10月16日、学習院大学のミュージアムで開催中の「貞明皇后と華族」展に出かけた。というのも、数年前に、ある論文集に「貞明皇后の短歌の国家的役割―ハンセン病者への「御歌碑」を手がかりに 」(202
本文を読む正治安岡の執筆一覧
【12月6日(土)】2025年度「集い」第3回 沖縄・ハンセン病 二つの国策差別に抗すーー奥間正則さんの映像を観てーー
著者: 大井 有Global Headlines:AfDのファッショ的攻勢、大学を標的に
著者: 野上俊明<はじめに> 米トランプ政権が先導するフェイク・ファシズム攻勢は、反知性、反科学、排外主義のイデオロギー的本性をむき出しに、リベラルの本拠地たるハーバード大学やコロンビア大学など有名大学に向かっている。その有様は、195
本文を読む拝啓 高市早苗様。日本の鹿にだけでなく、マルタの猫にもご配慮を。
著者: 澤藤統一郎(2025年10月16日) 私はマルタの一市民です。かつてはマルタ騎士修道会で名を馳せた地中海の島国は、今、猫の島として知られ、島内には人口40万の倍の数の猫がのびのびと暮らしています。この島では、人と共生しているたくさ
本文を読む第123回「NO WAR! 八王子アクション」アピール決議
著者: 大井 有雑誌の廃刊が続く中で(4)『季論21』の廃刊
著者: 内野光子『季論21』は、我が家ではどちらかといえばなじみのある雑誌だった。人文・社会科学系の幅広いテーマを扱っていたので、私は、文学、メディア関係の論説などは拾い読みしていた。まさか自分のところに依頼が来るとは思わ
本文を読む雑誌の廃刊が続く中で(3)『早稲田文学』【第十次】の休刊
著者: 内野光子なにしろ、明治24年、1891年10月、東京専門学校(現早稲田大学)の坪内逍遥が主宰となって創刊した『早稲田文学』、伝統ある文芸雑誌である。2017年末、金井美恵子特集への執筆依頼にはいささか戸惑った。金井
本文を読むアウンサンスーチーを救出せよ!――次男キム・アリス氏、世界世論に訴える
著者: 野上俊明アリス氏 DVB(ビルマ・民主の声) 国際通信社ロイターはじめ多くの内外の新聞社が、9月初めにアウンサンスーチー氏にかかわるトピックを久しぶりに報道した。それによれば、2021年2月のクーデタ以来拘束が続いているミャン
本文を読むGlobal Headlines:欧州の福祉国家危機
著者: 野上俊明<はじめに> 今に始まったことではないのですが、OECD(経済協力開発機構)に属する先進諸国では、共通して経済成長の頭打ち、経済の構造的減速からくる税収減によって財政基盤は脆弱化しつつあります。その一方で高齢社会化などに
本文を読む雑誌の廃刊が続く中で(2)『朝日ジャーナル』・『週刊朝日』の廃刊
著者: 内野光子『朝日ジャーナル』の創刊は、調べてみると、1959年3月とある。そうだったんだ、とあらためて思い起す。私の学生生活のスタートと重なる。 時を同じくして『少年マガジン』も創刊されている。 59年3月28日には「安保改定
本文を読む雑誌の廃刊が続く中で、思い出すのは(1)『図書新聞』
著者: 内野光子今年の12月に『日本古書通信』が、来年2026年3月に、『図書新聞』が廃刊になるそうだ。小さな図書館ではあったが大学図書館勤務時代の20年間余、二つとも選書のツールであった。前者の古書店目録によって、古書を購入すること
本文を読むイスラエルを解体せよ!――「ユダヤ人問題」が生み出した鬼っ子、 ヨーロッパ、米国、ロシアが責任をとれ
著者: 柏木 勉イスラエル問題をめぐっては諸々の論点がある。だがここではそれらには触れず、問題の根本だけ述べる。諸々の論点をめぐるレトリックではなく、ごくごく単純なことである。 直近の情勢は、実に悲惨きわまりなくはらだたしい。戦争犯罪人
本文を読むガブリエル・ズックマンって誰?~富裕層には、「富裕税」を!
著者: 内野光子9月28日、「富裕税入門」出版記念集会~今こそ富裕税が必要だ!資産に課税せよ!!」の集会にでかけた。日頃、夫からは、「富裕税」導入についてのミニ・レクチャー?を聞いていたもので、どんなものかと
本文を読む反動と専制の枢軸同盟に活路を見出すミャンマー軍事政権
著者: 野上俊明12月8日にミャンマー軍事政権が強行しようとしている総選挙を前に、中国は「春の革命」――2021年2月のクーデタに対する抵抗運動――を挫折させるべく、政権へのテコ入れを本格化させている。第一に、アセアンからも締め出され
本文を読む『比翼の象徴』(井上亮)を手掛かりに<平成流>を考えてみた。
著者: 内野光子知人に勧められ、雑誌『反天皇制市民1700』に『比翼の象徴』を手掛かりに、明仁・美智子夫妻による<平成流>の30年余についての拙稿をまとめてみたのが、以下である。この雑誌の由来は、表紙裏の「反天皇制市民1700ネットワ
本文を読む【10月25日(土)】第31回 ヘーゲル研究会のお知らせ
著者: 野上俊明ヘーゲルは、近代国家を<国家・市民社会>の二重構造よりなるものとして捉えた。同じような見方をアダム・スミスやK・マルクスもしていたといえるが、ただし後者の場合、市民社会は経済社会(経済的土台)とほぼ同一視されていたであ
本文を読む「日本人と選挙」(NHK「歴史探偵」9月24日)を見ました。
著者: 内野光子表題の番組に、図書館時代の友人のEさんが、「市川房枝記念会女性と政治センター」の資料紹介で、出演するという知らせが入った。当初は9月17日の予定だったが、十島の地震で、1週間後に延期、
本文を読むGlobal Headlines:世界同時的ファッショ攻勢に抗して
著者: 野上俊明<はじめに> ナチズムの運動にヒトラーやゲッペルスという稀代の「雄弁家」、アジテーターが不可欠であったように、今日の世界でも極右運動にはアジテーターは欠かせない。日本でも、かつて石原慎太郎は橋下徹の雄弁さをヒトラー並みと
本文を読む映画「国宝」を観る――西暦と元号、在日出身日本国首相誕生の可能性—―
著者: 岩田昌征映画「国宝」を観た。今年6月の公開上映以来今日までに観客数は一千万人を超え、興行収入額は百五十億円に達したと言う。 内容は、任侠—―これは美称であり、通称はやくざか博打ち、現代日本市民社会の思い上がった新造差別語では反
本文を読む『二十四の瞳』を見た~何年前のことだったか。
著者: 内野光子映画サークルの上映会、今月は『二十四の瞳』(木下恵介監督 1954年)だった。たしかに一度はすでに見ている70年以上前の作品だ。私が覚えているシーンといえば、しばらく学校を休んでいた高峰秀子の大石先生を家まで訪ねること
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2025年9月号が発行されました&9.28山田清彦さん講演会のお知らせ
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2025年9月号が発行されたので、ご紹介しますhttps://miyagi-kazenokai.com/ ※目次はこのメールの最後にあります また、講演会のご案内です(zoomあり) 【拡散歓迎】風の会・公
本文を読む【10.18(土)】第37回武蔵野政治塾/排外主義やデマに抗する!ー信じられる未来を八王子からー
著者: 大井 有初めて「敬老の日」らしい?一日でした。
著者: 内野光子これまで、「敬老の日」などあまり意識することなく過ごしてきたが、ここ施設ではさすがに、そんなわけにはいかなかった。といっても、とくに誰かがうやまってくれたわけではない。 午後からは、ホールで、ジャスコンサートが開催さ
本文を読む小林秀雄の戦争責任について
著者: 野上俊明わが68世代を主要メンバーとする「社会批評研究会」9月例会の報告テーマは、小林秀雄論であった。O氏による詳細な小林秀雄の伝記と著作の説明を聞いていると、わが思春期から青年期の一時期、熱心に著書を読んだときの記憶がよみが
本文を読むGlobal Headlines:帝国の包摂―中国とミャンマー
著者: 野上俊明<はじめに> スーチー女史が事実上トップの座に就いているときは、習近平もプーチンもミンアウンフラインに自分たちへのお目通りを許さなかった。2021年の2・1クーデタのあとも3年間ほどはその状態が続いた。武器供与をはじめ
本文を読む第122回「NO WAR! 八王子アクション」アピール決議
著者: 戦争をさせない八王子市民集会実行委員会9月6日、皇族の成年式、めでたいのはだれ?!皇室報道はこれでよいのか
著者: 内野光子「十日の菊」と言われるかもしれないが、秋篠宮家長男の成年式についての感想である。 9月6日、秋篠宮家長男の成年式というのが、おこなわれた。18歳のときは、受験期と重なったので一年後の誕生日に執り行われたという。よそ様
本文を読む今どきの中学生が出会う短歌~国語教科書に登場の歌人たち、その作品は(3)
著者: 内野光子各社の中学校国語の二年生の教科書を中心に調査した結果であり、わかる範囲で、一年・二年生教科書にも触れている。二年生教科書の短歌の収録状況は以下の手順で示している。短歌作品の作者は、作品に続いて( )で示し、さらに、前
本文を読む「ボスニアの不安定化と欧州」によせて—―『朝日新聞』紹介記事への疑問 (その三)—―
著者: 岩田昌征『朝日新聞』(2025年・令和7年7月18日・金、第24面)の記事——「火薬庫」爆発前に「西側」は行動を――に「ドディックがボスニア中央政府の司法や警察の管轄をそごうとするなか、ボスニアの裁判所は今年、禁固刑と公職追
本文を読む【9月27日(土)】第30回 ヘーゲル研究会のお知らせ
著者: 野上俊明ヘーゲル「法・権利哲学(要綱)」中の立憲君主論は、おそらく評価が幾重にも分かれるであろうことは、門外漢の私にも想像しうる。詳細は他日を期したいが、同一著書においても立憲君主制の意義や役割についての叙述に、アクセントやニュ
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