“プチブルジョワ”と「メディア法」 「メディア法」の行方は? 5月6日に国会で可決された「社会通信法」、つまり報道機関や情報発信者を許認可制度で管理し「報道の自由」「表現の自由」を著しく規制する、いわゆる「メディア法」
本文を読む青山森人の執筆一覧
青山森人の東チモールだより 第271号(2014年6月9日)
著者: 青山森人子どもたちに投資せよ 気候の変化は人の変化 最近の日本の異常な天候と同調するように東チモールの天候も従来通りではないことがむしろ普通になってきました。ただし日本では冬の寒さや雪の降り方あるいは高温などの現象が乱暴になっ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第270号(2014年6月2日)
著者: 青山森人来年はオイクシで“500年祭”か DNA鑑定が話題にのぼってきた東チモール 人物照合や病気予防などに利用されるDNAの鑑定や解析の技術はなにかと話題にのぼる今日ですが、東チモールも例外ではありません。 解放軍の英雄デ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第269号(2014年5月26日)
著者: 青山森人涙に暮れたベコラ 合同部隊が解散、捜査は続行 今年3月初め、CPD-RDTL(東チモール民主共和国-大衆防衛評議会あるいは人民防衛評議会)と「マウベレ革命評議会」という団体を非合法とみなし活動を強制停止させるために警察
本文を読む青山森人の東チモールだより 第268号(2014年5月20日)
著者: 青山森人独立12周年記念、「報道の自由」は短命で終わるのか タウル=マタン=ルアク大統領、「社会通信法」を検討中 「社会通信法」――つまりメディア法または報道法、あるいは東チモールではLei Komunikasaun Sosi
本文を読む青山森人の東チモールだより 第267号(2014年5月12日)
著者: 青山森人報道の自由を守れ! 報道の自由よ、さようなら 5月6日、東チモール国会は報道を許認可制度によって制限する「社会通信法」、いわゆるメディア法あるいは報道法が賛成多数で可決、即日、大統領は発布し、施行されました。この法律の
本文を読む青山森人の東チモールだより 第266号(2014年5月5日)
著者: 青山森人外国企業に丸投げでいいのか 元スパイの証言が出るかもしれない 4月21日、オーストラリアの『The Age』紙は、国際司法裁判所の陪審員は東チモールの閣議室を盗聴したスパイ活動に関与した元オーストラリア諜報員の証言を可
本文を読む青山森人の東チモールだより 第265号(2014年4月19日)
著者: 青山森人たしかに理屈ではそうだが…… 合同部隊、再見参 前号の「東チモールだより」の補足あるいは続きです。3月3日、国会がCPD-RDTLと「マウベレ革命評議会」という団体の活動を強制停止させるために警察権力の行使を認める決議
本文を読む青山森人の東チモールだより 第263号(2014年3月30日)
著者: 青山森人オーストラリアにたいする東チモールの抗議、 国際司法裁判所の判定は…… 国際司法裁判所の判定 豊富なガスが埋蔵されていると有望視されているチモール海の「グレーターサンライズ」ガス田をめぐって東チモールとオーストラリアが交
本文を読む青山森人の東チモールだより 第262号(2014年3月16日)
著者: 青山森人歴史を共有しよう 「3.11」 東チモールで「2.11」といえば、2008年、反乱兵士らが二手に分かれてシャナナ=グズマン首相とジョゼ=ラモス=オルタ大統領(当時)それぞれを襲撃した日のことを指し、「3.11」といえば
本文を読む青山森人の東チモールだより 第261号(2014年3月8日)
著者: 青山森人憲法違反の報道法 バレンタインデー、近所で2件の結婚式 2月14日は日本では「バレンタインデー」として好意のしるしとして主にチョコレートを贈る商業的な行事と半ばなっていますが、東チモールでは「祝、聖なるバレンタインの日」
本文を読む青山森人の東チモールだより 第260号(2014年2月27日)
著者: 青山森人東チモールの報道の自由が危ない さらに劣悪な道路の質 前号のこの「東チモールだより」で「2月13日の午後4時過ぎ、久しぶりに本格手な雨が降ってきました」と書きましたが、その後、その日の雨は、ちょっとしばらく強く降りました
本文を読む青山森人の東チモールだより 第259号(2014年2月13日)
著者: 青山森人総与党状態の怪しげな政局 いまのところ雨不足気味の雨季 2月の最初の週末は雨降りでしたが、本格的な雨季の幕開けとはなりませんでした。3日以降、雨らしい雨がしばらく降っていません。また、このところの早朝の室温は28℃と、東
本文を読む青山森人の東チモールだより 第258号(2014年2月7日)
著者: 青山森人曇りの日はなんとなく静か 毎日、毎日、曇りの天気が続いていますが、それにつられて人もなんとなくちょっと静かになっている気がします。 不必要な低音のきいた大音量にわたしはいつも顔をしかめざるをえませんが、そんな音楽をかけて
本文を読む青山森人の東チモールだより 第257号(2014年2月2日)
著者: 青山森人<予期できないからこその楽しみ> まだ雨が少なめの東チモール 1月末、インドネシアのテレビニュースには、ジャカルタでの大雨による被害の様子が報道されていました。インドネシア近海の温度が高いことで、偏西風の蛇行を引き起こ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第256号(2014年1月27日)
著者: 青山森人<首筋がひんやりとしてきたか、疑惑の大臣> 道路工事は大雨が降る前に いま東チモールは雨季の真っただ中です。一桁台の南緯ですが南半球に位置する東チモールはいま日本でいう夏に相当し、少し陽が長くなっています。午後7時にな
本文を読む青山森人の東チモールだより 第255号(2014年1月17日)
著者: 青山森人<シャナナ的気質からタウル的気質へ、> 更なる新局面を迎える東チモール 去年2013年は東チモールにとって新しい局面の幕開けとなる一年でした。国連組織が去り国際治安部隊が展開されない局面を1月1日から迎えたからです。国
本文を読む青山森人の東チモールだより 第254号(2013年12月23日)
著者: 青山森人<ポスト・シャナナ、世代交代への動き> シャナナ=グズマン首相、来年に辞任する意向を示す オーストラリア諜報機関による東チモール閣議室の盗聴にかんして(「東チモールだより第253号」参照)、オーストラリアのABC局が東
本文を読む青山森人の東チモールだより 第253号(2013年12月9日)
著者: 青山森人<チモール海の資源の波、高し> 内部告発者を捕まえたオーストラリア当局 特定秘密保護法案を与党は数の暴挙で強硬採決させてしまったこの日本から見て、非常に考えさせられる、他人事ではない、機密漏えい事件から逮捕者がオースト
本文を読む青山森人の東チモールだより 第252号(2013年12月2日)
著者: 青山森人<抑制された予算> 基盤整備が思い通りに進まない 東チモールの会計年度は1月~12月です。したがって今のこの時期に来年度の一般国家予算案が発表され国会で諮られることになります。 経済成長を自慢してきたシャナナ=グズマ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第251号(2013年11月22日)
著者: 青山森人<緊迫するオーストラリアとインドネシアの外交関係> オーストラリア新政権、ボート難民対策を巡りインドネシアと摩擦 いまから遡ることおよそ2ヶ月前、9月7日、オーストラリアでは総選挙が行われました。選挙すなわち政権交代を
本文を読む青山森人の東チモールだより 第250号(2013年10月9日)
著者: 青山森人<若者に愛の手を> 乾季の涼しい日々 一年を通じて一番過ごしやすい季節を迎える東チモールですが、8月~9月が過ぎて10月に入ると一ヶ月前と比べてやはり少しは暑くなってきているようです。9月28日の午後にはかすかながら霧
本文を読む青山森人の東チモールだより 第249号(2013年9月25日)
著者: 青山森人<開発のひずみ> 東チモールのうち水 いま東チモールを歩くとドブ川の水をすくって庭や道端にまく光景をよくみかけます。これは日本のように涼しさを求めるためではありません。東チモールはいまとても涼しい季節を迎えているのです
本文を読む青山森人の東チモールだより 第248号(2013年9月18日)
著者: 青山森人<19年振りの再会> いまがいい季節 猛暑・酷暑、ただちに命を守る行動をとらなければならないほどの豪雨、竜巻、そして台風18号と、まるで自然が人間に挑戦しているかのような厳しい自然の脅威にさらされている日本に比べ、8~
本文を読む青山森人の東チモールだより第247号(2013年9月3日)~ 国づくりにおいてきぼりを喰う人たち
著者: 青山森人独立国家の管理を拒否する集団 インドネシアによる東チモール統合を承認してきたオーストラリアが、東チモール帰属問題を解決するめの住民投票を実施することを支持する声明を発表した1999年、1975年にインドネシア軍の侵略をう
本文を読む青山森人の東チモールだより 第246号(2013年8月13日)
著者: 青山森人<ジャーナリズムの闘い> 『テンポ=セマナル』紙と他紙に差がついてきた 週刊新聞『テンポ=セマナル』を、わたしはその前身である日刊『ディアリオ=テンポ』の生い立ちから(2004~2005年)つぶさにその発展・変遷の過程
本文を読む青山森人の東チモールだより 第245号(2013年8月5日)
著者: 青山森人<オーストラリアによる難民政策の大転換> ボート難民受け入れ完全拒否 オーストラリアの与党・労働党のケビン=ラッド氏は今年6月に、三年振りに党首の座に返り咲き第二次首相時代を迎えるや、第一次首相時代(2007年11月~2
本文を読む青山森人の東チモールだより 第244号(2013年7月29日)
著者: 青山森人<資源開発の直接参加、試合の流れを一気に変えられるか> チモール海開発にかんする三大話題 前号・前々号の「東チモールだより」で東チモールとオーストラリアによる「グレーターサンライズ」田をめぐる“攻防”について述べましたが
本文を読む青山森人の東チモールだより 第243号(2013年7月25日)
著者: 青山森人<領海を画定しないチモール海の開発話は終わりにすべき> なぜ東チモールはオーストラリアの不正行為を 非難しなければならなかったのか? 前号の「東チモールだより」では、東チモールがオーストラリアにたいし2006年に結ばれ2
本文を読む青山森人の東チモールだより 第242号(2013年7月19日)
著者: 青山森人<チモール海の新たな展開> タウル大統領の外交活動が始動 タウル=マタン=ルアク大統領は、去年7月にモザンビークで開かれたCPLP(ポルトガル語諸国共同体)会議出席と今年3月の新ローマ法王就任式出席は例外として、今年6月
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