あの日本赤軍派のリーダー、重信房子さんが5月28日、懲役20年の刑を終え、満期出所。同日「パレスチナに生きる―戦士たちの記録」(幻冬舎)を出版した。おめでとう。 重信さんは、私にとって1973ー76年、共同通信社の支
本文を読む坂井定雄の執筆一覧
タリバン政権下のアフガニスタン半年(下)
著者: 坂井定雄▼経済 経済学者のナシール・モハダシブザグ氏によると、イスラム首長国(現タリバン政権)の支配下では、銀行システムの崩壊、アフガン資産の凍結、国際社会による現政権の不承認、国際援助の削減などが起こり、経済成長に影響を与え
本文を読むタリバン政権下のアフガニスタン半年(上)
著者: 坂井定雄アフガニスタンでタリバン政権が発足(昨年8月15日)から半年。人口4千万弱の国民は、国家再建を苦闘しながらも進めている。毎日、その状況を3つの言語で世界に発信している同国のPajhwok通信社2月17日発信の特集「IE
本文を読む米国、凍結アフガン資産70億ドルの使途決定 人道支援と別組織のNYテロ犠牲者支援に半々
著者: 坂井定雄バイデン米大統領は11日、米国が凍結しているアフガニスタン中央銀行の準備金資産70億ドル(約8,100億円)を、半額はアフガニスタン国内での人道支援、半額を2001年9月11日にニューヨークの貿易センタービルにテログル
本文を読む自信深めるタリバン暫定政権(3) 中国、パキスタンはじめ中東諸国の支援拡大
著者: 坂井定雄アフガニスタンのタリバン暫定政権が発足してからほぼ5カ月。人口4千万人のこの国に対する国連、各国の人道支援、経済支援が次第に拡大され、タリバン政権と外交関係を正式に復活する動きがはじまっている。引き続き、国際的な水準で
本文を読む自信深めるタリバン暫定政権 広報責任者がパジュワク通信社に詳細に語る(2)
著者: 坂井定雄▼パジュワク通信社:ウルズガンとパクチアの州当局者は、州政府職員に対し、ひげを生やしターバンを着用すべきだと述べ、パクチア州では、楽器が燃やされました。 暫定政府は他の重要な優先事項を先取りしているのに、この危機的状況下
本文を読む自信深めるタリバン暫定政権、最高指導者の会見も近い? 広報責任者がパジュワク通信社に詳細に語る(1)
著者: 坂井定雄アフガニスタンから全米軍が撤退し、武装勢力タリバンが全土をほぼ支配し、首都カブールに暫定政権を樹立(昨年8月15日)してから5カ月が過ぎた。タリバン政権は最高指導者のアミール・アルムミニン以下、アクンド首相、バラダール
本文を読む「パンデミックで世界の大富豪が富を倍増」―BBCの報道
著者: 坂井定雄BBC国際電子版は17日、「Wealth of World‘s 10 richest men Doubled in pandemic, Oxfam says」のタイトルで、世界有数の大富豪が、コロナ・ウイルスの全世界的
本文を読む国連事務総長、米国にアフガン政府資金の凍結解除を要求 パジュワク通信社が伝える現状(10)
著者: 坂井定雄▼カブール発:グテレス国連事務総長は13日、ニューヨークで各国記者団に対し、アフガニスタンは、いま、在外国家資産をできるだけ早く、多く、できるだけ柔軟にすることを必要としており、「これら資産が、この緊急な事態の中で、人
本文を読む戦うアフガニスタンのろう者女性たち パジュワク通信社が伝える現状(9)
著者: 坂井定雄11月8日から、8回、アフガニスタンのパジュワク通信社の報道する、現タリバン暫定政権発足(8月15日樹立)以来の現状を紹介してきた。9回目のここでは、1月3日に同通信社が報道した“Deafness cannot sto
本文を読む各地で市民たちの活動が活発化(8) パジュワク通信社が伝える現状
著者: 坂井定雄11月1日から、七回連載でアフガニスタンのパジュワク通信社の、全世界に向けた英語報道(他に現地2語もある)の一部を転載してきた。驚嘆するのは、この報道が、日々改善し、取材、記事の内容で、ロイター、APなど国際的な通信社
本文を読むアフガニスタン 暫定政権発足から4か月 パジュワク通信社が伝える現状(7)
著者: 坂井定雄アフガニスタンにタリバンの暫定政権が発足(8月15日)してから4か月。国連を中心に大使館や外交代表が首都カブールに復活する動きも始まる一方、飢餓寸前の子供たちを抱えた母親たちの苦闘も、国内各地から伝えられる。 全国に
本文を読むアフガニスタン、暫定政権が女性の権利で行政命令発布 パンジュワク通信社が伝える現状(6)
著者: 坂井定雄アフガニスタンのタリバン暫定政権が発足してから4カ月近くが過ぎた。政権最高指導部は3日、女性の権利に関する行政命令を発表し、すべての関連機関、組織、ウラマー(イスラム教指導者)、裁判官たちに伝達した。暫定政権の最高指導
本文を読むアフガニスタン、暫定政権発足から3か月半 パンジュワク通信社が伝える現状(5)
著者: 坂井定雄Pajhwok Afghan News(11月24-26日) (カブール)アフガン政府当局者は24日、女子クリケット・チームは禁止されず、これまで通りプレーを続けるだろう、と語った。アフガニスタン・クリケット委員会(A
本文を読むアフガニスタン、暫定政権発足から3か月 パジュワク通信社が伝える現状(4)
著者: 坂井定雄アフガニスタンの現状を世界に伝える同国のパジュワク通信社については、前回に紹介した。英語版のWikipediaは、次のように紹介しているー 「アフガニスタン最大の通信社。本社はカブール、地域支局が8か所、全国にあり、
本文を読むタリバン政権下の現状報道を回復(3) アフガニスタンのパジュワク通信社
著者: 坂井定雄国際社会はアフガニスタン・タリバン政権を早く承認すべきだ。前政権もその軍も崩壊し、タリバン政権の支配は確固としている。アフガニスタンと関係が深い隣国パキスタンのカーン首相が「承認すべきだ」と明確に発言したのは10月2日
本文を読むタリバン政権下の現状報道を回復(2) アフガニスタンのパンジュワク通信社
著者: 坂井定雄PANJUWOK AFUGHAN NEWS(10月31日~11月1日、) (カブ―ル)ローマで開催された主要20か国・地域首脳会議(G20)宣言にあたり、英国首相はアフガニスタンへの6千800万ドル以上の援助供与を約束し
本文を読むタリバン政権下の現状報道を回復 アフガニスタンのパジュワク通信社
著者: 坂井定雄アフガニスタンで、タリバン暫定政権が発足してから2か月。人々の困難な生活が続いている。国連世界食糧計画(WFP)は10月25日、「WFPは、アフガニスタンで11月以降、人口の半分以上の2、280万人が飢餓状態になる」と
本文を読む米国とタリバン代表がカタールで公式会談 国際社会への復帰、復興支援拡大に道を開く
著者: 坂井定雄米国とアフガニスタンのイスラム武装勢力タリバンは、昨年2月、湾岸アラブ国カタールのドーハで開いた会談で、2018年から断続的にかさねてきた和平協議に最終合意、米軍、同盟国軍ともに14か月以内に大使館警備要員などを除き完
本文を読むアフガニスタンでの暫定政権構想進む 凶悪なテロ組織「イスラム国」のテロの一方で
著者: 坂井定雄カブール空港での爆弾テロで170人を超す犠牲者を出したアフガニスタンで、米軍は事件の翌日(27日)、犯行グループのテロ組織「イスラム国」(IS)の同国東部拠点をドローンで攻撃した。一方、全土を制圧したタリバンは暫定政権
本文を読む凶悪なテロ組織-「イスラム国―K」が犯行
著者: 坂井定雄カブール空港で爆破テロ、外国人100人以上が死亡 出国待ちの外国人約5千人が密集していたカブール空港で26日午後6時、相次いで2発の仕掛け爆弾が爆発、出発を待つ乗客90人以上、米兵13人以上、警護のタリバン兵28人以上
本文を読むアフガニスタンの内戦、タリバンが勝利(下)
著者: 坂井定雄首都カブールで、初めての国際記者会見 8月15日にガニ大統領が政権を放り出して国外に逃れた首都カブールに、タリバンの部隊が”無血入城“した。タリバンを恐れた472万人の市民のうち、数千人が国外脱出を求めてカブール空港に
本文を読むアフガニスタンの内戦、タリバンが勝利(中)
著者: 坂井定雄タリバンは、どこで世界を知り、学んだのか タリバンは、1994年にアフガニスタンに登場してきた、過激なイスラム神学生の武装集団で、同年、南部のカンダハルを占拠、96年に首都カブール、98年9月までにほぼ全土を占拠、硬直
本文を読むアフガニスタン内戦、タリバンが勝利(上)
著者: 坂井定雄アフガニスタンの内戦、タリバンンが勝利(1) 大統領が国外脱出、国家再建への期待も 2001年9月、国際テロ組織「アルカイダ」の米国同時多発テロ事件が口火となった米国と同盟国のアフガニスタンのタリバン政権に対する戦争は
本文を読む田上市長、核兵器禁止条約への参加を求める 長崎原爆76年の平和宣言
著者: 坂井定雄長崎では9日、長崎原爆投下から76年を迎え、市内松山町の平和公園で、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が行われた。田上富久市長は長崎平和宣言を読み上げ、今年1月に発効した核兵器禁止条約について「世界の共通ルールに育て、核兵
本文を読むいま社会進出する女性たち、20年間の戦争死者は24万人 英BBCがまとめたアフガン戦争のデータから
著者: 坂井定雄8月末までに、米軍と同盟国軍は2001年9月から戦争を開始したアフガニスタンから、大使館警備など部隊など少数を残し全面撤退する。20年にわたるイスラム武装勢力タリバンとの戦争は終わった。この戦争は、アフガニスタンの国民
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(3) 米軍撤退後、政府とタリバンは新たな国造りへ協力も
著者: 坂井定雄20年間、アフガニスタンで反政府武装勢力タリバンとの戦争を続けてきた米軍と同盟国軍は、今月末までに全面撤退する。すでに、大使館の警備部隊などを残し、ほとんどが撤退を完了した。 この外国軍撤退は、2015年からカタール
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(2) よく売れた親友ラシッドの「タリバン」邦訳
著者: 坂井定雄1980年から、アフガニスタンはソ連軍が支援するカブールの親ソ派政権と米国が支援する反政府武装勢力が内戦状態になった。反政府勢力をアラブ諸国も支持して、次第に優勢となり、89年、ソ連軍が撤退。 90年8月、フセイン政
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(1) 駐留米軍、20年間の戦争から完全撤退へ
著者: 坂井定雄バイデン政権下の米国は8月末までに、2001年10月から開始したタリバン政権との戦争でアフガニスタンに駐留してきた米軍を、ほぼ全面撤退させつつある。残るのは、米大使館などの警護要員6百人程度だけだという。すでに米軍は8
本文を読むイラン大統領選、過去最低の投票率でライシ師 米欧との核合意は近いか
著者: 坂井定雄18日に投票が行われた、イラン大統領選挙は、予想通り保守強硬派のイスラム法学者、イブラヒム・ライシ師(60)が得票率62%の約1、792万票を得て当選した。イラン全体の投票率は48.3%、過去最低(1993年)の50.
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