『経済ジェノサイド』の執筆一覧

周回遅れの読書報告(2-1)  「野垂れ死にする自由」と経済ジェノサイド

著者: 脇野町善造

 中山智香子の『経済ジェノサイド』は、フリードマン流の新自由主義がいかに経済弱者を皆殺しにしていったかを、読みやすく書いた好著である。ただ、次の文章は気になった(282頁)。 自由を謳う統治が社会の一部分を見棄て、見殺し

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