いきいきと立ちのぼってくる漱石の全体像 ―書評:森まゆみ著『千駄木の漱石』―評論・紹介・意見2013年9月29日 inukoroおやじ No comments著者: 阿部浪子 夏目漱石が駒込千駄木町57番地の借家に引っ越したのは、明治36年のこと。英国留学から帰国した年であった。漱石はこの地で「吾輩は猫である」を書き作家デビューする。やっと、嫌でたまらなかった講師業から足を洗ったという。 本文を読む