第五福竜丸の執筆一覧

この船をつくろう~船大工 匠の技 - 第五福竜丸建造70年記念特別展 -

著者: リベラル21

 東京・夢の島の都立第五福竜丸展示館に展示されているマグロ漁船「第五福竜丸」は、1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で放射性降下物の「死の灰」を浴びた木造船です。この木造船が和歌山県串本町古座で

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改めてこの船の航跡に注目しよう - 第五福竜丸建造から70年 -

著者: 岩垂 弘

 東京・夢の島の一角に立つ「都立第五福竜丸展示館」を久しぶりに訪れた。毎年、「ビキニ・デー」の3月1日が近づくと、この展示館を訪ねてみようかという気持ちになるが、今年は、ここに展示されている船・第五福竜丸が建造から70年

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「第五福竜丸を世界遺産に」の声も - 開館40周年を迎えた展示館 -

著者: 岩垂 弘

 東京駅からJR京葉線に乗る。数分で四つ目の駅、新木場に着く。駅舎を出ると、北に向かって車道が延びる。明治通りだ。その歩道を数分歩くと、右手の木立の中に、本をやや開いて立てたような形をした、焦げ茶色の建物が見えてくる。都

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ビキニ被災事件の証人・見崎吉男さん逝く - 反核と憲法擁護を訴え続ける -

著者: 岩垂 弘

 20世紀に起きた世界的大事件の一つ、ビキニ被災事件の証人である見崎吉男(みさき・よしお)さん=静岡県焼津市=が肺炎で3月17日に亡くなった。90歳だった。米国の水爆実験に巻き込まれるという波瀾万丈の一生だったが、それで

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3・1ビキニ記念のつどい2016 - 太平洋核実験・被ばく船員を追って -

著者: リベラル21

太平洋核実験70年…… 1954年3月1日のビキニ水爆実験ブラボーで第五福竜丸が被ばくし、広範囲の海洋が汚染され、漁船が被災しました。 被害の全容を追い求めて30有余年にわたり、さまざまな取り組みが行われてきました。 い

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連続市民講座 ビキニ水爆被災事件・第五福竜丸被ばく60年 「いま水爆の時代を問う」

著者: 安田和也

■第一回「第五福竜丸被ばく・ビキニ事件をたどる その国内的影響」 4月20日(日) 午後1時~5時 会場 明治学院大学 白金校舎・国際会議場 資料代 500円 定員100人 証言 岡野眞治(俊鶻丸乗船の研究者) 証言 池

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今こそ教訓を胸に刻みたい -3月1日はビキニ被災事件から60年-

著者: 岩垂 弘

 3月1日は「ビキニ・デー」である。いまでは「ビキニ・デー」といっても、何のことか分からない人が多いだろうが、1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で米国がおこなった水爆実験で、静岡県焼津港所属のマグロ漁船「第五福竜丸」

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忘却の民となった日本人 -3・1ビキニデーを前に考える -

著者: 岩垂 弘

 2月初めのことだ。東京へ出かける時に利用する西武池袋線ひばりヶ丘駅の改札口の手前で足が止まった。かたわらの無料雑誌棚に、ビキニ水爆実験で被災した「第五福竜丸」の写真を表紙にあしらった雑誌が置かれていたからだ。それは、広

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福竜丸平和協会に「焼津平和賞」 -背景に焼津市民の意識変化か-

著者: 岩垂 弘

 わが日本は、政治、外交、経済、福祉、教育など基幹的な面で「劣化」や「退化」が進んでいるのではないか。そう思わせる出来事が跡を絶たない。まさに暗い気持ちになることが多すぎるが、「それでも、世の中、少しずつ進んでいる面もあ

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お粗末だった「ビキニ環礁世界遺産」報道  -肝心なことを書かない各紙-

著者: 岩垂 弘

 マスコミ界には「8月ジャーナリズム」という用語がある。いわば業界用語の一つだが、毎年、8月になると、新聞やテレビなどマスメディアが競って「戦争特集」を組み、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴えることから生まれた用語だ。8月は

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