2012.4.15 国会の党首討論で、この国の基本問題が論じられていません。消費税や年金・医療が問題にされても、現に放射能に汚染され故郷に帰れるかどうかもわからない福島県民のいのち、いまなお「収束」どころか高放射線と
本文を読む加藤哲郎の執筆一覧
事故の真相究明なしでの原発再稼動を許さず、世界の厳しい眼に耐えうる新生日本の構想を!
著者: 加藤哲郎2012.4.1 アメリカ西海岸から東にまわって、ワシントンDCで満開の桜の散りぎわを眺めつつ、帰国しました。まだ時差ボケ気味ですが、新しいハードと慣れないソフトで、とりあえず1か月ぶりの更新です。日本政治は、ピントが
本文を読む原発再稼動を許さぬ、まっとうな世論構築へ!
著者: 加藤哲郎2012.3.11 現在アメリカ西海岸ロスアンゼルス滞在中です。まだウェブ更新の環境は整いませんが、東日本大震災・津波・福島原発事故の一周年ですので、古典的なhtml言語とFetchのみを使って、一言。こちらはまだ3月
本文を読む原発再稼動を許さぬ、まっとうな世論構築へ!
著者: 加藤哲郎2012.3.1 (おわびとご注意) HP更新用パソコン及びソフトの不具合で、しばらく更新できません。前回の「日本人の核アレルギー」神話が戦後米国製「核ヒステリー」を起源とする探求に続いて、これとは対照的に、「唯一の被
本文を読む「アレルギー」でも「ヒステリー」でもなく、 原発再稼動を許さぬ、まっとうな世論構築へ!
著者: 加藤哲郎2012.2.15 野田内閣の支持率低下が止まりません。 右の読売新聞調査が典型的ですが、支持を減らし、不支持が増え続けています。読売ではなお30%の危険水域ぎりぎりですが、朝日放送ANNは27%、フジ/産経では26、
本文を読む「である」ことから「する」ことへ、原発再稼動を許さぬ市民の政治を!
著者: 加藤哲郎2012.2.1 「青空文庫」に入っているSF作家海野十三「敗戦日記」1944年1月1日に、「1月ではない、13月のような気がする」という話が出てきます。敗色濃い東京で、毎日米軍の空襲におびえる日々の続く新年のことでし
本文を読む「核アレルギー」神話によってではなく、「核と人類は共存できない」から脱原発へ!
著者: 加藤哲郎2012.1.15 民主党野田改造内閣が出発しました。消費税増税正面突破の布陣ですが、内閣支持率の回復効果はなく、むしろ朝日(左)でも読売(右)でも不支持増大がとまらないという、珍しくぴったり一致した世論の流れ。3・1
本文を読む自然の復讐は鎮まらず、放射能拡散は続く、東アジア非核共同体を見通す構想力を!
著者: 加藤哲郎2012.1.1 例年なら門松、賀正を金屏風の壁紙で飾り新年の挨拶なのですが、2012年の年頭トップは、いつも通りで綴ります。それは、2011年3月11日以降の日本が「いつも通り」ではないからです。「いつも通り」の故郷
本文を読む「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」
著者: 加藤哲郎2011.12.15 2011年の締めくくり、師走の真っ最中です。先月15日更新の本トップは、「野田佳彦首相の支持率が急落しています。9月発足時のご祝儀相場6割から、毎月1割づつ落として11月は4割、このまま行くと、来
本文を読む「原子力の平和利用の夢」から醒めて世界の「核廃絶の運動」の先頭へ!
著者: 加藤哲郎2011.12.1 日本沈没がとまりません。世界全体でも、アメリカ経済もヨーロッパ金融危機も中東革命も出口は見えませんが、日本の場合は、政治の機能不全が深刻です。海外から見れば、ますますそうでしょう。今週の英語での日本
本文を読む外交でも、原発でも「いつかきた道」を繰り返さず!
著者: 加藤哲郎2011.11.15 日曜日の米国『ニューヨーク・タイムズ』は、書評やエッセイが充実し、読み応えがあります。日曜版だけ購入するファンもいます。その”The New York Times” では
本文を読む「原子力時代=成長」ではなく「放射能汚染時代=小国化」から歴史を見ると…
著者: 加藤哲郎2011. 11.1昨日、地球人口は70億人をこえました。1950年に25億人、1999年でも60億人でしたから、21世紀に急速に増えています。中国が13億、インドが12億で、両国で3分の1以上の比率です。日本は現在1億
本文を読む放射能汚染大国、「原爆から原発へ」の歴史的ルーツをたどると…
著者: 加藤哲郎2011. 10.15 パリではギリシャ国債破綻から世界金融恐慌への危機回避のためのG20、ニューヨークに始まった反格差の99パーセント市民デモは80カ国、千以上の都市へ拡大。そうした世界の流れをよそに、日本は、後戻り
本文を読む「原爆から原発、原発から原爆」の轍を繰り返さず、放射線汚染大国で生き抜く、新たな想像力を!
著者: 加藤哲郎2011. 10.2 9月末までヨーロッパ4か国をまわって、帰国しました。まだ時差ボケがひどく、久しぶりの更新も遅れました。ドイツからスウェーデン、フィンランドは深い秋、セーター・コートなしでは肌寒い季節でした。イギリ
本文を読む「原子力村」に汚染された永田町・霞ヶ関には頼らず、9月は被災者と市民の力で「脱原発」の民意を明確に!
著者: 加藤哲郎2011.9.1 8月はアメリカ滞在でしたので、1か月ぶりの更新です。アメリカ東部で、地震がありました。ワシントン、ニューヨークをハリケーンが襲い、死者も出ました。帰国した日本は、台風シーズンです。地震も続いています。
本文を読む「非日常の日常化」のなかで、忘れてはならないこと
著者: 加藤哲郎2011.8.1 新潟県や福島県の豪雨で、また大きな被害が出ています。大きな地震も続きます。台風も近づいています。もう震度5くらいでは驚かなくなった、「非日常の日常化」に、唖然とします。福島や北関東の放射能、野菜から牛
本文を読む「国策」を「脱原発」に転換するために、この夏、何が必要か?
著者: 加藤哲郎2011.7.15 久しぶりで、外信で日本が、大きくとりあげられました。13日記者会見での菅首相の「脱原発」宣言です。ウォール・ストリート・ジャーナルは「国策の転換」として扱いました。もっとも「国民投票や政府の様々な議
本文を読む「唯一の被爆国」でなぜ「ヒロシマからフクシマへ」の悲劇が再現したのか? 原子力にまつわるあらゆる「神話」の検証を!
著者: 加藤哲郎2011.7.1 3月11日以来、世界から見える日本の光景は、大きく変わりました。人類史上まれにみる大地震と大津波で東日本が壊滅的被害を受けた国、自動車や電気製品の部品工場が被災し世界のメーカーの生産ラインをとめた国。
本文を読む私たちはドイツやイタリアの現在から何を学び、 大江健三郎や村上春樹の問いにどう答えるべきか?
著者: 加藤哲郎2011.6.15 第二次世界大戦後の日本は、戦争と空襲で多くの犠牲者を出し、その反省を踏まえて、日本国憲法をつくりました。ナチス・ドイツ、イタリア・ファシズムと結んで世界の民主主義国に敵対し、資源と市場を求めてアジア諸
本文を読む「エネルギー基本政策」抜きの政局・政変によってではなく、 「6・11新宿大行動」を突破口に「脱原発」政治への転換へ!
著者: 加藤哲郎2011.6.1 福島第一原発メルトダウンのもとで、放射能被害が深刻になってきました。福島県のこどもたちへの年間20ミリシーベルトという文部科学省の外部被ばく線量限度は、福島のお母さんたちの霞ヶ関への直接抗議で、ようや
本文を読む「戦後との訣別」を意味する「脱原発」の方向を、「自主・民主・公開」の国民的討論で!
著者: 加藤哲郎2011.5.15 本サイトの特設ページ「イマジン」が立ち上がったのは、2001年9月のことでした。アメリカにおける9・11同時多発テロ、それへの「報復」としてのアフガニスタン・イラク戦争に反対してのものでした。その
本文を読む東北「復興」は被災地の実情と先人の知恵を踏まえ、若者たちの希望を汲んで! 原発情報は「原子力村」やマスコミに頼らず、ウェブを駆使して脱原発・エネルギー転換へ!
著者: 加藤哲郎2011.5.1 世界を揺るがした3・11から50日、東日本大震災の 12都道県1万4662人、警察に届け出のあった行方不明者1万1019人(4月30日午後4時現在)のいのちは、ふだんなら家族・親族・友人に見送られ、し
本文を読む「唯一のヒバク国日本」の意味が変わった! 危機を地球的危機として認識し対処することこそ危機管理!
著者: 加藤哲郎2011.4.15 3月11日の東日本大震災から1か月、この国はいま、歴史的な危機のなかにあります。大地震と、それに続く大津波は、過去の歴史にないわけではありませんが、「天災」というべき危機でした。すでに3万人近いい
本文を読む地震大国日本のMarch 11 を、アメリカのSeptember 11とは違う方向で再建へ!
著者: 加藤哲郎2011.4.1 いま、世界で最も多くダウンロードされているのは、”Songs for Japan“というチャリティー・アルバムです。冒頭の歌は、ジョン・レノン「イマジン」。10年前の、アメ
本文を読む若者に希望を与えられない政治は、国民から見離される
著者: 加藤哲郎2011.3.1 かつて本学名誉教授だった故ロブ・スティーヴンは、ニュージーランド南島のカンタベリー大学に勤めていました。そのカンタベリー大学のあるクライストチャーチは、人間の数の8倍の羊が住む豊かな自然に囲まれた、
本文を読む「インターネット時代のネットワーク型革命」に、 世界と日本の若者は、どのように応える?
著者: 加藤哲郎2011.2.15 この間毎週金曜日の夜は、寝不足でした。日本の新聞、テレビは相変わらず相撲の八百長や永田町政治中心で頼りにならず、CNN TV及びネット上のアルジャジーラのライブ放送で、エジプト情勢ウォッチングです
本文を読むチュニジア、エジプトで起こっていることは、 アメリカ、中国や日本にとって「対岸の火事」か?
著者: 加藤哲郎2011.2.1 私が個人的に親しい友人たちの永眠を嘆き、日本はアジアカップ・サッカーの優勝に沸き立っている時に、ちょうど米国大統領の年頭一般教書演説、世界経済フォーラム(WEF, 通称ダボス会議)、世界社会フォーラム
本文を読む「国民生活が第一」を捨てた内閣改造の向かう先は、自民党政権でもできなかった、自民党政策の実行?
著者: 加藤哲郎2011.1.15 新年の日本のマスコミは、民主党の党内政局一色。それもなぜか、菅首相のにわかづくりの「やる気」に注目しながら、仙石官房長官をおろし、小沢元代表を放逐するススメの論調。これだけなら、いつもの党内人事刷新に
本文を読む謹賀新年! 2011年を、国民にとって「政権交代してよかった」と実感できる年に!
著者: 加藤哲郎2011.1.1 クリスマスから、年の瀬ぎりぎりまで、北京・上海と中国を駆け足で見てきました。ほぼ毎年見ているのですが、その変化の速さは、尋常ではありません。オリンピックを終えた北京は、不況知らずです。1964年東京オ
本文を読む「国民生活が第一」から遠ざかる民主党、 日本政治の劣化は「仮免許」で済まされない!
著者: 加藤哲郎2010.12.15 初めて、菅首相のリーダーシップの、ほめ言葉を聞きました。ほめたのは、米倉日本経団連会長、首相決済による法人税5%減税を評価してのリップサービスです。もっとも法人税は、もともと利益の出た企業の払うも
本文を読む