今週月曜日(16日)、『日本経済新聞』朝刊の「オピニオン」という特集ぺージに驚かされた。英『フィナンシヤル・タイムス』紙の記事が転載されていて、タイトルは「『報道離れ』にデータの力」。本文冒頭に「2017年に報道を避け
本文を読む報道の執筆一覧
衰退するマスメディア -お粗末だった反核平和運動の報道-
著者: 岩垂 弘9月9日付の本ブログに載った半澤健市氏の「私のメディア時評」を読んで、私も「メディア時評」を書きたくなった。半澤氏は、新聞各紙に載った、元日本火災海上保険社長で経済同友会終身幹事の品川正治氏の死亡記事を取り上げ、同氏が
本文を読む何度でも言う、「日本は唯一の被爆国」はやめようと -今夏の原爆報道を見て思う-
著者: 岩垂 弘日本のマスメディアはなぜ“被爆ナショナリズム”から脱却できないのだろう――マスメディアによる今夏の「8・6(広島原爆の日)報道」「8・9(長崎原爆の日)報道」を見ての感想である。これらの報道に、相変わらず「日本は唯一の
本文を読む客観報道幻想への決別を
著者: 宇井 宙藤田博司氏の「記者の「思い」を感じたい」を拝読し、共感すると同時に、物足りなさも覚えた。 最近(に限らず昔からだと思うが)の新聞記事には、一体何を伝えたいのかはっきりせず、報道に携わる記者の気概や「思い」が感じられず
本文を読む死刑支持は85.6%ではなく、52.6%と伝えるべき~NHKに意見を提出~
著者: 醍醐聡3月30日、NHKニュース番組制作担当宛てに、「死刑制度に関する内閣府世論調査の報道のあり方について」と題した意見を提出した。 詳しい経過は、このブログの1つ前の記事に書いたが、意見の要点は、2009年に内閣府が行っ
本文を読む死刑制度に関する内閣府の誤導的世論調査、それを受け売りしたメディアの報道
著者: 醍醐聡「死刑執行は国民の声」というが・・・ 昨朝(3月29日)、殺人などの罪を犯した3人の死刑囚に対する死刑が執行された。おととし7月以来、1年8ヶ月ぶりの執行である。 ところで、昨夜7時のNHKニュースはこの事実を伝え
本文を読む過酷な現実を視聴者に突きつけることこそ放送メディアの使命
著者: 醍醐聡このところ、NHKを始め多くのテレビは避難所で被災者が「励まし合い」、「明るく生きる姿」、子供たちが「けなげに」手伝いをする光景、奇跡的に救助された人の病室にまでカメラを入れて、感動の話題を提供するのに腐心しているよう
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