かつての高校入試は、全県一斉・共通問題で実施されるものだった。それが大きく変わったのは1993年春、文部省(当時)が、進路指導から偏差値を追放せよ、と躍起になって旗を振った時からだった。多くの府県で推薦入試の拡大、入試
本文を読む入試の執筆一覧
入試改革のいま -大学入試改革の迷走と高校入試の学力回帰-
著者: 小川 洋大学入試 コロナ禍の終息が見通せないなかでも、年が明ければ入試の季節である。いずれの会場でも距離の確保や除菌などに細心の注意が払われることになるだろう。1月には先陣を切って、新しい「大学入学共通テスト」が実施される。当
本文を読む英語試験の外部委託は語学教育改革の放棄
著者: 盛田常夫大学入学共通テストの英語試験を民間に外部委託する方針は誰が推進したのだろうか。英語を社内共通言語にしている楽天会長・社長の声が大きかったようだが、それに賛同した政治家はいったい何を目的で賛同したのだろうか。試験を外部委
本文を読む大学入試への民間英語検定導入中止 - 壮大な詐欺計画 -
著者: 小川 洋現・高校2年生が受験する大学入試の一部が突然、キャンセルされた。センター試験に代わって、20年度に導入される入試では、高3の間に民間英語試験を受検すること(2回まで)が求められ、多くの大学が、その成績を合否判定に利用す
本文を読むこれも2020年が目標か? 大学入試改革――民間英語試験の導入について
著者: 小川 洋2020年 観光で来日した外国人と街を歩く機会がある。歴史的建造物がやたらと工事のシートで覆われている。主要鉄道駅でも工事が続いている。そこには「2020年完成予定」と書かれていることが多い。「東京オリンピックに合わせて
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