2014.7.1 今日から、日本国憲法の解釈が変わるのだそうです。昨日まで、日本は戦争しないと誓ってきました。今日から、海外の戦争にも加われるのだそうです。他国民を殺し、自衛隊員が殺されるのを、国として認めるのです。わ
本文を読む加藤哲郎の執筆一覧
加藤哲郎著『日本の社会主義―原爆反対・原発推進の論理』(岩波書店)合評会
著者: 加藤哲郎◆2014.6.22 来月ですが、7月12日(土)午後、私の岩波現代全書『日本の社会主義ーー原爆反対・原発推進の論理』の公開合評会が東京・JR秋葉原駅のすぐそば、首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス(秋
本文を読むワールドカップさなかに進む、悪しき国家改造!
著者: 加藤哲郎2014.6.15 ブラジルでワールドカップが始まりました。しばらくマスコミの話題を独占するでしょう。そんな時機を見計らったかのように、安倍首相の改憲工作、集団的自衛権についての自公合意と閣議決定が進められています。
本文を読む米国NSAのグローバルな通信監視のもと、戦争への足音が聞こえる世界、原発再稼働に走る日本!
著者: 加藤哲郎2014.6.1 ウクライナの大統領選挙がまがりなりにも行われ、実業家ポロシェンコ氏が当選し、ロシアのプーチン大統領も「結果を尊重する」と言明しました。安定にはほど遠いとは言え、ヨーロッパにおける大きな戦争の危機は、
本文を読む革命の消えたロシア、ナショナリズムのぶつかりあう世界
著者: 加藤哲郎2014.5.15 ひと月ぶりの更新です。連休はロシアでしたので、やや長めの紀行文にします。5月1日のメーデーは、モスクワで迎えました。クリミア自治共和国のウクライナ離脱、ロシア連邦編入に発して、ウクライナ情勢は緊迫
本文を読むエネルギー基本計画閣議決定は、「原子力ムラ」復興宣言
著者: 加藤哲郎◆2014.4.15 安倍内閣は11日、「エネルギー基本計画」を閣議決定しました。立法府である国会の審議はおざなり、政権与党と経済産業省エリート、その背後の電力業界の談合の産物です。原発を「重要なベースロ
本文を読む消費税はあがり、世界の評価はさがる、日本の春
著者: 加藤哲郎◆2014.4.1 新学期、新社会人の季節です。東京のサクラは満開です。でも「希望の春」の気分には、なかなかなれません。たんぽぽ舎から送られてきたニュースによると、経産省前テント村での川柳句会で詠まれたのは、「花咲けど
本文を読む「安全神話」を復活させ、原発再稼働を許していいのか?
著者: 加藤哲郎◆3年目の3・11を、初めて日本で迎えました。3年前はメキシコでしたし、昨年・一昨年はアメリカでした。それで東北被災地めぐりをしたかったのですが、体調が思わしくなく、やむなく9日の東京・日比谷野外公会堂、国会へ。脱原発へ
本文を読む3年目の3・11 を前に、脱原発の力の再結集を!
著者: 加藤哲郎2014.3.1 戦争の時代が近づいている。そんな実感を持っているのは、いまでは日本の総人口の5分の1になった戦前生まれの世代だけでしょうか。元号は好きではありませんが、かつて「大正生れの歌 」を追いかけた時に先達に
本文を読む加藤哲郎のネチズン・カレッジ
著者: 加藤哲郎2014.2.25 日曜日3月2日午後、池袋で予定されていた私の『日本の社会主義』講演会は、主催者側の事情で中止になりました。原発問題で出席を予定されていた方は、同じく池袋の武藤類子さん講演会「つながる市民の輪、変えるく
本文を読む3年目の3・11 を前に、政府の原発再稼働計画を許していいのか?
著者: 加藤哲郎◆2014.2.15 安倍首相の靖国神社参拝、ダボス会議での日中関係を100年前の英独関係にたとえた非常識、公営ならぬ「国営」放送会長の従軍慰安婦容認発言、国際社会は、いっそう厳しい目を、日本に向けています。なにしろ第
本文を読む脱原発の東京から、日本生き残りへの初期化ができるのでは?
著者: 加藤哲郎◆2014.2.1 沖縄の名護市長選挙は、沖縄県民の明確な意志を示しました。自民党の露骨な札束攻勢も跳ね返して、辺野古移転ノーと回答しました。普天間基地移転を沖縄県民の分断でのりきろうとする日本政府への異議申し立ては、
本文を読む沖縄でも東京でも、当事者の声に耳を傾け、国政転換に!
著者: 加藤哲郎◆2014.1.15 沖縄で、名護市長選挙が始まりました。年末現地で感じた、自民党地元選出議員への党本部の公約変更強制や仲井真記事の振興予算に目がくらんだ普天間基地辺野古移転容認への、沖縄県民の怒りは持続されているようで
本文を読む謹賀新年、というより原発再稼働・軍国日本の始まりか?
著者: 加藤哲郎2014.1.1 新年ですが、今年も松飾りはつけません。2011年3.11を経て、3回目の正月です。改めて東日本大震災・福島第一原発事故の被害を、確認しておきましょう。震災・津波による死者・行方不明者は1万8526人、建
本文を読む特定秘密保護法が通って、戦争準備と原発再稼働に向かう憂鬱な年の瀬!
著者: 加藤哲郎◆2013.12.15 はや、年の瀬ですが、なにやらきな臭い、憂鬱な師走です。思えば去年の今頃、総選挙で民主党野田内閣がオウンゴールで大敗し、自民党が大勝して第二次安倍内閣が成立したのが始まりでした。東京都知事選挙での猪
本文を読む「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する」
著者: 加藤哲郎特定秘密保護法案が、衆院で委員会強行採決で議論打ち切り、参議院に送られました。権力の驕りです。つい最近広島高裁岡山支部で、7月参院選の一票の格差が法の下の平等に反するとして違憲・即時無効の判決が出ました。選挙そのものの正
本文を読む「過ちては改むるに憚ること勿れ」、現発ゼロへの持続的国民運動を!
著者: 加藤哲郎2013.11.15 久しぶりで「脱原発」「原発ゼロ」が、新聞の1面トップをかざりました。小泉純一郎元首相の、日本記者クラブでの講演・会見です。ドイツの廃炉とフィンランドのオンカロを現地で見て核廃棄物処理の不可能を痛感し
本文を読む日本版NSC・秘密保護法案よりも、御本家NSCに盗聴されていないかどうか確かめたら?
著者: 加藤哲郎2013.11.1 短期の観光旅行や視察旅行というのは、本当に外国を知るには、あてにならないものです。つい9月の末に1週間ほど見て、開発が進み、順調に近代化していると思っていた中国・新疆ウィグル自治区が、新しい天安門事件
本文を読む国会は「国権の最高機関」として、政府の暴走の監視を!
著者: 加藤哲郎◆2013.10.15 ようやく国会審議が始まります。参院選での自民党圧勝、というより民主党惨敗のあと、立法府としての国会はほとんど機能せず、「ねじれ解消の夏休み」とばかり、安倍内閣=行政府の暴走ばかりが目につきました。
本文を読む「核なき世界」への貢献こそ、本当の積極的平和主義!
著者: 加藤哲郎◆2013.10.1 連日30度の日本を離れて、中国に2週間ほど滞在しました。西安から敦煌、トルファン、ウルムチと、西域新疆ウィグル自治区で目前に天山山脈の雪を見るところまで入って、上海経由で帰国したら、酷暑だった日本も
本文を読むフクシマの汚染水問題こそ、日本国家の緊急事態!
著者: 加藤哲郎◆2013.9.15 中国上海での国際会議に出席中ですが、IT環境はよくありませんので、前回更新の補足にとどめます。着いた日の昼は晴れていたのに、午後に町に出たとたんに、どしゃぶりのゲリラ豪雨と雷。異常気象は、どうやら世
本文を読むフクシマの汚染水問題こそ、日本国家の緊急事態! 東日本大地震・大津波から立ち上がりつつある被災者の皆様、福島原発震災の放射線被ばく・避難者の皆様に、心からお見舞いし、敬意を表します
著者: 加藤哲郎2013.9.2 戦争が近づいています。シリアへの新しい戦争が。名目はシリア政府による市民への化学兵器使用。11万人の内戦犠牲者、200万人の難民は事実のようです。アメリカの民主党オバマ大統領は、「アメリカの国益」から、
本文を読む言論・出版の自由こそ、歴史認識構築の前提
著者: 加藤哲郎◆2013.8.20 猛暑と言うより酷暑の日本に帰ってきました。なるほどクーラーなしでは仕事になりません。でも、電力が足りないとか節電の話は、電力会社からも財界からも、あまり聞こえてきません。むしろ熱射病対策でクーラーを
本文を読む戦争と平和の歴史認識を、もう一度確かめる夏に!
著者: 加藤哲郎◆2013.8.15 いま、ワシントンDCです。日本はもう16日でしょうか。毎日40度をこえる記録的暑さのそうですが、こちらはちょうど10度くらい低くなるでしょうか。日本の暑さは異様です。安倍首相が、15日に靖国に行かず
本文を読む戦争と平和の歴史認識を、もう一度確かめる夏に!
著者: 加藤哲郎◆2013.8.1 参議院議員選挙の結果は、予想通り。50%そこそこの投票率で、自民・公明の圧勝、安倍内閣に3年ないし6年の、信任を与えたかたちになりました。初めてのネット選挙も、反原発若者候補の奮闘はありましたが、全体
本文を読む3.11をもう一度想起し、原発再稼働・輸出にブレーキをかける立法府を!
著者: 加藤哲郎◆2013.7.15 参議院議員選挙の投票日は次の日曜日です。メディアの予想は、自民党・公明党の圧勝です。憲法96条先行改憲は政策論争の中心からはずれましたが、集団的自衛権の問題が新たに浮上しました。インターネット選挙が
本文を読む旧ソ連戦争捕虜抑留とソ連原水爆開発・ウラン採掘の関係について、情報をお寄せください!
著者: 加藤哲郎◆2013.7.1 もうすぐ参議院選挙の公示、日本政治の大きな岐路です。といいながらも、あまり力が入りません。東京都議会選挙の政権与党自民党・公明党全勝は、参院選からウェブ選挙が始まるとはいえ、参議院議員選挙の結果を予測
本文を読む旧ソ連抑留者の方で、ソ連の原水爆開発・ウラン採掘に強制動員された方を知りませんか?
著者: 加藤哲郎◆2013.6.15 大きな仕事に一段落して、ようやく村上春樹の小説読めるかと思っていたら、合間にいくつか新たな仕事。特に前々回トップで触れた、旧ソ連におけるスターリン粛清の強制収容所と、戦後敗戦国ドイツ・日本・ハンガリ
本文を読む原発輸出・再稼働ではなく、福島事故の真相解明、汚染水対策・廃炉計画、放射能調査・除染、被曝者・被災者の救援・補償を!
著者: 加藤哲郎◆2013.6.1 日本原子力研究開発機構(JAEA)という独立行政法人があります。「高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の開発や放射性廃棄物の処分など、原子力の研究や技術開発を行う文部科学省所管の独立行政法人。20
本文を読むSF(サイエンス・フィクション)としての原子力平和利用
著者: 加藤哲郎*これは5月25日に行われる現代史研究会(テーマ:「原発問題を考える―「原子力平和利用」と科学者の責任」)用のレジュメです。先に掲載した島薗さんのレジュメと共にご利用ください。(編集部) 「核なき世界」の必要―①被爆労働
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