デリバティブへの感謝 私自身の人生は、「デリバティブ(金融派生商品)」とともにあったものと感じているが、実際に、「1980年代初頭」から「現在」まで、「40年近くも、この問題に悩まされ続けてきた」という状況だったからであ
本文を読む貨幣の執筆一覧
<近代の超克>論を刺戟する交換論―清家竜介著『交換と主体化』(御茶の水書房、2011年刊)書評
著者: 石塚正英1.問題の所在 社会において交換が成立するには、交換主体のほか、必ず媒体が必要である。それは、先史社会や野生社会ではフェティシュなど聖なる存在であり、有史社会や文明社会では貨幣である。貨幣が用いられず何の媒体も介在しない
本文を読む本間宗究「ちきゅうブッタ斬り」(6)
著者: 本間宗究米国債の格下げ 8月5日に、S&P社が米国債の格下げを行った。そして、米国債は、歴史上初めて、「AAA」という最上級のランクを失ったが、この後に起きたことは、きわめて奇妙なことだった。つまり、「格下げされた国債の
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