非常用ディーゼル電源起動の危うさについて先の「原発は自然災害より人的要因で重大事故に」で触れておいたが、もうちょっとネットで調べてみると、再稼働差し止めになった当の伊方原発3号機で定期点検中ディーゼル電源は異常動作に陥り
本文を読むブルマン!だよねの執筆一覧
原発は自然災害より人的要因で重大事故に
著者: ブルマン!だよね再稼働差し止めの仮処分が出たばかりの四国電力伊方原発で、「全電源喪失」の事態に陥った。以下は、共同通信の記事からの転用。 25日午後3時45分ごろ、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で3号機の定
本文を読む伊方原発運転差し止め仮処分の射程
著者: ブルマン!だよね奇しくも阪神・淡路大震災25周年の1月17日、四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が広島高裁から運転差し止めの仮処分決定出され、中国新聞によれば、“原発の沖合に活断層が存在するかどうかの四国電の調査について「十分な調
本文を読む法の不遡及の原則は普遍的である
著者: ブルマン!だよね私の「圧倒的に説得的でない浅井論文」というタイトルの「交流の広場」への投稿に関して、山椒魚氏と熊王氏からコメント、質問をいただいているので、それにお応えしたい。 まずその前に、ちきゅう座での投稿者間の議論が余りにも乏しく
本文を読む圧倒的に説得力のない浅井論文
著者: ブルマン!だよね当サイトに「日韓関係、浅井基文氏の論文—圧倒的な説得力」と題した坂井定雄氏の投稿が転載され、そのなかで坂井氏は浅井論文が日韓請求権協定の解釈を示したうえで、それが1978年日本も加盟した「国際人権規約B規約第2条3項」
本文を読む廣松渉没後25周年によせて その1
著者: ブルマン!だよね廣松死してはや25年、関連してこの間いくつかの講演会が催されたようだが、私が見る限り廣松をただ消費するに終始しているように受け止めるほかない。今や廣松も「信者」たちがあれこれと解釈を垂れる「経典」と化しているのではないか
本文を読むGlobal Headlines朝鮮史研究会が元徴用工判決に関して声明
著者: ブルマン!だよねいつものように韓国ネットメディアをサーフしていると、中央日報に 日本の朝鮮史研究会「徴用関連の韓国大法院判決を支持」 という記事が本日付け(10月30日)でアップされている。 それではということで、朝鮮史研究会のサイトを
本文を読む徴用工判決、その衝撃度の真実
著者: ブルマン!だよね韓国大法院(最高裁判所)の徴用工判決から早一年になろうとしているが、その衝撃度 について正確に理解する必要があるのではないか。個人請求権云々などは枝葉末節な ストーリーでしかない。 弁護士の澤藤氏の整理から引用させていた
本文を読むGlobal Headlines 和田春樹氏がソウルで基調講演
著者: ブルマン!だよね和田春樹東京大学名誉教授が、26日ソウルで学術会議「韓日関係:反日と嫌韓を越えて」に基調講演者として参加し、安倍晋三首相が米国と中国を重要視して韓国を排除しようとする戦略を「韓国を相手にしない」政策だとした。また「この政
本文を読むカイロ宣言、ポツダム宣言、サンフランシスコ講和条約
著者: ブルマン!だよねポツダム宣言受諾により、日本は連合国に無条件降伏し、太平洋・東アジア戦争は終結したが、そのポツダム宣言の8項に次のような文言がある。 8.カイロ宣言の条項は履行されるべきであり、又日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国
本文を読む韓国メディアのご紹介 その2
著者: ブルマン!だよね前回紹介しなかった左派系メディア「ハンギョレ新聞」の日本語サイトは以下のURLで閲覧できる。 ハンギョレ新聞 http://japan.hani.co.kr/ 前回紹介したメディアはこちら。 朝鮮日報 http:/
本文を読むGlobal Headlines 韓国紙の伝える日本知識人の声
著者: ブルマン!だよねこのところ徴用工判決をめぐって泥沼化一方の日韓関係だが、代表的韓国紙が日本知識人の声として報道している記事がいくつか見られ、なかなか考えさせるものがあるので以下紹介したい。 まず、「保守系」と目される朝鮮日報から 伊藤亜
本文を読むそうじゃないでしょう
著者: ブルマン!だよねサッカーワールドカップロシア大会で西野Jが対ポーランド戦0-1で負けていたにもかかわらず、フェアプレー差を踏まえて決勝T進出優先、終盤攻めずパス回しに徹したことに国内のみならず海外含めて賛否の声が喧しい。キャプテンの長谷
本文を読むDie Einleitung zur Rouletten Lehre ~ カジノ導入は格差解消のチャンスだ!
著者: ブルマン!だよね世上言うところのカジノ法案が国会で承認されようとしている。与党の強行採決に 野党が憤るといういつもながらの絵面が繰り広げられているわけだが、ちきゅう座の 読者も野党諸君と並んでギャンブル依存症を危険視してこの法案について
本文を読む異論なマルクス 価値形態論~論理の飛躍が示唆するもの
著者: ブルマン!だよね中野@貴州さんから拙論への反論をいただいて、 “「交換が量的に無差別、均一である」というのが特殊であり、むしろ不均一なのが一般的ではないのかというわけです” と主張されているのですが、これは突き詰めれば一般的等価の候補に
本文を読む異論なマルクス 価値形態論~秘かなレベルの転換
著者: ブルマン!だよねさて、どうして論理の矛盾やルールの変更が生じてしまっているのか。 資本論価値形態論(価値形態または交換価値)の導入部分を見てみると次のような記述に行き当たる。 Quote 諸商品は、ただそれが人間労働という同じ社会的な単
本文を読む異論なマルクス 投票マシンとしての価値形態論
著者: ブルマン!だよねさて、先の論考では価値形態論を論理マシンに写像してその動作を考察してみたが、今回は全く平等な有権者相互の投票行動を実行させる投票マシンの動作に変換して、その投票行動の結果を見てみよう。 有権者の集合C(C1,C2,C3,
本文を読む異論なマルクス 論理マシンとしての価値形態論
著者: ブルマン!だよねn(=自然数)個の同質で相互に計量できる性質を備えたしかしその他の性質については相互に比較計量できない「相異なる」要素からなる集合C(C1,C2,C3…Cn)を「投入」して、それらのすべての要素に対して全く等価な論理的操
本文を読む数字で見る日本の「軍事大国化」~人類は最終破滅に向かっている
著者: ブルマン!だよねまず防衛省「我が国の防衛と予算 平成30年度概算要求の概要」から。 http://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/gaisan.pdf#search=%27%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7
本文を読むカジノだぜ(^O^)
著者: ブルマン!だよね大体にして、この国の左派諸氏は紛うことなき「良識派」なので、カジノ法案なんぞはとんでもないと、言い張ってきたわけだが、これがドカンチ、現実を知らない青白きインテリゲンちゃんの論議なのだな。すでにして、パチンコ、競輪、競馬
本文を読むぢつに見慣れた光景
著者: ブルマン!だよねあべチンがトランプ大統領と手土産つきで会談のうえ会食、ゴルフと来たことに何かと批判の声がかまびすしいが、どうだろね。アメリカという超大手企業の新トップに出入り業者の日本製作所の社長さんが、「就任おめでとう御座います、旧倍
本文を読む価値”概念”の迷妄
著者: ブルマン!だよね中野@貴州さんから大黒弘慈氏の近著についての感想が投稿されている。私自身はま だこの著作を手にしていないので本格的な論考は出来ないが、感想文を拝見した範囲 で簡単にコメントする。 第一に言いたいのは、これまでもなんどか指
本文を読む憲法第九条の落とし穴~いくらでも戦争できます。護憲派ハ戦争絶対阻止派ニアラズ
著者: ブルマン!だよね憲法記念日を期して、いつもの退屈な護憲議論の横行。筆者から見れば、平和ボケの一変奏にしか感じられない。 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際
本文を読む異論なマルクス ブラック=ショールズ方程式と金融バブル
著者: ブルマン!だよね世界資本主義フォーラム主催で、4月30日に信州大学の吉村信之氏を講師に、《「ドル本位制下」の金融危機》と題して講演があった。 吉村氏の講演は、1971年のドル金兌換停止を境にして、それ以前の金本位制と以後のドル本位制との
本文を読む異論なマルクス ヘーゲル弁証法ノ転倒トハ? 「観念論」ナル烙印ニタイスル、マルクス氏ノ憤然タル反論
著者: ブルマン!だよねマルクスのヘーゲル弁証法への言及を、経済学批判から資本論にかけて、思い浮かぶ範囲で拾い上げて、少しその「転倒」、マルクスの批判的摂取について考察してみよう。そうすることで、マルクス以後に現れた、例えばロシアマルクス主義の
本文を読む異論なマルクス 宇野「原論」索引Bの意義 岩波文庫版刊行に寄せて
著者: ブルマン!だよね先般一月に宇野弘蔵「経済原論」が岩波文庫から刊行され、これで「恐慌論」とあわせ宇野の代表的論考二著が文庫本化されたことになる。わが暗黒面の師、竹内靖雄によれば中野正は一流の学者たるものは後世に残るべき代表作として生涯に3
本文を読む疫学的に全く無意味な福島県甲状腺がん検診、その暗部
著者: ブルマン!だよね福島県で行われている、福島第一原発事故時0歳から18歳の幼若年齢層にたいする超音波装置を動員した全員検査から、先行調査段階から時間を経るにつけ甲状腺がんと診断される者の数が増加し、これまでのこの国のガン統計でいわれる10
本文を読む異論なマルクス 資本は労働価値説を欲するか?
著者: ブルマン!だよねまず表題の労働価値説のほうから、議論したいがそのきっかけに、中野「かまってちゃん」@貴州さんからのコメントにお答えし、その流れで論題の前半に入っていきたい。 中野さんの指摘は、基本的にミクロ経済学の短期供給曲線と長期供給
本文を読む異論なマルクス マルクス・スラッファ・客観価値説~小幡道昭氏最終講義に寄せて
著者: ブルマン!だよね去る3月19日東大経済学部にて、原理論研究の第一人者である小幡道昭氏の、「マルクス経済学を組み立てる」と題する、最終講義が持たれ、私も聴講者の列に加わった。小幡氏は東アジアでの新興資本主義国の台頭を、資本主義の新段階を画
本文を読む「フクシマ」の「教訓」を「忘れるな!」ハァ~??
著者: ブルマン!だよね当サイトでも平和アピール七人委の発した「フクシマの教訓を忘れるな!」なる声明 に触れる記事が見られるが、このタイトルからして筆者には違和感を覚える。 なぜ「フクシマ」と片仮名表記するのか?それは福島を放射能汚染にさらされ
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