書評:長浜功著『「啄木日記」公刊過程の真相―知られざる裏面の検証』 カルチャー2014年5月23日 inukoroおやじ No comments著者: 阿部浪子 「オレが死んだら日記は必ず焼いてくれ」。石川啄木は親友に託して1912年に他界している。しかし日記の焼却は遠のき、戦後、娘の夫によって公刊されるのであった。 著者の長浜功氏は、それまでの波瀾万丈の過程をじつに丹念にたど 本文を読む