正治安岡の執筆一覧

「可視化された悪役」が退場しても、NHKに対しては「猜疑の眼」が必要だ。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(4月8日)、多菊和郎さんからメールをいただいた。 「3年間続けてきたNHKの受信料支払停止を終了することにしました」とのこと。「会長の交代でNHKの現状が改善されるとは思っていませんが、支払停止は籾井会長の辞任・

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産経による日弁連批判は、劣化した政権の八つ当たりを代弁したものである。

著者: 澤藤統一郎

産経が日弁連(日本弁護士連合会)批判のキャンペーンを始めた。「政治集団化する日弁連」というレッテルを貼ってのこと。その第1部が、4月4日から昨日(4月8日)まで。「政治闘争に走る『法曹』」というシリーズの連載。その第1回

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「『憲法や教育基本法に反しない形』で教育勅語を教材に使えるのだろうか」

著者: 澤藤統一郎

誰の執筆かを考えることなく、次のブログ記事を虚心にお読みいただきたい。4月6日に、アップされたものだ。 教育勅語の復活?!  4月に入り各学校では新入生が期待と不安を胸に抱き、登校する姿が目立ちはじめた。しかし未だに一連

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施行70年「いいね!日本国憲法-平和といのちと人権を!」5・3憲法集会

著者: 澤藤統一郎

今年(2017年)の憲法記念日は、日本国憲法施行からちょうど70周年となる。70年の間、けっして憲法は安泰ではなかった。むしろ、恒常的に憲法は危機に瀕していたと言って過言でない。戦後連綿と続いた保守政権は憲法を攻撃し続け

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上原公子さん「その4500万円!(+金利5%)、あなたひとりでお支払いを」

著者: 澤藤統一郎

本日上原(4月4日)、自由法曹団東京支部から、月例の「支部ニュース」が届いた。憲法問題や共謀罪への取り組み、労働事件の報告など、各法律事務所、各地域での弁護士の熱心な働きが頼もしい。こういうニュースに目を通すのは楽しいひ

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永年の読者の一人として「赤旗」に要望します。元号併記はおやめいただきたい。

著者: 澤藤統一郎

私は、長年の習慣として赤旗は丹念に読む。貴重な情報が提供されているからでもあるし、同紙の意見や論評に敬意を有してもいるからだ。 昨日(2017年4月1日)も、いつもと同じように赤旗に目を通したが、問題となった紙面の変化に

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ナチスの残虐は、「希望を語っていた教員」も、「誠実を胸にきざんでいた学生」も惨殺した。

著者: 澤藤統一郎

5年目に突入した「憲法日記」の第1ページ。 春にふさわしく、教育についてなにがしかを語ろうと思ったのだが、私には過ぎた課題。やむなく、ルイ・アラゴンの詩の有名な一節を取り上げる。アラゴン讃歌ではない。私は、アラゴンにはな

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日の丸・君が代は、勅語・ご真影とともに従順なる臣民撫育のツールだ。ー「憲法日記」連載4年、到底矛を収められる状況ではない。

著者: 澤藤統一郎

当ブログ「澤藤統一郎の憲法日記」が、本日(2017年3月31日)で、連載満4年になる。2013年4月1日スタート以来の満4年。月数にして48か月。日数にすれば1461日。盆も正月も日曜も休日も出張の日も欠かさずに、毎日書

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「忖度」「口利き」「アッキード」「神風」「見えない力」「安倍晋三記念小学校」「名誉校長」「私人・公人」「何むきになっているんですか」。そして「恫喝」と「満額回答」。

著者: 澤藤統一郎

今年の流行語大賞は早くも決まりだ。「忖度」以外にないだろう。これに、「口利き」「アッキード」「神風」「見えない力」などが有力に競う。そして、「安倍晋三記念小学校」「瑞穂の國記念小学院名誉校長」「私人・公人」「何むきになっ

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「被爆者である私は、日本政府の姿勢に心が裂ける思いです。」

著者: 澤藤統一郎

世の中には、落ちついて耳を傾けると「なるほどそういうことだったのか。よく聞いてみて初めてわかった」と納得できることがある。しかし、その反対に、聞けば聞くほど「さっぱり分からん。やっぱりおかしい」と思うこともある。日本政府

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風の神の心変わりー神風変じて逆風の冷たさ

著者: 澤藤統一郎

おや、ご存じなかったのですか。この秋津島瑞穂の國は、八百万の神々がしろしめす神域なのですよ。山川草木のすべてに神々が宿りたまい、天が下の森羅万象はことごとく神様の思し召し。ほら、思い出してください。何代か前の首相が、つい

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「法と民主主義」516号(『特集・象徴天皇制をめぐる今日の議論』)購入の再度のお願い

著者: 澤藤統一郎

過日(3月19日)、当ブログで日民協機関誌「法と民主主義」の516号(『特集・象徴天皇制をめぐる今日の議論』)購読のお願いをしたところ、昨日(3月21日)までに21人の方から当ブログを契機の購読予約をいただきました。まこ

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リース労働の未来は?!――『ニューヨーク・タイムス』がキリル文字版を出すことがあれば、私もリースで使ってもらえるのに。

著者: 岩田昌征

私の感想。西欧・日本のリベラルと新左翼は、旧左翼・スターリン主義を打倒するのに成功した。その結果、こんな資本主義が全世界にはびこっている。 ベオグラードの日刊紙『ポリティカ』(2017年3月5日)の第1面に「リースされる

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『共謀罪法案』社説ー朝日・毎日・東京は「反対」、日経は「慎重」、読売は「賛成」、産経は掲載なし

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月21日)政府は「共謀罪法案」を閣議決定し、国会に上程した。政府と自公両党は、4月中に法案の審議に入り、通常国会の会期末(6月18日)までに成立を目指す、としている。そんなことをさせてはならない。 「共謀罪」とい

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「アベ友疑惑学園疑惑」の構造ーだれもが疑う「口利き疑惑」。「忖度」程度じゃ収まらぬ。

著者: 澤藤統一郎

アベ友学園疑惑とは、アベの口利きによって、国有財産がただ同然で払い下げられたとの嫌疑である。 だれが名付けた「アッキード」。だれが言ったか「疑惑の3日」。だれの言葉か「疑惑のキーマン」。だれもが疑う「口利き疑惑」。「忖度

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アベの「論理」ー「東京は世界有数の安全都市“だ・か・ら”、オリンピックは『共謀罪』がなければ開催できない」

著者: 澤藤統一郎

「二度あることは三度ある」というが、さすがに「四度目もある」とは言わない。「仏の顔も三度まで」であって、通常四度目はない。 アベは、籠池を指して「非常にしつこい」と評し、「簡単に引き下がらない」「教育者としていかがなもの

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