大衆運動の執筆一覧

「本郷・湯島九条の会」街頭宣伝で、大江健三郎さんを悼む。

著者: 澤藤統一郎 

(2023年3月14日)  本日の朝刊各紙に、大江健三郎さんの死去が報じられています。亡くなられたのは3月3日のこと、享年88でした。「戦後文学の旗手」「反戦平和を訴え続けた生涯」などと紹介されています。謹んで、ご冥福を

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「ストライキは労働者の当然の権利」であり、「健全な民主主義の証し」でもある。

著者: 澤藤統一郎

(2023年3月9日)  フランスの「年金デモ」が、その規模の大きさで話題となっている。「内務省によると3月7日の抗議デモに全国で128万人が参加」だが、「主催者発表によると全国300カ所で、合計参加者は350万人」だと

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「救援新聞・みんなのひろば欄」に見る、《裁判のIT化反対》の声。

著者: 澤藤統一郎

(2021年2月12日) 「日本国民救援会」の機関紙『救援新聞』は旬刊である。毎月、5日・15日・25日付の各号が発行され郵送されてくる。最新の2月15日号が届いた。通算で1975号になる。その持続性に脱帽するしかない。

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「香港立法議員資格剥奪」と、「学術会議会員任命拒否」と。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月12日) 昨夜(11月11日)の時事配信記事のタイトルが、「中国、『忠誠』なき議員を排除 香港民主派は抗議の辞職表明」である。権力がその本性を剥き出しに、権力に抵抗する者の排除を断行したのだ。中華人民共

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歴史を歪め改憲を指向する「育鵬社版『歴史』『公民』教科書」の採択を許すな

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月10日) 注目の4年に1度の教科書採択、いま真っ盛りである。注目される理由は、これが日本の民主化度のバロメータであるからだ。残念なことに、このバロメータの指し示すところが最近芳しくない。歴史修正主義や国家

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「検察庁法改正案」(検察人事介入法案)への抗議を貶めようという人々

著者: 澤藤統一郎

先日、今年の流行語大賞候補には滅入る言葉ばかりと愚痴ったが、必ずしもそうでもなさそうだ。「Twiterデモ」や、「巣ごもりデモクラシー」などには、勇気づけられる。アベ政権とその応援団だけの天下ではない。いや、今やアベ政治

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護憲団体と改憲・自民党が“草の根”の対決へ  両陣営とも世論の喚起に躍起

著者: 岩垂 弘

 護憲団体が結集する「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が、新しい署名運動を始めた。新署名のタイトルは「安倍9条改憲NO! 改憲発議に反対する全国緊急署名」で、東京で2月6日に開いた署名スタート集会には市民や野党代表

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60年前の伊達判決に、独立した裁判官像を見る。

著者: 澤藤統一郎

60年前の今日、1960年1月19日に「新」日米安保条約が調印された。この条約批准に反対する国民的大運動が「安保闘争」である。高揚した国民運動に岸信介政権と自民党は議会の数の力で対抗した。 5月19日衆議院での会期延長強

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「鹿地亘、拉致監禁事件」を語る生き証人 ― 山田善二郎さん

著者: 澤藤統一郎

昨日(12月28日)の東京新聞を開いて驚いた。23面「あの人に迫る」という欄に、大きな山田善二郎さんのインタビュー記事。「『鹿地亘事件』生き証人」として,大いに語っている。しかも、昔話ではなく、今につながる警告が語られて

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護憲派と保守派の会話の機会を歓迎する。

著者: 澤藤統一郎

文京区民センターにはよく出かける。市民団体が主催する多彩な催し物があって、私は、ここを気取りのない市民運動のメッカだと思い込んでいた。 ところが、後から教えられたがこんなツィッターが出回っていたそうだ。 「ジョン・レノン

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参院選を、年金・税制一新の市民革命の機会に。

著者: 澤藤統一郎

第25回参院選をちょうど1週間の後に控えての7月14日、フランスの革命記念日である。230年前のこの日、民衆がバスチーユを攻撃した。ルイ16世は側近から、「陛下、これは暴動ではありません、革命でございます」と聞かされたと

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大いに語ろう、消費税と年金のこと。参院選に勝抜いて改憲を阻止するために。

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月26日)、第198通常国会が150日の会期を終えて閉会となった。既に7月4日公示・同月21日投開票の参院選挙日程が確定している。いよいよ、日本国憲法の命運を左右する選挙戦の到来だ。 この国会会期中、改憲審議は1

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戦争は絶対に厭だ。われら庶民、儲けと権力欲の「戦争屋」にだまされてなるものか。

著者: 澤藤統一郎

「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」から、『厭戦庶民』の32号と33号が届いた。小さなパンフだが、とても面白い。充実している。肩肘張らないつぶやきもあれば、肩肘張った論文もある。石川逸子さんの詩もあり、みごとな替え歌もあ

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アベノミクスがもたらした格差・貧困への怒りを投票行動に

著者: 澤藤統一郎

参院選が近い。総選挙との同日ダブル選はなくなった模様。 政権としては、「どうせこのままでは支持率はジリ貧。すこしでも勝てる見込みがあれば、今のうちにダブル選挙」だったであろうが、そこまで踏み切れなかったということだ。6月

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「5・18光州」「6・4天安門」と、そして「6・9香港」と。

著者: 澤藤統一郎

1980年5月の光州でも、1989年6月の北京でも、民主化を求める大規模な市民・学生が広場に結集した。が、権力はその訴えに耳を貸そうとすることなく、戒厳令をもって民衆に対峙した。その上で、軍は「暴徒」と刻印された無防備な

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どうして? いつのまに、日本が民主主義後進国に?

著者: 澤藤統一郎

デモとストとは、民主主義社会の健全性をはかるバロメータである。デモは政治的言論の自由を象徴し、ストライキは経済的要求活動の活性度を表す。デモもなくストもない社会は、抑圧された社会であるか、 活力を失って零落しつつある社会

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ちょっと良い話 - 「本郷・湯島九条の会」街宣活動で

著者: 澤藤統一郎

本日、お午過ぎ。恒例になった「本郷・湯島九条の会」の街頭宣伝行動。雨もようのなか、「9条改憲問題」と「天皇代替わり問題」と。参加者は少なかったが、とても励まされる「ちょっと良い話」があった。 下記が、世話役の石井彰さんか

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