中東の執筆一覧

もう一つの大テロ事件―レバノンの友人の訴え     シリア紛争解決への転機に⑤

著者: 坂井定雄

シリア内戦の重荷をどの国よりも背負っている、レバノンの首都ベイルートに住みつづけている親しいレバノン人の友人、イブラヒム・フーリが、FACEBOOKに2枚の写真を載せ、送ってきた。 (1)「リビア独立の父」といわれる、オ

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空爆強化で一般住民の死傷者急増―シリア人権団体が必死の訴え - シリア紛争解決への転機に④ -

著者: 坂井定雄

最も信頼できるシリアの人権団体シリア人権監視団(SOHR)は、アサド政権、イスラム過激派「イスラム国(IS)」、反政権・反IS勢力の三つ巴の内戦が続くなか、ISによるロシア旅客機爆破テロとパリでの連続テロ事件が発生、米国

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国連安保理の決議によるIS壊滅作戦と人道支援拡大を - シリア紛争解決への転機に③ -

著者: 坂井定雄

シナイ半島上空でのロシア旅客機の爆破テロ、パリでの大規模連続テロ事件。犯行声明を出した「イスラム国(IS)」の本拠地シリアで、ロシアとフランス、さらに英国がISへの爆撃に加わった。中国を除く安保理常任理事国が、特定の敵対

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パリの空の下、シリアの空の下 市民の血が流れる、、

著者: 平田伊都子

 「パリの空の下」というシャンソンをエディット・ピアフで聞きながら、パリの空の下とシリアの空の下で起こっていることに想いを巡らせてみます。 このシャンソンは、「パリの空の下、セーヌは流れる」というジュリアン・デュヴィヴィ

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人道危機の主犯はアサドとその政権 - シリア紛争解決への転機に② -

著者: 坂井定雄

これほど残酷なシリアでの人道被害を生み出した主犯は、バッシャール・アサド大統領とその政権だ。もしアサドが、2011年に始まった「アラブの春」で民主化勢力と妥協し、過酷な流血の弾圧ではなく、話し合いによって、政治活動や言論

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ブレアー元英国首相が白状 「ゴメン!イラク戦争は間違ってた!!」

著者: 平田伊都子

 「ヒットラーは民族大虐殺を考えていなかった。大虐殺をそそのかしたのは、パレスチナ人のムフティー(聖職者)だ」と、ユダヤ人のイスラエル首相ネタニヤフが2015年10月20日、新キャッチコピーを発表しました。 するとすかさ

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当面シリア・アサド政権の存続を許容か - ロシアとフランスがシリア領内ISの拠点を空爆 -

著者: 伊藤力司

このところEU(欧州連合)は、トルコからギリシャに渡りバルカン半島を北上して欧州諸国に押し寄せるシリア難民に忙殺されている。中東で枢要の地を占めるシリアでは2011年の春以来4年半に及ぶ戦乱が続いており、総人口2200万

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5・11ルネサンス研究所シンポジュウム -アラブ・中東世界の行方とパレスチナ-

著者: 中村勝己

「どうなる?どうする?-21世紀の世界・日本そして資本主義のこれから」第1回 日 時:5月11日(月)18:30~21:00(18:15開場) 場 所:専修大学神田キャンパス2号館207号教室 テーマ:アラブ・中東世界の

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「米帝国主義の管理人」オバマ大統領の失態 -イスラム圏への軍事介入はもう不可能-

著者: 伊藤力司

「振り上げたこぶし、ひとまず下し。逆風のオバマ氏、渡りに船とばかり」-信濃毎日新聞9月21日夕刊の短評である。内戦中のシリアの首都ダマスカス近郊ゴウタ村で8月21日未明化学兵器が爆発、米発表では1429人が死亡するという

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