さらさらした季節を迎える 5月下旬、コルメラ地方に大雨が発生し、500棟以上の住民が避難する事態になりましたが、東チモールはおおむね雨の日がめっきり少なくなり、じめじめ感のない湿気の低いさらさらした天候にいま恵まれていま
本文を読む東チモールの執筆一覧
青山森人の東チモールだより…要人が容疑者となった二つの裁判
著者: 青山森人控訴裁判所、いきなり無罪放免を告げる 連立与党・民主党の主要幹部・アントニオ=ダ=コンセイサン、通称〝カロハン〟(以下、カロハン)が去年12月12日、ラモス=オルタ大統領によってインドネシア駐在の東チモール大使に任命され
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝!「独立回復」22周年記念、安心な医療サービスを国民に
著者: 青山森人国旗の飾りが少ない 今年も「5月20日」がやって来ました。1975年11月28日、フレテリン(東チモール独立革命戦線)による独立宣言を国際社会の大半が無視してから26年と半年の時を経て2002年5月20日、国際社会が難癖
本文を読む青山森人の東チモールだより…デング熱との闘いの季節がやって来た
著者: 青山森人雨季の始まり 10月の初め、部屋の湿度が70%を超えるという異様なジメジメ感を強烈に覚えた日が一度だけありました。このときいよいよ雨季の始まりかと覚悟しましたが、その日を除いておおむねカラリとした湿気の低い快適な日々を過
本文を読む青山森人の東チモールだより…祝! 48年目の「独立宣言の日」
著者: 青山森人独立宣言から48年目 1975年11月28日、迫りくるインドネシア軍の大侵略を前にして、フレテリン(東チモール独立革命戦線)が「東チモール民主共和国」の独立を宣言しました。しかし1975年12月7日、インドネシア軍はアメ
本文を読む青山森人の東チモールだより…泥沼化する与野党対立
著者: 青山森人首相の〝怒りの琴線〟に触れた大統領 ある程度予想されたことですが、大統領の治安に関する顧問である元PNTL(東チモール国家警察)長官ロンギニョス=モンテイロが自宅に武器を不法に隠し持っていた件(東チモールだより 第481
本文を読む青山森人の東チモールだより…東チモールを侵略した日本は戦後補償をせよ
著者: 青山森人歴史を直視しない日本 今年もまた「2月20日」がやって来ました。「2月20日」は、日本軍が東チモールの侵略を開始した日として東チモールの歴史に刻印されています。 日本時間1941年12月8日、日本軍が真珠湾を攻撃したのち
本文を読む青山森人の東チモールだより…法の番人だった人物が武器の不法所持とはこれいかに
著者: 青山森人大量の武器が個人宅から発見 先月1月の16日(月曜日)のこと、リキサ地方にある或る個人宅から、ピストル1挺と、鳥撃ち用の小銃3挺そして銃弾が2千発以上、さらに様々な武器装備品など半端ではない分量の武器が合同部隊によって発
本文を読む青山森人の東チモールだより…大統領よ、責任感を抱け!
著者: 青山森人祝!FALINTIL創設47周年記念 2022年8月20日、FALINTIL(東チモール民族解放軍、ファリンテル)の創設(1975年8月20日)47周年を迎えました。 現在の東チモール民主共和国の国軍はF-FDTLという
本文を読む青山森人の東チモールだより…海外にいる東チモール人の問題
著者: 青山森人イギリスで衝突する東チモール人 先月、新聞『東チモールの声』(2022年7月27日)に、「悲しい、イギリスにいる東チモール人が殺し合い」という見出しの記事が載りました。この記事は、7月26日にFONGTIL(東チモールN
本文を読む青山森人の東チモールだより…心の癒しに歩き出せ
著者: 青山森人感染を抑えるも、オミクロン株に警戒 1975年11月28日、フレテリン(FRETILIN、東チモール独立革命戦線)が独立宣言をし、12月7日、アメリカの”ゴーサイン”をもらったインドネシアのスハルト大統領は東チモールの全
本文を読む青山森人の東チモールだより…「サンタクルスの虐殺」から30年
著者: 青山森人サンタクルス墓地、1991年11月12日 1991年9月、インドネシアによる軍事支配下にあった東チモールにポルトガル(ポルトガルも国連もポルトガルは東チモールの施政国と主張しつづけ、オーストラリアを除いてはこの主張に異議
本文を読む青山森人の東チモールだより 第366号(2018年3月16日) - 領海画定条約は締結したが、パイプラインの行き先は未決定 -
著者: 青山森人「国連海洋法条約」に基づく領海画定条約の締結 長い間、チモール海を挟んで向きあう二つの国・東チモールとオーストラリアの対立の種となっていた領海画定に決着がつきました。これら両国は領海(国境)画定にかんして達した基本合意に
本文を読む青山森人の東チモールだより 第365号(2018年2月12日) - シャナナ連立政権の爪痕 -
著者: 青山森人選挙は5月12日に ル=オロ大統領は、少数野党と多数野党によって袋小路にはまってしまった政局を打開するため、国会を解散して前倒し選挙を実施すると1月26日に発表しました(報道によればこの1月26日が国会解散日となるようだ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第364号(2018年1月30日) - 大統領の選択、それは選挙 -
著者: 青山森人国会を解散、そして前倒し選挙へ フランシスコ=グテレス=ル=オロ大統領は、1月26日、袋小路に迷い込んだ政局から脱するため国会を解散し、「民主主義と民主主義国家の権利を強化するため、前倒し選挙をおこない、国民のみなさん
本文を読む青山森人の東チモールだより 第363号(2018年1月24日) - 少数政権、二月初旬までの命か -
著者: 青山森人東チモール国会、膠着から空白へ クリスマス・年末年始の休暇が過ぎ、“仕事始め”の東チモール国会の動きが注目されましたが、動きはありませんでした。東チモール国会は去年11月末ごろから、政府不信任案の審議または政府による「
本文を読む青山森人の東チモールだより 第342号(2017年2月16日)
著者: 青山森人母語導入への根強い反発 国会議員、授業での母語使用に反対 初等教育における試験的な母語導入の準備が2011年から始まり、2013年から3つの地方自治体(マナトト、ラウテン、飛び地のオイクシ)で実施に移され、去年(2016
本文を読む青山森人の東チモールだより 第341号(2017年2月3日)
著者: 青山森人XG[司法制度を非難] vs. TMR[司法制度を擁護] 公開書簡による攻勢 去年(2016年)12月20日、デリ(Dili、ディリ)地方裁判所によって7年の禁錮刑と4年の禁錮刑をそれぞれ言い渡されたエミリア=ピレスとマ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第340号(2017年1月28日)
著者: 青山森人生涯年金制度の見直し案は大統領府へ 訂正 前号「東チモールだより」(第339号)で、2017年度の一般国家予算額約13憶9000万ドルを、「ポルトガルの通信社『ルザ』の報道によれば(2016年10月14日)、これは201
本文を読む青山森人の東チモールだより 第339号(2017年1月14日)
著者: 青山森人石油依存一本道の危険性 大統領、2017年度予算案を公布 東チモール国会は、2016年12月9日、2017年度一般国家予算案を全会一致で可決しました。総額は約13憶9000万ドルです。2016年度予算総額19億5270万
本文を読む青山森人の東チモールだより 第338号(2016年12月31日)
著者: 青山森人前財務大臣に7年、元保健副大臣に4年の禁錮刑 前閣僚にまたしても有罪判決 国立病院へのベッド購入事業をめぐって閣僚が禁じられている商業行為をしたとして起訴されたエミリア=ピレス前財務大臣とマダレナ=ハンジャン元保健副大
本文を読む青山森人の東チモールだより 第337号(2016年12月23日)
著者: 青山森人東チモールの地方選挙 地方から地方自治体へ 東チモールは、13の「地方」distrito/distritu(ポルトガル語/テトゥン語、以下同様)があり、その「地方」は65の「準地方」sub-distrito/ sub-
本文を読む青山森人の東チモールだより 第336号(2016年12月4日)
著者: 青山森人エミリア=ピレス前財務大臣、裁判からの逃避行 ピレス被告、裁判命令に従わず 国立病院へのベッド購入事業をめぐって閣僚が禁じられている商業行為をしたとして起訴され被告となっているエミリア=ピレス前財務大臣とマダレナ=ハンジ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第335号(2016年11月9日)
著者: 青山森人母語を大切に ジャーナリスト裁判の日程が変更 財務省顧問だったときのルイ=マリア=デ=アラウジョ首相による汚職疑惑として『チモールポスト』紙が1年前の2015年11月10日に報じた記事内容は事実無根だとして、首相が同紙の
本文を読む青山森人の東チモールだより 第334号(2016年10月28日)
著者: 青山森人前大臣と元副大臣に10年の求刑 海上自衛隊護衛艦が東チモールに初寄港 日本の自衛隊の艦船が初めて東チモールに寄港しました。『チモールポスト』(2016年9月28日、電子版)によれば、海上自衛隊護衛艦「ふゆづき」は、9月1
本文を読む青山森人の東チモールだより 第333号(2016年10月6日)
著者: 青山森人ルイ=マリア=デ=アラウジョ首相に起訴取り下げを求める! 「ちきゅう座」読者のみさままへ、 首相に起訴撤回を求める署名活動のご協力のお願い! 「東チモールだより第324号」でも書きましたが、ルイ=マリア=デ=アラウジョ
本文を読む青山森人の東チモールだより 第332号(2016年8月31日)
著者: 青山森人生涯年金の見直し法案、大統領は辞職を覚悟で拒否する構え 厄介な問題 東チモール民主共和国には一筋縄ではいかない厄介な問題があります。解放闘争を戦った人びとの戦後問題です。解放闘争を戦った人びとは、政治家たちが自らに現金と
本文を読む青山森人の東チモールだより 第331号(2016年8月18日)
著者: 青山森人補正追加予算は「資源の呪い」か 3億9070万ドルが一般国家予算に追加 3億9070万ドルの補正追加予算が国会で7月13日、全会一致で可決されました。2016年度の一般国家予算額15億6200万ドルにこの補正予算を追加す
本文を読む青山森人の東チモールだより 第330号(2016年7月16日)
著者: 青山森人開票後の混乱、東チモールは大丈夫か うらやましい接戦の選挙 EU残留か離脱かを決めるイギリス国民投票の結果の余韻がまだ残るなかで、日本の参議院選挙が10日におこなわれましたが、日本の選挙とEU離脱を決めたイギリスの国民
本文を読む青山森人の東チモールだより 第329号(2016年7月5日)
著者: 青山森人自分の心を表現する イギリスの東チモール人労働者はポルトガル国籍をもつ イギリスのEU離脱が決まったことについて東チモールの新聞も報じています。それによるとイギリスで働く東チモール人はポルトガルのパスポートを使用しポルト
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