57 円地文子のやさしい言葉 フジバカマは秋の七草の1つだ。はじめて見る草である。華やかなものではない。藤色だ。近所のあづえさんが持ってきてくれた。小さい房がいっぱい垂れている。花瓶にいければ甘い香りがする。あづえさん
本文を読む平林たい子の執筆一覧
リハビリ日記Ⅴ 55 56
著者: 阿部浪子55 平林たい子の独立独歩 リハビリ教室の送迎車が小道を行く。この辺りは、幼少時代は一面田んぼだった。今は変貌して小ぢんまりした家、家が並んでいる。ある家の庭に咲いた、白いアオイの花。さわやかだ。子どもたちは田んぼに下り
本文を読むリハビリ日記Ⅳ 23 24
著者: 阿部浪子23 平林たい子の傑作 新座中央通りも、新緑の季節をむかえているだろう。小説家、堀辰雄もめでた、白いコブシの花たち。清楚な姿が目にうかんでくる。志木駅前から新座市役所へつづく20メートル通りが新設されたときから、わたし
本文を読むリハビリ日記Ⅳ ①②
著者: 阿部浪子①平林たい子の「直す権利」 家電店の花壇にスミレの花がいっぱい咲いている。ファミリーマートで豆大福と「日刊ゲンダイ」を購入した帰り道、わたしは、その可憐な姿にちょっぴり興奮したのだった。でも、なんだか、花の紫色がうすい
本文を読む