郎人の命の値打ちは紙くずみたいなものじゃった。模様を描いた布きれが人の命よりも大切でな、この布きれを敵に奪われると本当に腹を切ったということじゃ。で、当時の世の中がおかしくってな。「腹を切るとは立派なものだ」と褒めそやした
本文を読む「理不尽に慣らされない」ためにー共謀罪、その廃案を目指してどう訴えるか。
著者: 澤藤統一郎「国民は、自身にふさわしい政府をもつ」とか。情けない話だが、アベ政権が我々国民にふさわしい政府なのだろうか。さらには、共謀罪だ。これが、われわれ国民にふさわしい法律ということなのだろうか。まっぴらご免だ。何としても、この
本文を読む「血を流し引きずり出される乗客」と「沖縄」がダブってみえる。
著者: 澤藤統一郎4月9日、「ユナイテッド航空機『オーバーブッキング』、警官が乗客をボコボコにして引きずり出す」(ハフィントンポスト)という米国内の事件が話題になっている。これは、明らかに消費者問題の範疇の事件なのだが、私には、沖縄の現状
本文を読む雨にも負けず、アベにも負けず、改憲を許さぬ街宣行動。
著者: 澤藤統一郎花が満開となったあと、東京の天候が不順である。アメリカや日本の政権並みの異様さだ。 昼休み時刻、降りしきる雨である。しかも冷雨だ。激しくはないが風もある。スピーカーの音が雨に消されそう。当然のことながら、ビラの受け取りは
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