メキシコでさる7月1日、任期満了に伴う大統領選挙があり、野党の新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)が当選しました。政権党を経験した伝統政党でない新興野党の候補が大統
本文を読むメキシコの執筆一覧
第152回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々
著者: 土方美雄メキシコ麻薬戦争・3万人の行方不明者たち――自らの手で家族を探す人々 2006年12月、当時のカルデロン大統領によって、いわゆる「麻薬戦争」が開始されてから11年近く。その間メキシコでは殺人被害者は20万人を超え、3万人
本文を読む行方不明43人とメキシコ社会 4
著者: 山端伸英さてメキシコ時間11月7日、検察の親分で、レバノン移民子弟のカラム長官が行なった記者会見ショーは、既に世界各国でそれぞれの国民性に合わせて報道されている。 (実はこれを書く前に一度書いた報告が、11月15日、ケレタロとい
本文を読む行方不明43人とメキシコ社会 3
著者: 山端伸英時事的な問題に興味を失ったプロセスが僕の中にあって、前行でPRDの党首をヘスス・オルテガと書いたが彼は2008年に党首につき2011に任期を終えている。彼がアレハンドロ・エンシナスという「メキシコ共産党闘士のこども」と党
本文を読む行方不明43人とメキシコ社会 2
著者: 山端伸英ゲレロ州で誘拐された教育課程の学生43人はまだ発見されも現れてもいない。すでにラテンアメリカ出身のローマ法王フランシスコは彼らのために祈りをささげ、オバマ大統領は今後のメキシコ情勢に懸念を示し、めったにテレビに現れない女
本文を読む行方不明43人とメキシコ社会
著者: 山端伸英9月27日以来、メキシコ社会は異様な、しかし正常な、とはいえ切羽詰まった雰囲気のなかにいる。前日に、ゲレーロ州イグアラ郊外で教育課程大学の学生の乗っていたバスを市警察が襲撃した。警察が市民を襲うのがメキシコの警察であるこ
本文を読む大統領教書の日の不当逮捕
著者: 山端伸英9月1日、サカテカスでは革命に反抗したバヒオ地域のクリステーロスの反乱の行進が繰り広げられた。今では裏切られた革命に対する民衆の素直な気持ちから発するイロニーをさえ感じることができる。 僕はサカテカスにいたのだが、メキシ
本文を読むお年寄りたちの蜂起 ーメキシコ2012年12月1日ー
著者: 山端伸英すでに半年過ぎたが、現在のメキシコ大統領エンリケ・ペニャ・ニエトが大統領に就任した日、それに反対する市民行動は、確実な危機感と意志に貫かれていた。機動警察隊はゴム弾を用意し何人かが大ケガをし、死者も出た。しかし、その日の
本文を読むシステム・意識・資本
著者: 山端伸英日本資本の動きが昨年も活発だった。しかし、何かにせかされているのは確かで、今でもメキシコのような停滞した場所にも70社ほどの会社がプラントを開始している。 1.2011年に地元日本商工会議所へ加入したのは9社で、これは例
本文を読む悪いことがなければ、良いことは来ない─バイオリニスト黒沼ユリ子、32年のメキシコ音楽教室を語る
著者: 鈴木顕介メキシコを拠点に活動してきた世界的に知られるバイオリニスト黒沼ユリ子さんが、旭日小綬章受章で来日した機会に7日、日本記者クラブで「囲む会」が開かれた。 話の中心は、受章理由で挙げられた日本メキシコ文化音楽交流振興の舞
本文を読む