今アメリカでは20日(米東部時間、日本時間21日)のバイデン新大統領の就任式を前に、13日(日本時間14日)下院で民主党のペロシ下院議長が提出したトランプ弾劾決議案が成立した。一方、右翼過激グループによる20日の就任式襲
本文を読む鈴木顕介の執筆一覧
衆議院選挙分析 : 圧勝のからくり・ビッグデータから
著者: 鈴木顕介今頃ですが、自民党圧勝となった先の選挙分析をNHKの「クローズアップ現在」が、選挙翌日10月23日に放映したビッグデータを使って試みてみました。番組を見逃した方もおられるでしょうから。 安倍首相の選挙期間中のすべての演説
本文を読む戦後70年の新春に思う―不戦こそ憎しみの連鎖を断つ道
著者: 鈴木顕介今年は焦土の街々に立って8年に及ぶアジア太平洋戦争の敗戦を知った日から70年になる。戦争の記憶は70年の時の流れで忘却の彼方に去ってしまったのか。平和と民主主義を根幹とする戦後体制の規範、現憲法改正への動きが明確になって
本文を読む世界は視ている平和主義を捨てた日本を ―BBC世界世論調査、好感度5位に転落―
著者: 鈴木顕介第2次安倍政権の2年間を問うとした衆院選挙は、日本の国の在り方を根底から覆した外交、安全保障政策についての論議が深まらないまま投票日を迎えようとしている。各紙世論調査では、安倍首相が争点に掲げたアベノミックスの成果を積極
本文を読む12月8日開戦の日に思う-多極化世界で大国の座狙う安倍路線
著者: 鈴木顕介今日は12月8日。72年前の昭和16年(1941)日本がアメリカに挑む戦争を始めた日である。あの朝の東京の空は北風が強く、青く澄みわたり寒かった。「帝国陸海軍は今八日未明 西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に
本文を読む戦後レジーム脱却の安倍路線に高まる懸念 ─尖閣は多極化めぐる米中の主導権争い─
著者: 鈴木顕介参議院選挙の投票日を目前に、安倍自民党圧勝の観測が強まっている。国民の関心がデフレ不況から脱却する経済政策に集まっているから当然の帰結ともいえる。一方、外交・安全保障は新聞各紙の世論調査でも下位にとどまっている。 経
本文を読む悪いことがなければ、良いことは来ない─バイオリニスト黒沼ユリ子、32年のメキシコ音楽教室を語る
著者: 鈴木顕介メキシコを拠点に活動してきた世界的に知られるバイオリニスト黒沼ユリ子さんが、旭日小綬章受章で来日した機会に7日、日本記者クラブで「囲む会」が開かれた。 話の中心は、受章理由で挙げられた日本メキシコ文化音楽交流振興の舞
本文を読む強い補完性を持つ日豪の国益は一致─ミラー新オーストラリア駐日大使講演
著者: 鈴木顕介オーストラリアのブルース・ミラー新駐日大使は26日日本記者クラブで着任以来初めての記者会見をした。 ミラー大使は冒頭の「日豪関係の将来について」と題した講演で日豪両国は「共通の関心事と強い補完性でつながっている。ほとんど
本文を読む崩壊した統治機能・失われたふるさと─原発事故半年に思う
著者: 鈴木顕介9月11日 福島第1原子力発電所の事故から11日で半年になる。最近になって、さりげなく断片的に公表される事故の事実から、放射能汚染が東日本の極めて広い範囲に及び、しかも、その影響が極めて長い年月にわたることが明らかにな
本文を読む「脱原発100万人アクション」の報道点検─大手紙と地方紙に大きな落差
著者: 鈴木顕介「6.11脱原発100万人アクション」の呼びかけで6月11日全国で集会、デモ行進など様々なイベントがあった。新聞各紙の報道を通じてみると、6.11行動はネットを通じた呼びかけに応え全国的に大きく広がった、不特定多数の市民
本文を読む汚染水の浄化達成は極めて困難─ワシントンポスト紙
著者: 鈴木顕介東京電力は6月20日にも環境に漏れ出す恐れのある福島第一原発の汚染水対策の決め手として浄化装置の稼働を急ぎ、15日にも試運転にこぎつけたいと3日発表した。しかし、4日のワシントンポスト電子版は原発敷地内に設置した、仏アレ
本文を読むビンラディン襲撃の状況は殺害が目的を強く示唆
著者: 鈴木顕介オサマ・ビンラディンが米海軍特殊部隊の襲撃で殺害された時、武器を手にしておらず、射殺されたことが明らかにされた。ホワイトハウス当局者の記者会見での公式発言である。逮捕でなく射殺した理由として、「抵抗したから」としているが
本文を読む注水による格納容器破壊の危険―米原子力規制委が指摘
著者: 鈴木顕介米ニューヨークタイムズ紙の電子版は5日(日本時間6日)、同紙が入手した原子力規制委員会がまとめた福島第一原子力発電所の現状評価文書を伝えた。それによると、福島原発で最優先で進められている核燃料を冷却する注水が、新たな原子
本文を読むメア沖縄蔑視発言全文─共同通信配信
著者: 鈴木顕介アメリカ国務省ケビン・メア日本部長は10日、沖縄蔑視発言の責任を問われる形で更迭された。この発言要旨はすでに新聞各紙で報道されているが、共同通信が入手、配信した発言全文を同社電信版から転載する。 昨年12月3日、米アメリ
本文を読むいつか来た道を歩まぬために─真珠湾攻撃の日、全国の紙面報道から
著者: 鈴木顕介「『12月8日の空の青さかな』読者文芸欄にあった端正な一句。1941年12月8日、日本軍はハワイ・真珠湾において米艦隊を奇襲。その日は朝から対米英開戦を告げるラジオの軍艦マーチで日本中がわきかえったという。それから60余
本文を読む尖閣は日米安保の対象、中国の出方を注視─米統参議長が記者会見で
著者: 鈴木顕介2010年 9月23日 アメリカのゲーツ国防長官とマレン統合参謀本部議長は23日午後(日本時間24日午前) ともに臨んだ記者会見で,質問に答える形で日中間の領有権をめぐり係争となっている尖閣諸島が日米間の安全保障取り決め
本文を読む尖閣諸島は日米同盟の関心事と示唆─米国務省報道官が会見で
著者: 鈴木顕介2010年 9月15日 アメリカ国務省報道官のクローリー米国務次官補は、14日の同省定例記者会見で尖閣諸島沖での海上保安庁巡視船に中国漁船が衝突した事件を巡る中国側の強硬な対日姿勢に対し、質問に答えて次のように述べた。
本文を読む対米関係は安定へ─ニューヨークタイムズが報道
著者: 鈴木顕介民主党代表選挙での菅直人首相の勝利を受けて、14日のニューヨークタイムズ紙の電子版は東京発で、この勝利で日本の同盟国であり保護者であるアメリカとのこのところのぎくしゃくした関係は、どちらかといえば落ち着くと見られると報じ
本文を読む65年目の夏に思う─ある母と子の死
著者: 鈴木顕介65年目の暑い夏が巡って来た。あの日は今年の夏のように暑かった。旧制中学3年生、14歳、戦争終了の天皇の声を学徒動員先の宿舎で聞いた。航空機用のアルミニュームを生産していた日光の古河電気への動員。工場配置前の錬成と、今
本文を読む資料:60年安保関連日誌
著者: 鈴木顕介*60年安保闘争から既に50年がたち、今の若い方の間には「60年安保」やその時代状況が一体何だったのか判りかねるという方々が増えていることと思われる。それ故、この特集を読み、理解していただくための一助として、以下の年表を
本文を読む米中の反応、目立つ温度差─菅新首相、米中政府公式反応
著者: 鈴木顕介菅新首相の誕生に対して、米、中両国政府はそれぞれ次のような反応を示した。中国は菅直人首相に温家宝首相がメッセージを4日に送った。米国は新首相誕生が現地で夜であったため、一夜明けた日本時間5日にホワイトハウスが国家安全保
本文を読む日米関係で鳩山への言及なし─鳩山辞任、米政府公式反応
著者: 鈴木顕介鳩山首相の辞任表明を受けたアメリカ政府当局者の公式反応は、時差の関係から、現地時間が6月1日夜であったため、日本時間3日(現地時間2日)になってから出された。ホワイトハウスの報道官声明と大統領専用機内でのやりとり、国務
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