日刊ゲンダイが、辺野古新基地建設反対の闘いを「平成の砂川闘争」と表現した。「土地に杭は打たれても 心に杭は打たれない」との名フレーズを残したあの砂川闘争である。「ちゅら海を、いくさの泥で汚させない」というのが、辺野古闘争
本文を読む正治安岡の執筆一覧
まず恒産を確保して、しかる後に恒心を発揮しよう
著者: 澤藤統一郎本日(9月25日)は、開業医共済協同組合の総代会準備の理事会に出席。 総代会に提案の議案書冒頭に、「事業の基本方針」が高らかに宣言されている。 1.開業医共済協同組合は開業医として国民の命と健康を守る立場にあり、共済協同
本文を読む現実を照明する抽象を求む――T4作戦、アダム・スミス、ドイツの賠償拒否――
著者: 岩田昌征9月24日 NHK Eテレ 深夜「ETV特集選」で「ナチス・障害者虐殺の真相、ナチスが利用した“優生思想”」を放映していた。心身障害者20万人がドイツ国内の病院で医師の判断でガス室において殺害されていた。T4作戦と言う。
本文を読む政治参加する「今時の大学生」
著者: 澤藤統一郎本日(9月24日)の毎日新聞朝刊に「北田暁大が聞く」シリーズの第6回。ゲスト・小熊英二が対談の相手。テーマは、「安保法制抗議運動(その1)」である。 両対談者の関心は若者層の運動参加。「60年代運動参加者」との対比で、「
本文を読む築地にマグロ塚をー署名運動にご協力のお願い
著者: 澤藤統一郎本日(9月23日)が久保山愛吉の命日である。 1954年3月1日、アメリカはビキニ環礁で最大級の15メガトン水爆「ブラボー」を大気中で爆発させた。その威力は広島に落とされた原爆の1000倍であったという。そして、その構造
本文を読む慎太郎儀謹んで一筆したため申し上げます。ー「取材も責任追及もまっぴらごめんだ。部下の責任を私になすりつけるようなことをするんじゃないぞ」
著者: 澤藤統一郎この度は、私の東京都知事在任中の件で、皆様に多大な混乱やご懸念を生じさせるなどしておりまし て、まことに申し訳なく思っております。 普段は、上から目線の傍若無人でえっらそうにむやみに威張る人と評判をとるこの私が、このく
本文を読む四國五郎ー「反戦平和」を貫いた広島の画家
著者: 澤藤統一郎峠三吉のガリ版『原爆詩集』(1951年)の表紙絵や絵本『おこりじぞう』(1979年)の挿絵を手がけるなど、広島で生涯をかけて「反戦平和」を見つめながら表現活動を続けた画家・四國五郎(1925~2014)。(丸木美術館「四
本文を読む人間を愛する人たちへの贈り物ー「原爆の図」と「原爆詩集」
著者: 澤藤統一郎一昨日(9月18日)、東松山の丸木美術館を訪れた。常設展の『原爆の図』連作と、画家・四國五郎の企画展を見るために。 高名な『原爆の図』は圧倒的な迫力をもつものだった。これは、第1部から第15部までの連作である。丸木位里・
本文を読む社会主義理論学会 第72回研究会「キューバの経済と社会:社会主義モデルの変革の現状と課題」
著者: 紅林進社会主義理論学会 第72回研究会 「キューバの経済と社会:社会主義モデルの変革の現状と課題」 テーマ:キューバの経済と社会:社会主義モデルの変革の現状と課題 日時: 10月2日(日) 午後2時
本文を読む「戦争法廃止!」 雨にも負けず歳にも負けずの国会前行動
著者: 澤藤統一郎本降りの雨中国会前集会となった。あの日からちょうど1年にあたる今日、国会前に2万3000人が抗議の声を上げた。「戦争法廃止!国会正門前行動」である。 たまたま、今日は敬老の日。若者の遠慮の故か、あるいは高齢化社会を反映し
本文を読む張一兵『レーニンへ帰れ』出版記念会雑感――落ちた偶像へ帰る意味は?――
著者: 岩田昌征張一兵『レーニンへ帰れ』(平成28年、世界書院)出版記念会が明治大学自由塔1076教室で開かれた。9月17日午後。大部の書を拾い読みしながら、記念講演とコメントを聞いた。 私は、抽象度の高い諸概念が飛び交う哲学的議論が苦
本文を読む「弁護士バカ」事件で勇名を馳せたイナダ防衛大臣の夫は防衛産業株を保有。
著者: 澤藤統一郎イナダは、その存在自体が平和憲法と相容れない。この点で、けっしてアベにも引けをとらない。その人物が、よりによって安倍内閣の防衛大臣である。安倍内閣の近隣諸国に対する挑発的姿勢をよく表している。 この人物の防衛大臣不適格理
本文を読む【要申込】】「中村 尚司が語るスリランカ学」
著者: 紅林進【要申込】】「中村 尚司が語るスリランカ学」 第1回 スリランカ事始め 日時:9月21日(水曜日)18:00-19:30 場所:パルシック2階会議室(淡路町) http://www.parcic.org/about/ac
本文を読む「こんな裁判所なら不要」ではなく、「こんな判決は有害」というべきだ。
著者: 澤藤統一郎沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、石井啓一国土交通相が沖縄県の翁長雄志知事を訴えた「辺野古違法確認訴訟」で福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)は(9月)16日、国側の請求を認め、県側敗訴の判決を言い渡した。(朝日から
本文を読む驕れる慎太郎は久しからずー無間の底に落ちたまふべし
著者: 澤藤統一郎祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる慎太郎も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には亡びぬ、ひとへに風の前の豊洲の塵に同じ。 近く歴代都知事をとぶらへば、先代舛
本文を読むプライドあればできることではないー「産経記者の行政への資料提供」と「DHCの情報収集行為」。
著者: 澤藤統一郎1週間ほど前のこと、次の記事が目を惹いた。 「産経記者、大津市に録音記録提供 市を提訴の住民側取材」(朝日)、「大津・行政訴訟 産経記者が原告会見録音を被告の市に提供 産経新聞社 取材受けて、原告側に謝罪」(毎日)、「産
本文を読む「金額白地の領収書は、領収書ではない」ー反省せよイナダ防衛大臣
著者: 澤藤統一郎「白馬は馬にあらず」とは詭弁である。しかし、「金額白地の領収書は、領収書ではない」は法的に正しい。これを「金額欄空欄でも白地でも、領収書は領収書」との詭弁は成り立たない。 富山市議会議員政務活動費の不正受給問題で、本日(
本文を読む「しのばず通信」に見る、それぞれの「私の戦争」「私の8月15日」。
著者: 澤藤統一郎「根津・千駄木憲法問題学習会」の機関紙「しのばず通信(9月8日号)」が届いた。毎月、切手のない封筒に入れての戸別配達。わが事務所の郵便受けにぽとり。 A4・1枚両面印刷の手作りだが、通算129号。毎月1回の例会を欠かさず
本文を読む「法学セミナー」に、特集「スラップ訴訟」-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第79弾
著者: 澤藤統一郎本日(9月12日)発売の「法学セミナー」(日本評論社)10月号が、「スラップ訴訟」を特集している。弁護士・学者・ジャーナリストが執筆した、計9本の論文から成っている。 私が、総論として「スラップ訴訟とは何か」を書き、以下
本文を読む天皇制の呪縛「権威への依存性」を断ち切れ
著者: 澤藤統一郎天皇制を論じる出発点は丸山眞男(「超国家主義の論理と心理」)なのであろうが、私の世代感覚からは、丸山の論じるところはあまりに常識的に過ぎてインパクトは薄い。丸山は天皇制の呪縛と闘ってかろうじて逃れ得た人、という程度のイメ
本文を読む「西松建設違法献金・株主代表訴訟」和解での、政治献金監視センター発足の意義
著者: 澤藤統一郎本日(9月10日)の朝日朝刊が大きく報じている。「西松建設の元役員ら、株主と和解」「違法献金めぐり賠償」の記事。北朝鮮核実験の愚挙がなければ社会面トップの扱いにもなったところ。中見出しの「弁護団『企業監視のモデルに』」が
本文を読む意外性の言語学
著者: 宇波彰アメリカの言語学者ノーム•チョムスキー(1928〜)は、反戦運動家としても知られている。言語学者としては、すでに1950年代までに「生成文法」の理論によって言語学に革命をももたらしたといわれている。「生成文法」について
本文を読む詩画人・四國五郎の「辻詩」 ー「福竜丸だより」から
著者: 澤藤統一郎四國五郎(1924~2014)という画家をご記憶だろうか。ウィキペディアには、「広島県広島市出身の画家・挿絵画家・絵本作家・詩人である。広島平和美術展を広島の画家仲間達と創設。絵画と詩を描きながら、広島を拠点にして戦後の
本文を読む「NO LIMIT 東京自治区」について
著者: 永瀬9/11~9/17に東アジアを中心に世界中から活動家が東京に集うイベント「NO LIMIT 東京自治区」が企画されています。 東京に点在している市民運動の拠点を会場にしてライブ・学習会・アート展を行 うとのことです。 こ
本文を読むネトウヨ・産経グループの差別記事に負けるなー蓮舫候補にエールを送る
著者: 澤藤統一郎戦争と差別は、緊密に結びついてきた。差別こそは、平和や共生の最大の敵である。人種や民族間の差別意識が憎悪や猜疑を生む、これなくしては戦争も戦争準備も成り立たない。だから、戦争や戦争準備をたくらむ勢力は、必ず差別意識の醸成
本文を読む【要申込】第3回 TPPテキスト分析チーム第3回 報告会「みんなで語ろう!そうだったのかTPP」
著者: 紅林進第3回 TPPテキスト分析チーム報告会 「みんなで語ろう!そうだったのかTPP」 http://notppact ion.blogspot.jp/2016/09/tpp-tpp.html 9月
本文を読むポーランド国有企業私有化ビジネスに「山一」も参入
著者: 岩田昌征Witold Kieżun ヴィトルド・キェジュンなる、一言で評すれば、ポーランド愛国者なる表現がぴったりの老知識人がいる。1922年生まれ。1944年8月、反独ワルシャワ蜂起に参加した人物だ。ワルシャワ蜂起博物館が編集
本文を読む近ごろ気になることー「天皇を護憲の守護神のごとく見てよいのか」
著者: 澤藤統一郎「憲法日記」と題した当ブログ。本日で連続更新1256回となる。3年5か月と7日。毎回が何の節目でもない積み重ねの一コマ。毎日途切れることなく、飽きることなくよく続くものと、自分でも感心している。 ときおり、読者から励まし
本文を読む9/9(金)13時~院内集会「原発の耐震性、避難問題」
著者: chibaお疲れさまです ちばです。 阪上さんから院内集会のお知らせです。 ========== 政府交渉の調整がつきました。原子力規制庁の担当者と内閣府の原子力 防災担当者が対応します。是非ご参集ください。 よろしくお願いい
本文を読む【9・11@京都:沖縄連帯の集い】参議院議員 伊波洋一さんを迎えて 高江・辺野古の闘いに勝利しよう!
著者: uchitomi makoto【9・11@京都:沖縄連帯の集い】参議院議員 伊波洋一さんを迎えて 高江・辺野古の闘いに勝利しよう! https://www.facebook.com/events/296879520682509/ □□□□□□□□
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