17日の本欄で中国の習近平国家主席がマクロン仏大統領に「仏主導のウクライナ和平案」を出してくれれば、中国はそれを支持すると持ち掛けた、ことを紹介した。マクロンが今月五日から七日まで中国を公式訪問した最終日の七日、マクロ
本文を読むフランスの執筆一覧
「マクロン主演!」のウクライナ和平への道 ―中国苦心の脚本は出だしで躓き
著者: 田畑光永私は11日の本欄に掲載した「『米中対決』から『米の孤立化』へ 習近平、狙いはマクロン取り込み」という一篇で、仏マクロン大統領が5~7日の中国訪問の後、「台湾問題でヨーロッパは米中の対立に巻き込まれるべきでない」と発言し
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】492 アルジェリア宣言に署名したマクロン仏大統領
著者: 平田伊都子2022年8月27日から28日にかけて、マグレブと総称される北アフリカのチュニジアで、日本が指導するTICAD8が開催されました。 そのチュニジアを始め、マグレブ諸国は西サハラとリビアを除き、モーリタニア、モロッコ、ア
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】447 1961年10月17日、パリ
著者: 平田伊都子今から60年前の1961年10月17日、フランスは花の都パリを流れるセーヌ川に、投下される水音が1,000発以上響き渡りました。 投下物は人間でした。 河岸に這い上がってきた人々は一様に殴打の痕も生々しく血まみれでした
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】443 弔問外交か?国連外交か?
著者: 平田伊都子2021年9月17日、前アルジェリア大統領アブデルアジズ・ブーテフリカ氏逝去のニュースが世界に流れました。(合掌) 故大統領はフランス植民地下のモロッコで1937年に生まれ、18才の時からアルジェリアの独立運動に参加
本文を読む新型コロナウイルスでフランスの失業率が沸騰 マリーヌ・ルペン大統領誕生の可能性
著者: 村上良太新型コロナウイルスで昨年失墜したのが安倍首相とトランプ大統領、ともに右翼政治家でした。彼らが失墜したのは新型コロナウイルスのリスクを軽視していたことが大きな原因でした。安倍首相は五輪開催のために新型コロナウイルスの危険
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】419 フランス製ドローンが西サハラ軍人を爆殺
著者: 平田伊都子2021年4月14日、スペインのアリカンタ港から180台の車を積んだ船が出発しました。 西サハラの人々を支援するため、車は、コツコツと蓄えられてきた食料や衣料品や医薬品などを満載しています。 贈り主は、スペイン各地の人道
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】313 パリは燃えているか
著者: 平田伊都子2019年4月16日午前4時前、いつものように朝食をせがむ野良猫の声に起こされて、乾燥餌と牛乳を並べ、ラジオのスイッチを入れたら、「パリ、、、が燃えてます」というアナウンサーの声が流れてきました。 「まさか?パリは燃え
本文を読むサルトルらが創刊したフランスの評論誌Les Temps Modernesに日本の政治について書きました
著者: 村上良太インターネット新聞の日刊ベリタに昨年、シリーズ企画として掲載した野党共闘などに関する政治についてのインタビューを含めた拙稿を再編集したものがフランスの評論誌Les Temps Modernes(レ・タン・モデルヌ)最
本文を読むフランスとフィリピン 私たちは財の消費者でしかないのか
著者: 村上良太この3年ほどの間に僕はフランスとフィリピンというある意味で遠く離れた世界の取材を並行して行うことになり、ようやく今それぞれ作品として世に送り出すことができることになった。フランスに関しては「立ち上がる夜 <フランス左
本文を読む作家アラン・マバンクゥ氏がマクロンに宛てた「大統領への公開書簡」 ~フランコフォニーに対する考え方が違っているのではないか?~
著者: 村上良太アフリカ中西部のコンゴ共和国出身でフランスで法律学を学び、現在はカリフォルニア大学で文学を教えている作家のアラン・マバンクゥ氏。2016年には権威あるコレージュ・ド・フランスで黒人文学を講義したことでも現在、フランス
本文を読む「もしそれがあなただったら?」 厳冬のパリのホームレスへの想像力を喚起する写真家マルク・メルキの個展 ”Et si c’était vous ?” par Marc Melki
著者: 村上良太パリの写真家、マルク・メルキ(Marc Melki) 氏がパリの北の郊外にある街、オーベルヴィリエで今月12日から来月7日にかけて写真展を行っている。「もしそれがあなただったら?」と題するこのシリーズはホームレスをテ
本文を読む大統領選で国民戦線のマリーヌ・ルペンに投票したタイ出身のマダム
著者: 村上良太フランスでは国民戦線のマリーヌ・ルペン党首と言えば反移民ということで知らない人はいません。ところが今年、僕がフランス大統領選挙に関してパリで聞き込みをする中で、マリーヌ・ルペンに大統領選で投票したと語ってくれた人はたっ
本文を読むマクロン大統領 対 フランス労働組合 過去40年で最大の変化がフランス社会に迫る
著者: 村上良太フランスのエマニュエル・マクロン大統領が今、最大の課題として取り組んでいるのが労働法の解体だ。今までにも日刊べりタで折に触れ綴ってきたが、週35時間労働制や解雇に対する厳しい歯止めなどの労働規制がいよいよ本格的に削除さ
本文を読むエマニュエル・マクロン著 「革命:これは僕たちのフランスのための闘争だ」(Révolution)
著者: 村上良太フランスの新大統領になったエマニュエル・マクロン氏は選挙運動中に己の考えと政策をまとめた「革命:これは僕たちのフランスのための闘争だ」(Révolution : C’est notre combat pou
本文を読む空気を醸成するメディアの選挙報道 フランスと日本
著者: 村上良太今年、フランスの大統領選挙や国会議員選挙を観戦して感じたのはフランスのマスメディアでも選挙運動期間におびただしい当落の予測が出され、選挙の結果が多少なりとも影響されているのではないか、という印象を受けたことだった。その
本文を読むフランス国会議員選挙 フランソワ・リュファン候補が当選 映画「メルシー・パトロン!」で市民運動に火をつけたジャーナリスト
著者: 村上良太今回のフランスの国会議員選挙で最も注目された選挙区がパリの北部にあるアミアンだった。なぜなら、この選挙区はマクロン大統領の故郷であり、空洞化が進むフランス工業都市の象徴でもあったからだ。そして、この選挙区でマクロン大統
本文を読むフランス国会議員選挙(第一回目投票)で高い棄権率 有権者の約50%が投票せず 第五共和制が始まって以来の低迷
著者: 村上良太11日に行われたフランス国会議員選挙(第一回目投票)ではマクロン大統領の新しい政治組織 “Republiue En Marche “の躍進ぶりが大々的に語られがちだが、有権者の半数、約50%が棄
本文を読むフランスの政治を変えたい ジャーナリスト・映画監督のフランソワ・リュファン氏が国会議員選挙に初立候補
著者: 村上良太フランスの政治を変えたい ジャーナリスト・映画監督のフランソワ・リュファン氏が国会議員選挙に初立候補 マクロン大統領の故郷アミアンで始まる熾烈な選挙戦 新大統領も決まってほっと一息、と言う間もなく、フランスでは6
本文を読む民衆を導く?自由の女神 マクロンとマカロン(Macaron d’Amiens)
著者: 平田伊都子5月8日の早朝、新フランス大統領マクロンの誕生が、世界に伝えられました。 喜んだのは、マクロン大統領選挙キャンペーンを操った現フランス大統領フランソワ・オランドで、もっと喜んだのは、ガキの頃から天塩をかけてマクロン氏(3
本文を読むフランス共和国最年少のマクロン大統領が誕生 - 極右ルペン候補も34%、1千万票以上を獲得 -
著者: 伊藤力司政治的関心のあるフランス人を除けば、1年前は世界でほとんど無名だったエマニュエル・マクロン氏(前経済・産業・デジタル相)(39)が、欧州の大国フランスの大統領に就任する。19世紀半ば、当時のナポレオン3世(40)が最も若
本文を読むマクロン勝利宣言の裏で 反ラシズム(反人種差別主義)集会が開かれる - 年々勢いを増す人種差別主義にどう立ち向かうか -
著者: 村上良太パリ北駅から徒歩2分のラファイエット通りにあるバー「植民地」(la Colonie)。ここに5月7日、大統領選挙の夜、人だかりができていた。集まっていたのは北アフリカのマグレブ地方の移民やその二世、三世が多い印象だが、
本文を読むフランス大統領選 マクロン候補の故郷アミアンで「マクロン人形」を見た
著者: 村上良太フランスでは大統領選の決選投票を日曜日に控えています。今日金曜のFigaro紙ではテレビ討論でマリーヌ・ルペン候補が決定的に劣勢になったと書かれていました。細かいことは不明ではありますが、Figaroの政治コラムニスト
本文を読む畑山敏夫著 「現代フランスの新しい右翼 ルペンの見果てぬ夢」(法律文化社)
著者: 村上良太フランスの大統領選で決選投票に進んだマリーヌ・ルペン国民戦線党首。2002年に父親のジャン=マリ・ルペン先代党首が決選投票に進んで以来の躍進となった。アンケート調査ではエマニュエル・マクロン候補が優勢と見られているが
本文を読む5月7日の仏大統領選決選投票で39歳のマクロン氏当選へ - 第1回投票で中道マクロン氏が極右ルペン氏をしのぐ -
著者: 伊藤力司4月23日に行われたフランス大統領選挙第1回投票では50%以上の得票率を得た候補者はおらず、その結果得票率1位の中道派エマニュエル・マクロン氏(39)と2位の極右「国民戦線」の女性党首マリーヌ・ルペン氏(48)が5月7日
本文を読むフランスでも脱原発望む人が77% -“想定外”の「福島第1」事故の余波-
著者: 伊藤力司[パリ共同](6月)5日付フランス週刊紙ジュルナル・デュ・ディマンシュが公表した世論調査によると、同国の回答者の77%が、原発を即時もしくは段階的に廃止すべきだと考えていることが明らかになった。電力需要の8割近くを原発が
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